2025 WRC第7戦アクロポリス・ラリーギリシャ が開催された。
パンクやトラブルが相次ぐ展開の中、ヒョンデのオィット・タナックが今シーズン初優勝。
開幕から続くトヨタの連勝を6で止めてみせた。
©Jaanus Ree / Red Bull Content Pool
本格的な競技開始となるデイ2は6本のSSが設定され、再走ステージは1本。
しかも途中のサービスが無い過酷な日となった。
数多くの選手がタイヤトラブルで脱落していく中、ヒョンデ勢がワンツーでこの日を締めくくった。
デイ3ではブレーキトラブルによるオーバーランでロバンぺラがデイリタイア。勝田もコースオフによりデイリタイアと悔しい結果となった。
そんな中、優勝争いはヒョンデのタナックとトヨタのオジエの一騎打ちの状態で最終日を迎える結果となった。
43秒差で迎えた最終日。この日は4本のSSが設定され、優勝争いを展開するタナックとオジエが後続を寄せ付けない圧巻の走りでラリーを進めていく。タナックは大きくリードをした状態で最終パワーステージを5位で走り切り今シーズン初優勝を達成した。
そして、日曜日の結果のみで行われるスーパーサンデーもタナックとオジエの一騎打ちとなり、こちらは終盤のSSで連続トップタイムをマークしたトヨタのオジエが制している。
次戦は2023年以来の開催となる今回優勝したタナックの母国、エストニア。
7月17日〜20日の日程で開催される。
©Jaanus Ree / Red Bull Content Pool
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