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witten by 美あんこ
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走りの聖地ターンパイク箱根で行なわれた”BRP Can-Am Spyder”の試乗会に参加してきました。
今年の4月に大磯ロングビーチにて開催された”JAIA 輸入二輪車試乗会”でも会場内を少し試乗しましたが、今回はターンパイクにて思いっきり試乗してきました。
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BRP(ボンバルディア・レクリエーショナルプロダクツ)というメーカー、ご存知ない方も少なくないと思いますが、雪上・水上・陸上など様々なフィールドで活躍する車両を製造しているカナダの企業。ちなみスノーモービルは”Ski‐Doo”、水上バイクは”Sea-Doo”、そして陸上車両は”Can-Am”というブランド名で展開している。

今回試乗したCan-Am Spyderは、前2輪、後1輪という独特なレイアウトの3輪車両。
シートにまたがりバーハンドルで操るライディングスタイルは2輪のそれに近いものがあるが、そのフィールは2輪でもない4輪でもない、新しい刺激に満ちていた。
Spyderには、パッセンジャーとのロングライドも快適に楽しめるラグジュアリー仕様の"RT"と、よりダイナミックでスポーティーな走りを楽しめる"F3"がある。

3輪のSpyderならではの特徴
・普通自動車免許で乗れる。(セミAT仕様のSpyderならAT限定免許でもOK)
・2輪と違い転倒の心配もないのでタンデム走行等も安心してこなせる。
・ヘルメットの着用義務はない(ただし安全上ヘルメットの装着を推奨)
・車庫証明は不要。etc
見た目からは想像できないが意外とハードルは低い。


何にも似ていない特徴的なエクステリアデザイン
その特殊なレイアウトゆえに、外観は独特な雰囲気を醸し出している。
"RT"は大型のウィンドスクリーンやバックシートが備わるため一見して大型の2輪のように見えるが、独特なフロントフェイスはやはりSpyderならでは。
"F3"は低く構えた爬虫類を思わせるようなスタイルは、エクステリア同様他では味わえない走りを予感させる。
カラーリングの選択によってはフレーム及びサスペンションアームがオレンジ塗装となり存在感を際立たせている。
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パワフル&イージーなパワートレイン
"RT"、"F3"共にRotax製の1330cc直列3気筒エンジン(115ps/7250rpm、130Nm/5000rpm)が搭載されている。
このエンジン、とにかく低回転からトルクフルで回転を上げずともスルスルと加速していき、気付けば結構な速度に達している。相対的に高回転域での伸びや回転フィールはそれなりに感じられてしまうが、普段その領域を使うことはあまり無いだろう。
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トランスミッションは6段+リバースのセミオートマチックとなる。発進時に若干のラグが感じられたが、何度か発進を繰り返せばすぐに感覚が掴め、その後は意識することなく運転できた。変速に関しては当然クラッチ操作などはなく、左手のグリップにあるパドルを親指(シフトアップ)人差し指(シフトダウン)で操作するだけ。変速時にアクセルを戻す必要もなく非常にイージー&スムースなシフトチェンジが可能だった。
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ブレーキは右足にあるペダル1本で3輪に最適な制動力をかけてくれ、そのフィールは初期制動での唐突なところもなく自然なフィール。4輪のようにシートベルトとシートで体を固定していないので、ブレーキフィールは重要だ。ちなみにブレーキは前4ピストン、後シングルピストンのブレンボキャリパーを装備している。
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味わったことのないコーナリングフィール
Spyderの乗り味で一番の特徴と言えば、やはり独特なコーナリングフィールだろう。
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ライディングポジションは2輪に近いので、コーナーに差しかかるとついイン側に体を傾け荷重移動をしながらコーナリングしようとしてしまう。フロントは4輪と同様なので、当然だが荷重移動ではなくハンドルを切らなければ曲がっていかない。実は試乗前にもインストラクターの方から説明は受けていたのだが、実際に乗るとやはりやってしまった。速度が上がるほど緊張感が増して"手アンダー"よろしくハンドルの切れ角が足りずアウト側のガードレールが近づいてくる。コーナリングフィールは4輪に近いのにライディングポジションやハンドルは2輪と…頭では分かっているが、なかなか体が慣れない。さらにコーナリング中にかかる荷重がフロントはアウト側のタイヤ、リアはセンターと荷重軸が斜めとなっている点も操舵感覚を迷わせた。
最初はこれはなかなか手強い乗り物だなと感じていたが、何度かコーナーを抜けるうちに「どうすればうまくコーナリングできるのか?」とSpyderとの対話を自問自答しながら楽しんでいる自分がいた。
結局スキルのない自分には試乗時間内に乗りこなすヒントすら得られないままだったが、久しぶりに未知の乗り物、新しいライディングフィールに出会えた喜びを味わえた。


セーフティーデバイス
こんな外観のなのでセーフティデバイスなんて…と思ったら大間違い。
車両安定システム(VSS)ということで、”スタビリティコントロールシステム”、”アンチロックブレーキシステム”、”トラクションコントロールシステム”が備わり、さらに車両安定システム(ビークルスタビリティシステムVSS)にてそれらを統合的に制御している。2輪同様に体がむき出しになっている乗り物ゆえ、想定外のリスクへの備えに抜かりはない。


それぞれの特徴に沿ったユーティリティ
ロングライドやタンデムも想定する"RT"に関しては、フロントカウル下部、リアのセンター及びサイド部にもラゲッジスペースが備わり、トータル155Lのスペースを確保。二人旅なら2~3日分、一人旅なら一週間分程度の荷物が収納できる容量だ。
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走りを追求する"F3"に関しては、必要最低限でフロントカウル下部の24.4Lのラゲッジスペースが備わるのみ。実質的にはヘルメットの収納場所か。その代わりと言ってなんだが、"F3"には”UFit”と呼ばれるライディングポジション調整機能が備わり、ハンドル、ステップを体型や好みに合わせた位置に調整できる。
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快適装備については、特に"RT"を中心にかなり充実している。
・電子クルーズコントロール("F3"と"RT"のそれぞれ一部のグレード)
・ipod接続ケーブル付FMオーディイオシステム("RT"全車)
・アジャスタブル電動ウィンドシールド("RT"全車)
・ドライバー用グリップヒーター("RT"全車)
・アジャスタブルリアエアサスペンション("RT"の一部グレード)
・パッセンジャー用グリップヒーター("RT"の一部グレード)
特に"RT"の電動ウィンドシールドは直接当たる風をかなり低減してくれるため、ロングライドには必須と感じた。
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Spyderのように最新の電子デバイスを備えつつもダイレクトでワイルドな乗り味を体現し、新しい楽しさやワクワク感を味わえる乗り物はそう多くはない。
2輪には乗ってみたいけど免許の取得や転倒の不安などで二の足を踏んでいる方はもちろん、飼い慣らされた現代の4車や2輪には魅力を感じなくなってしまった方にもSpyderを”乗りこなす楽しさ”を是非味わって頂きたい。
BRP JAPANでは各地で展示会やオーナーズミーティングを行っているとのこと。興味のある方はまずは参加して実物に触れてみてはどうだろうか。

< Can-Am Spyder >

  Spyder RT Spyder F3
希望小売価格
(税込)
2,338,200 円
~ 3,088,800 円
1,998,000 円
~ 2,322,000 円
乗車定員 2 2
全長×全幅×全高 2,667×1,572×1,510 mm 2,642×1,497×1,099 mm
ホイールベース 1,714 mm 1,709 mm
シート高 772 mm 675 mm
車両重量(乾燥重量) 459 kg 386 kg
エンジン Rotax1330 直列3気筒
総排気量 1330 cc
最高出力 85.8 kw(115ps)/7250 rpm
最大トルク 130 Nm/5000 rpm
トランスミッション 6速マニュアル、6速セミオートマチック(共に後退ギア付き)
燃料タンク 25.5 L 27 L

BRP JAPAN 公式ホームページ:http://www.brp-jp.com/
BRP CAN-AM SPYDER 製品ホームページ:http://jp.brp.com/spyder/
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September 3,2015 Thu    試乗インプレッション  



witten by い~さん
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『その身に宿るのは、創設者カルロ・アバルトの不屈の情熱。ABARTH 695 BIPOSTO。アバルトらしさを追求すれば、このフラッグシップモデルの誕生は必然。』

そんなキャッチフレーズでABARTHのホームページに紹介されているのはABARTHのトップエンドモデル 695 BIPOSTO

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2014年3月にジュネーブでワールドプレミアされ、世界中のABARTHフリークを熱狂させた注目のHOTモデルだ。

カルロ・アバルトが生み出したオリジナル『695』のデビュー50周年を記念し、「歴代アバルトで最速」をコンセプトに開発された695 BIPOSTOに搭載されるエンジンは、1.4リットル直列4気筒DOHC インタークーラー付ターボ。最大出力はアバルトの公道仕様としては、史上最強の190psを叩き出す。
車重は997kg。パワーウェイトレシオは5.2kg/ps、0-100km/Hも5.9秒と驚くべきハイスペックとなっている。

アバルトによると、これらの数値はカテゴリーで最も優れたスペックとの事。

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そんな ABARTH 695 BIPOSTOの国内一大イベントキャラバンが全国で展開中だ。

今回、カーくる編集部はABARTH名古屋天白で開催された695 BIPOSTO CARAVAN へお邪魔した。

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ABARTH名古屋天白はFIAT・ALFAROMEOと共に開設された最新のCIに適合した名古屋市内で二店舗目の新しいABARTHディーラーだ。

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通常は展示車両が置かれるショールーム内にイベント会場が設営されており、白を基調としたスタイリッシュな会場にはBIPOSTOとアセットコルセが。

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BIPOSTO CARAVANは、実車を眺めながらレーシングドライバーやモータージャーナリストのトークショーを楽しむ事が出来るのが魅力のイベントだ。

今回のスペシャルトークショーのゲストはモータージャーナリストの嶋田智之さんとABARTHのブランドスペシャリスト 宮澤氏だ。

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トークショーでは、お二人から695 BIPOSTO の魅力が分かりやすく伝えられた。

宮澤氏
「695 BIPOSTOは国内在庫が希少な為、皆さんに試乗して頂く事が出来ません。なので、すでにBIPOSTOを試乗されたモータージャーナリストの嶋田さんにトークショーをお願いして、皆さんに魅力を伝えて頂きたいと思います。」

嶋田氏
「男の子が車でやりたいと思っていることのすべてが出来るのがABARTH。ABARTHって、どういじって足しても引いても、『これってイイよね!』と思えるんだよね。」


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宮澤氏
「嶋田さんはBIPOSTOを本国イタリアと国内で試乗されていますが如何でしたか?」


嶋田氏
「BIPOSTOは見た目ほど乗りにくくなくて、すごく乗りやすいんだよね。足回りが本当に良く出来ていて、良い仕事をしてる。BIPOSTOは何にでも使えちゃうフレキシブルさを持っていて、日曜日はサーキットへ、月曜日はビジネスへっていうのもアリだよね。」


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予想以上に盛り上がったトークショーは1時間の制限時間いっぱい行われた。

まだまだ話し足りなさそうな嶋田さん、放っておいたらどこまでもBIPOSTOの魅力をしゃべり続けてくれそうだったが・・・。

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トークショーの後はBIPOSTOとアセットコルセを囲み、気軽に嶋田さんに質問をして細かいディテールを伺えたのと同時に、フォトセッションの時間となった。

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BIPOSTO CRAVANに参加されたABARTHフリークな皆さんは、BIPOSTOの細かいディテールを確認するように観察していた。

また、嶋田さんにも細かな部分を質問される参加者の方も多くいた。

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そしてこの日、イベント会場を盛り上げる出展者も会場に多数のアイテムを用意していた。

ABARTHグッズショップ

イタリア食材・雑貨のポルタロッサ

ABARTHのアフターパーツを多数リリースするASSO INTERNATIONAL

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ABARTH 695 BIPOSTOの魅力、そして何よりもABARTHブランドのすばらしさの伝道師 嶋田さんと宮沢さんのスペシャルトークショーはあっと言う間に終わってしまった。

心に残ったのはBIPOSTOへの興味と、試してみたい!と思う強い願いだった。

しかし、これだけのスペシャルモデルの695 BIPOSTOはそれなりに高嶺の花の価格設定となっている。

手に入れられるのはごく一部の方になってしまいそうだ。

ABARTH 695 BIPOSTO 標準仕様 : 5,994,000円【税込】

ABARTH 695 BIPOSTO フルスペック仕様 : 8,456,400【税込】

ABARTH 695 BIPOSTO の詳細はメーカーサイトにて:http://www.abarth.jp/695biposto/


【ABARTH 695 BIPOSTO CARABAN 】
ABARTH 695 BIPOSTO が、全国のショールームに登場。
実車を眺めながら、その魅力を語るトークセッションを同時に開催し、そのゲストは、BIPOSTOの乗り味を知るモータージャーナリストやレーシングドライバー。
2015年9月末まで全国のABARTHディーラーにて開催中。
開催スケジュールと参加予約はメーカーサイトにて:http://www.abarth.jp/bipostocaravan/

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August 30,2015 Sun    イベント取材  



witten by 美あんこ
世界中
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パワートレインの一新と前後のライトを一部変更したシトロエン C4。
9月11日(金)の発売に先立って行なわれた試乗会にカーくる編集部も参加してきました。
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今回の変更のハイライトはパワートレイン。
旧型は1.6L直列4気筒ターボ(156ps、240Nm)+6速EGS(シングルクラッチセミオートマチック)の組合せでしたが、新型には「インターナショナル・エンジン・オブザイヤー2015(1.0~1.4リッター部門)」を受賞した、PSAの最新ダウンサイジングターボエンジン、ピュアテック1.2L直列3気筒ターボエンジン(130ps、230Nm)+6速ATを搭載。
この新パワートレーンとアイドリングストップ機能、さらに車両重量が約30kg軽量化したことにより、燃費は旧型の13.5km/Lから16.3km/Lと20%以上向上している。
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今回の試乗会では旧型となった1.6L搭載車も用意され乗り比べができました。
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旧型1.6Lに関しては排気量、パワーともに大きいため絶対的な力強さやターボラグの少ないフラットな特性でエンジン自体は依然として魅力的ですが、やはりシングルクラッチのセミオートマチックトランスミッションEGSはクリープが無いことや発進時・変速時のスムースさに欠け、ベーシックカーに求められる”乗りやすさ”という面では不満を感じることも否めませんでした。(個人的には”運転している感”や”ダイレクト感”があって嫌いではないですが)
新型1.2Lは1.6Lと比べカタログ値でパワーは若干落ちているもののトルクはほとんど変わらず。実際に乗ってみると走り始めの極低回転では若干線の細さは感じるものの、発進してしまえばパワー不足を感じる場面は殆どありません。高速道路の追い越し加速などではアクセルの踏み込み量が大きくなりますが、一旦加速してしまえば流れを維持するのは難しくありません。新型の6ATは非常にスムース且つ絶妙な制御で、1.6に比べ少し大きく感じるターボラグも最小限に収めている印象でした。
また3気筒特有の不快なフィールは皆無で、むしろ軽やかに回る軽快感とさりげないビート感を伴うサウンドが心地よく感じます。
ゆとりのある1.6Lも捨てがたいですが、スムースで必要十分な動力性能に加え燃費や税制面でのコストパフォーマンスの良さを備えた新型パワートレーンのパッケージは非常に魅力的です。

サスペンションの設定に大きな変更はないようですが、グレードによりタイヤサイズが 205 55 R16(セダクション)と 225 45 R17 (セダクション アップグレードパッケージ)の2種類があります。
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今回の試乗車は旧型が205 55 R16、新型が225 45 R17が装着されておりましたので乗り心地が比較できましたが、やはり一回り太いタイヤと大きなホイールを履く”セダクション アップグレードパッケージ”は、硬質でよりスポーティな印象でした。シトロエンらしい乗り心地を重視される方はベーシックモデルの”セダクション”を検討されると良いと思います。

今回唯一引っかかったのはブレーキ特性。個人的な好みもあると思いますが初期制動が強めでいわゆるカックンブレーキに陥りやすい点でしょうか。もう少し自然なフィーリングにしてくれると嬉しいです。

外観の変更点はヘッドライト、リアのコンビネーションランプの内部意匠変更と最小限。
フルモデルチェンジから4年経ったC4ですが、もともとプレーンな外観だったのでそれほど古くなった印象は感じず、今回の小変更でさりげなくモダンになりました。
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内装の意匠には大きな変更点はありませんが、内装色はアイボリーを基調とした旧型からブラックを基調としたものとなった。
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新型C4ピカソや同パワートレインを搭載した同グループのプジョー308の登場などでやや地味な印象となってしまったC4ですが、モダンな外観と最新のパワートレインを手に入れ返り咲きを計る。新世代シトロエンを体感したい方は、まずはスタンダードともいえるこの新型C4を味わってみてはいかがでしょうか。
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【 CITROEN C4 】
ボディーサイズ:全長×全幅×全高=4330×1790×1490mm
ホイールベース:2610mm
車重:1320kg (
1330kg)
駆動方式:FF
エンジン:1.2リッター直列3気筒 DOHC ターボチャージャー
トランスミッション:6段AT
最高出力:96kW (130ps) / 5500rpm
最大トルク:230Nm / 1750rpm
サスペンション:前・マクファーソンストラット 後・トーションビーム
ブレーキ:前・ベンチレーテッドディスク 後・ディスク
乗車定員:5名
JC08モード燃費:16.3km/L

車両本体価格(消費税込み)
C4 Seduction:276万円
C4 Seduction Upgrade Package:296万円

プジョー・シトロエン・ジャポン NEW C4 公式サイト:http://www.citroen.jp/news/2015/newc4.html

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August 26,2015 Wed    試乗インプレッション  



witten by ハクナマタタ
世界中
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 ハイドロ・・・と言えばシトロエンの代名詞のようなものですが、ご存じのように現行のC5で生産は終了。

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その FINAL EDITION に試乗する機会がありましたので、ご報告いたします。

FINAL EDITIONに設定されているのは、セダンとツアラーと呼ばれるステーションワゴン。
今回はそのツアラーに試乗しました。

まずはエクステリアから。

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フロントオーバーハング・デザインによる伸びのある独特なエクステリアデザインは、シトロエンの伝統を継承しながら現代にマッチしています。

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そしてステーションワゴンにもかかわらず、C5ならではのデザインを損ねていないところがシトロンの成せる技のようです。

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ラゲッジスペースは、必要にして十分。
これ一台で、いろいろな用途に適用できそうです。

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インテリアは、シックながらもお洒落なレザーシート。

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ステアリングは、そう、シトロエン伝統のセンターフィックスステアリングを採用。

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実際に試乗に出かけます。
高速道路と一般道を走行しましたが、やはりハイドロ(ハイドラクティブⅢプラス)の乗り心地は秀逸です。
路面の繋ぎ目をしなやかに往なしながら走行する様は、高級車の一員であることを裏付けています。

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SPORTモードにすると、サスペンションは固めになりますが、全くと言って嫌みはありません。
おおよそ他のシトロエンと同等と考えていいレベルかもしれません。

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明るく開放感のあるサンルーフと相まって、ドライブが楽しく感じます。
やはり、シトロエン with ハイドロが心にゆとりをもたらしてくれているようです。

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搭載される、4気筒1.6L DOHCツインスクロールエンジンと6速ATとの相性がいいのは、既に証明されている通り。

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シロトエン C5、残念ながら終焉を迎えていますが、この伝統は必ず次の世代に受け継がれていくことを願ってやみません。 

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【シトロエン C5 公式ホームページ】
http://www.citroen.jp/#/products/c5/


August 11,2015 Feb    試乗インプレッション  



witten by カーくる編集部
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AutoCielさんと言えば一部のシトロエンオーナーさんには既に有名なお店ですが、1周年を迎えたということで先日取材に伺いました。

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名古屋市中川区の閑静な通りにあるお店は、ひと目でそれと分かる外観になっています。
名古屋中心街からのアクセスも良く、駐車スペースもあるのでお仲間連れで来る人もたくさん居るとのこと。

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お店に入るなり玄関部分にシトロエンのエンブレム「ダブル・シェブロン」が刻まれていて、嬉しくなります。
他にも随所に拘りをもって作られているお店の中を、ご紹介していきましょう。

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まず建物の中に入ると「わぁー!」と感嘆してしまうくらい、素敵な空間が広がります。とても無機質な倉庫を改造したものとは思えないくらい、木材をふんだんに使った暖かみのある店内となったいました。
剥き出しの内装と木材を上手に組み合わせてお洒落に仕上げるのはセンスがないと出来ないことですよね。

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お店をオープンした際にお客さまから贈られたという看板がとっても素敵で、お店の中を彩るアイコンになっています。

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取材時はこの2台が鎮座し、売り物でありながら、素敵なお店を構成する一要素として成り立っていました。

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2CVの特徴の一つ、ハンモックシートに初めて座らせていただきましたが、今までどの車でも感じたことのない柔らかい座り心地で車とは思えませんでした。こちらの2CVは50年以上も前の年式とのことでしたが、他に類を見ないデザイン、シンプルな構造、独特の乗り心地、どれをとっても興味深く、多くの人が2CVに惹かれ、乗り続けることの意味が少しだけ分かった気がしました。

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まるでカフェのメニューようなボードには取り扱い中の中古車情報が掲載されていす。

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小物の充実ぶりにも目を見張るものがありました。
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上の3枚の写真はオーナーの片岡さんが自らの嗜好で集めたコレクションの数々。(非売品)

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いずれもセンスの塊のようなものばかりで、シトロエン好き、フランス好き、車好きにはとっても嬉しい場所ですね。実際、沢山のお客様がここで時間を過ごすためだけに訪れるそうです。

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片岡さんご自身はバイクもお好きだとのことで、お店の一画には私物のDUCATIも展示。

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画になりますね。
余談ですが、タイルの向うはお手洗いになっており、実はそこに一番のコストをかけているとのこと。奥様など、お連れの女性がまた来ても良いと思わせる工夫がそこにはありました。
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スロットカーにも造詣が深く、よくAutoCielさんのFacebookで組立などの工程をアップされています。
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オーナーの片岡さん曰く、勤め人だった頃と比べ、確かに大変なことは多いけど、楽しく、心は穏やかだとおっしゃっていました。
好きなものに囲まれて、それが仕事に出来ることの充実感をそこに感じましたし、その雰囲気とお店の居心地の良さに沢山のシトロエン好き、車好きが集まる、まさに大人の秘密基地がそこにはありました。



ぜひ皆さんもいちど遊びに出かけてみてはいかがでしょうか。


INFORMATION
AutoCiel 
愛知県 名古屋市中川区馬手町2丁目10番地

July 27,2015 Mon    未分類  



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PIAA

RG レーシングギア









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