株式会社マハローでは、光の強度により瞬時にパネル色を変化させ、ドライバーの視界を確保するサンバーザーを販売しております。
このサンバイザーは、既にメディアでも取り上げられており、例えばテレビ東京系列で放映されています
ワールドビジネスサテライトのトレンドたまごのトレたま大賞にもノミネートされました。
カーくる編集部では、その製品に興味をもち取材に行ってまいりました。
このサンバイザーは、既存のサンバイザーに取り付けるだけで簡単に使用できます。
百聞は一見に如かずということで、実際に小生の車に取り付けてその効果を体感してみました。
サンバイザーの縦幅が125~180mm、厚さ20mmまでであれば、簡単に装着できます。
そして、ドライビングポジションに合わせて微調整すればOKです。
このサンバイザーは、ご覧のように透過性のある特殊ガラスが採用されています。
なので、通常のサンバイザーのように、眩しさを避けるため視界を犠牲にすることがほとんどありません。
サンバイザーの角度は、もちろんフレキシブル。
定常的に使用することも可能です。
この日は結構陽射しが強く眩しいくらいでしたが、このサンバイザーを通して見るとこのようにくっきり見えます。
もちろんこの写真はカメラのレンズを通してのものなので、実際の目で感じる視界とは違うところはありますが、かなり眩しさを軽減することはできました。
今度は実際に走行してみました。
高速道路走行での様子です。
眩しさを感じる時にサングラスを使用する方がおられると思いますが、トンネルに入ると逆に暗くなり、安全面のリスクが大きくなります。
また視力が弱いため眼鏡を使用している方は、度付きサングラスを使用するとトンネルで外すこともできず、更にリスクが大きくなる恐れがあります。
このサンバイザーは、光を感じ取るセンサーが付いており、その強度により段階的に特殊ガラスの色を変化させます。
その応答速度は、何と0.2~0.5秒!
瞬時に色が変化します。
調光レンズのサングラスもありますが、こんなに早く変化はしません。
今度は夜の道路で使用してみました。
夜は対向車のヘッドライトの眩しさで、視界が悪くなる経験をされた方が沢山いると思います。
このサンバイザーを通してみると、対向車のヘッドライトから目を背けることがあまり無く、これなら夜でも活用できそうです。
ただ、課題が無いわけではありません。
いちばんいいのは、既存のサンバイザーと交換できればいいのですが、国土交通省は安全面を理由に交換は許可してくれないとのこと。
(衝突試験など安全面の保証ができないと許可できないらしい)
なので、今はアクセサリーの位置付けだそうですが、事故の未然防止という観点から言えば有効な技術であり、有効な製品だと思います。
この製品は、機会をみてカーくるでも実物をご紹介する予定ですので、乞うご期待を!