Road to Suzuka NAGOYAの集合場所・ランチ会場はリストランテ エスト。名古屋が誇るイタリア料理の名店です。
リストランテ エストのオーナーでもあり、フェラーリコレクターとして名高い平松潤一郎氏ホストの元、フェラーリオーナー約20組と、そして平松氏の招待でイタリアのプレミアムミニカー製造メーカー、MRcollectionのEgidio Reali氏、そして通訳兼コーディネーターの野口祐子さんもここで合流しました。野口さんは2月のカーくるイタリア取材の際に初めてお会いして、その後も冊子
「心」などを通じて交流がありましたが、ここに来ることは知らされていなかったのでサプライズ的な嬉しさでの再会となりました。
エストでいただいた料理の数々は新鮮で良い食材を使い、本場イタリアの味を色濃く残しながら、シェフの技で日本の繊細な味わいと盛り付けによる絶妙な構成がされており、前菜から始まり、パスタ二種類、メイン、ドルチェ、カッフェと、これ以上なく贅沢なランチでした。
ランチ会場では平松氏とEgidio Reali氏、野口さんとご一緒させていただき、美味しいランチをいただきながらのインタビューとなりました。
MRcollectionはフェラーリ社の正規ライセンシーを受けたミニカー製造メーカーであり、ヴィンテージモデルから最新モデル、コンセプトカーやワンオフモデルなど、ありとあらゆるモデルの43分の1と18分の1を製作しています。
オーダーメードでの製造も出来るとのこと。「日本のオーナーさんのためにまったく同じ仕様の特別な1台も作るよ!」などの嬉しいお話や「CAD/CAMデータをそのまま造形しても良いものはできない。最後は人の手による仕上げが無ければ良い作品は出来ない。」という、ハンドメイドメーカーならではのノウハウと拘りを聞くことが出来、大変興味深く、これからMRcollectionを見る時にはちょっと違った目で見ることができそうな編集部でした。
エストの隣りにある、アウトガレリア ルーチェではポルシェの展示イベント「The Glory of Porsche」が開催中でした。
Egidio Reali氏も興味があるとのことで、食事後に平松氏のアテンドで見学されました。
ルーチェの見学が終わり、いよいよ鈴鹿に向けて出発です。未来のオーナーも準備に余念がありません!?
参加車両は「Road to Suzuka」のステッカーを貼っていますので、すぐにわかります。フェラーリ約20台での大ツーリングの開始です。
編集部の乗った458spiderは名古屋高速~東名阪を白の458spiderと赤のカルフォルニアのオーナーさんとランデブー走行を楽しみながらのドライブ。時折前後を入れ替わりながらのゆったりしたドライブで、こういう車はサーキットで運転する以外は流して乗るものなのだ実感したひとときでした。
伊勢湾岸からの合流での光景。示し合わせたかのようにフェラーリの大群が合流してきました。
まさに
Road to Suzuka!神的光景に鳥肌が立った瞬間でした。
その後、御在所SAで休憩した時もオーナーさん同士で少し興奮気味に話されているのを見て、ああ、このイベントに参加されるフェラーリオーナー達は、本当にフェラーリが大好きな人達の集まりなんだなあと嬉しくなりました。
Road to suzukaに参加されたフェラーリオーナーの皆さんは紳士的でフレンドリーな方ばかりで、夜のパーティーを含め、終始和気あいあいな、アットホームな雰囲気で、編集部もとても心地よく楽しく過ごすことが出来ました。
そして鈴鹿サーキットに到着するとそこはもう夢のフェラーリワールド!
フェラーリの群れが既に集結していました。
右を見て、左を見ても、フェラーリばかり。
2日間あわせて600台以上のフェラーリが集まったとか。
スペシャルなモデルや、思い思いのモディファイのフェラーリなどもあり、駐車場に居るだけで1日過ごせそうな光景でした。
フィアット クライスラー ジャパンも車両を展示。翌日からのイベントに備えて、インポーターの方々も東京からたくさん来ていました。
夜はオーナーさん向けのウェルカムパーティーが開催されました。
MRcollectionのEgidio氏から素敵なプレゼントが贈られるサプライズ企画などもあり、フェラーリの祭典の初日は更けて行ったのでした。オーナーになると、こんなに素敵な夜が待っているんですね。