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Motorimoda 名古屋 SUMMERアイテムインフォメーション

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 「ジェームス・ハント・コレクション」

モトーリモーダのラインナップに最高にホットなアイテムが加わりました!

日本でも2014年に「Rush/ラッシュ プライドと友情」という映画が公開となりましたが、その映画で題材となったF1パイロットのニキ・ラウダとジェームス・ハント。皆さんは当然ご存知ですよね?

今回ご紹介するのは、そのジェームス・ハントのアパレルアイテムです。 

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ハントがチャンピオンを決めたのが1976年の第16戦・富士スピードウェイで開催された日本グランプリだったこともあり、日本での人気も高いジェームス・ハント。

モトーリモーダで取扱(正規輸入)を開始した「ジェームス・ハント・レーシング・コレクション」は、そんなジェームス・ハントの最も輝いていた時代をオマージュした公式ライセンスアパレルです。メーカーはオーストリアの「HUNZIKER / フンツィカー」。スイス人アーティスト「ニコラス・フンツィカー」によって設立されたアパレルブランドです。フンツィカーの描くジェームス・ハントのシルクスクリーンを元にしているだけでなく、公式ライセンスブランドとしてオリジナルのアイテムも発表しています。

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今回の取扱いアイテムはTシャツが3モデル、ポロシャツ、ジャケット、キャップがそれぞれ1モデルです。
是非、ジェームス・ハントファンの方、F1ファンの方にはチェックして頂きたいこの夏おススメのアイテムです!

ジェームス・ハント・コレクション:http://www.motorimoda.com/info/2016/05/post_165.html


また、モトーリモーダではこれから迎える暑い夏に向けて揃えるべきアパレルアイテムを数多く取り揃えています

「 Warson Motors / ワーソンモータース」
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スイス生まれの「 Warson Motors / ワーソンモータース」 は バイクやクルマ、そして飛行機といった無類の乗り物好きであった設立メンバーの想いを形に、旧き良きアメリカや華やかで栄光あるレースシーンを厳密に再現しています。

ワーソンモータース:http://www.motorimoda.com/warsonmotors/


「 Gulf / ガルフ」
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レースシーンでこの鮮やかなカラーリングのロゴを見て知られている方も多いでしょう。
1901年にテキサスで産声を上げた「Gulf/ガルフ」は灯油の販売からスタートし、1913年には世界で初めてドライブイン型のサービスステーションの運営を開始したという長い歴史を持ブランドです。ちなみに、1920年代にはオレンジ×ブルーの、現在のロゴと同じカラーリングのロゴを使用していました。
スティーブ・マックイーンが主演した映画『栄光のルマン』では「Heure/ホイヤー」のワッペンとともに「Gulf」ストライプとワッペンがデザインされた真っ白のレーシングスーツを着たマックイーンとGulfカラーのポルシェ917Kが有名になりました。

Gulf:
http://www.motorimoda.com/gulf/


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そしてMotorimoda名古屋の広い店舗内には、ご紹介したアイテム以外にも多くの拘りのアイテムがディスプレイされています。

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2016のサマードライブシーンに新しいアイテムと共に出かけませんか?

是非、皆さんもステキなアイテムを探しにMotorimoda名古屋へ、そしてMotorimoda各店へ行ってみては如何でしょうか。

きっとお気に入りの逸品を見つけることが出来ると思いますよ。

Motorimoda NAGOYA
モトーリモーダ名古屋
〒468-0046
名古屋市天白区古川町86-1F
PHONE:052-891-7700
営業時間:11:00~20:00
定休日:水曜日、第二・第三火曜日、年末年始
アクセス:地下鉄桜通線「野並」駅(4番出口)徒歩3分
東海橋線道路沿い
店舗MAPその他は
こちら
駐車場:店舗前に4台有り
モトーリモーダHP:
http://www.motorimoda.com/
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May 25,2016 Wed    ショップ紹介  



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4月16日の土曜日、名古屋市内の住宅街 天白区にあるMotorimoda NAGOYA(モトーリモーダ 名古屋)にて、2周年記念イベントが開催されました。

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知る人ぞ知るセレクトショップとして、いつもはバイクや車が数台程度停まっている店舗前にはイベント当日のみの特別展示車両 ランボルギーニ アヴェンタドール。

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また、イベントの目玉企画であるDUCATI(ドゥカティ)、TRIUMPH(トライアンフ)の試乗会車両が店舗前に並べられました。

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開店時間を待っていたかのように、11時には多くのライダーが来店して大変な賑わいに。

さすが、コアなファンが多いモトーリモーダさんらしいですね。

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来店された皆さんは、イベントのために集められたアイテムを店内で眺めたり、用意された試乗車で新型バイクを試されたりと、いつもと違うモトーリモーダを楽しまれました。

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試乗に出られるお客様たちは実に楽しそうです。

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お友達同士で来店された方も多く、店舗前は常に人だかりができて大賑わいの状態となりました。

また、この日は来店された方にウェルカムクッキーもプレゼントされました。

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焼き菓子の名店 ビスキュイテリエ グルマンディーズが焼いた特別なクッキーでした。

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特別なイベントとあって、来店されたお客様のバイクには特別なモデルや希少なモデルのバイクも多く、その中には、日本に3台しかないMV AGUSTA

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現存するバイクメーカーでは最古のメーカーとなるRoyal Enfield 

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イベント当日、スペシャル受注会を開催されていたSHINICHIRO ARAKAWA のスペシャルコラボモデルのMV AGUSTA などなど。

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イギリスの木製フレームカー モーガンも来店し、一日中、多くの2輪と4輪で賑わいました。

そしてこの日、来店された方の中には、この方に会いに来られた方も多かったようです。

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モデルであり、美しすぎるバイク乗りとしても有名なモデルの華さんです。

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多くのお客様がこの素敵な1日店長の華さんと一緒にアイテムを選んでいかれました。 

また、華さんも夕方にはとうとうガマンしきれずにバイクの試乗へ出発!

最新のDUCATIをしっかり堪能されていました。

そしてこの日一番の注目イベントはこちらではないでしょうか?

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ファッションブランド「SHINICHIRO ARAKAWA」(シンイチロウアラカワ)の荒川 眞一郎氏によるスペシャルオーダー会です。

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予約制の受注会では、荒川氏が手掛けられたライディングウェアをフルオーダーが可能でした。

この日の受注会でも、サイズは勿論、生地や縫い糸の色などを選び、この世に一着のスペシャルモデルがオーダーされていました。

プレタポルテではなく、オートクチュールというのが本当に羨ましい限りです。

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モトーリモーダ名古屋の2周年記念イベントには本当に多くの方が足を運ばれました。

日本国内ではモトーリモーダ店でしか扱いのないアイテム、拘りぬいて選ばれたライディングアイテム、ドライビングアイテムが数多く取り揃えられています。

そのため、2輪・4輪を問わず、オシャレに敏感で身に付ける物や身の回りに置く物に対して拘りの強い方が来店されていたように思います。

カーくる読者諸兄にも、グッと来るアイテムがたくさんあります。

2周年記念イベントは終わってしまいましたが、是非、皆さんもモトーリモーダ各店の扉を開いて下さい。

きっと、お気に入りの逸品が見つかるはずです。

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Motorimoda NAGOYA
モトーリモーダ名古屋
〒468-0046
名古屋市天白区古川町86-1F
PHONE:052-891-7700
営業時間:11:00~20:00
定休日:水曜日、第二・第三火曜日、年末年始
アクセス:地下鉄桜通線「野並」駅(4番出口)徒歩3分
東海橋線道路沿い
店舗MAPその他は
こちら
駐車場:店舗前に4台有り
モトーリモーダHP:
http://www.motorimoda.com/

April 26,2016 Feb    イベント取材  



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皆さんはレンタカーを利用された事がありますか?

レンタカーサービスを利用された事がある方は多いと思いますが、そのレンタカーを利用するタイミングってどんな時でしょうか。

所有している車に乗車できない人数で移動するとき?それとも荷物を運ぶとき?若しくは、旅先や出張先で移動に車が必要なときなど、色々なタイミングやシチュエーションがありますよね。

でも、「乗ってみたい車があるからレンタカーする」「楽しそうな車があるからレンタカーする」なんていう理由でレンタカーするのはどうでしょうか?

今回、カーくる編集部は名古屋市内に面白いレンタカー会社があると聞きつけて取材に伺ってきました。

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取材当日、名古屋市内は名古屋ウィメンズマラソン2016の交通規制が張り巡らされており、ちょうどレンタカー会社の店舗前もマラソンコースになっていました。

伺ったのは、コスモ石油の給油所に併設のスパイスレンタカーさんです。

給油所の敷地の片隅に置かれたこの車がいきなり視界に飛び込んできました。なんと、アルファロメオ スパイダー!

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カーくる編集部にとって、最も馴染み深いアルファロメオの1台ですが、
なんと「わナンバー」がついてます!

こんな車両までレンタル車両にラインナップされているんですね。

 
しかも周りをよく見てみると、その他にもプジョー 307CCやオペル アストラ・カブリオ、メルセデスベンツ SLK230があたかも洗車が終わって引取待ちの車両のように並べられていますが、すべて「わナンバー」です。

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いや~、いきなりビックリしました。これ、すべてオープンカーですよね?

こんなにオープンボディのレンタカーばかり、しかもラテン車好きの編集部員にとってドンピシャなラインナップを置いているレンタカー会社ってどんな会社?どんな方が経営されているんだろう?・・・普通じゃないな!と直感。。。

そして今回、お話を伺う事が出来たのはスパイスレンタカーを経営される満油商事の橋本社長です。

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橋本社長にお話を伺いました。

>スパイスレンタカーはいつから始められたんでしょうか?

 リーマンショック後にスパイスレンタカーを始めました。街中で自家用車を手放す人が増え、名古屋市内の月極駐車場に空きが出始めたのを見て、レンタカーも商売になるのでは?と考えました。
 満油商事は自動車の仕入・販売も行っていた為、安く車を仕入れる事が出来たのですが、国産のヴィッツやマーチよりも、中古のプジョー206がオークションで安く売られていたのを見てひらめきました。
  そのプジョーを手始めにBMWの3シリーズや メルセデスベンツのCクラスを仕入れ、自社の修理部門で内外装をキレイに仕上げてレンタカーとして貸し出しました。

>欧州車のレンタカーが多いですね?

 最初は社員達にも反対されましたし、実際に非常に苦しい時期もありました。しかし、お客様からの希望を伺い、ご希望に沿った車両を入れだしたところで利用が増えだしました。オープンカーやスポーツカー、高級セダン、そしてマニュアルミッション車などをレンタカーにしたのです。また、
今は日産のフェアレディZやスバルのインプレッサなんかもありますね。

>それにしても、とてもキレイなアルファロメオまでレンタル車両ですね?

 実は、今レンタル車両として並んでいるアルファロメオのスパイダーは、もともと私の車なんです。社員達に私のアルファロメオをレンタル車両にするよう勧められて、とうとうレンタル車両にしてしまいました。
 あと、クーペ・フィアットも自分が乗ろうと思って仕入れたんです。キレイに直したところで社員達に「わナンバー」をつけられてしまったんですよ。


>今後はどうされたいですか?

 スパイスレンタカーのフランチャイズ化を考えています。満油商事だけでは限界がありますが、なんとかスパイスレンタカーを増やし、多くの方に車の楽しさを知って頂ける機会を増やしたいと考えています。
 また、ただレンタカーを利用して頂くだけでなく、レンタカーで色々なところを回り、いい思い出作りのお手伝いも今後はさせて頂きたいと考えています。



橋本社長様から色々なお話を伺うと、カーくる編集部としても是非、多くの方にスパイスレンタカーさんを知って頂きたくなりました。

そこでさっそくレンタカーの試乗をさせて頂く事にして、今回はオペルのアストラ・カブリオをチョイス。

以前にオペルのベクトラを所有していた編集部員には懐かしい一台です。

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少しだけ車をご紹介すると、2代目アストラのカブリオはベルトーネで組上げられています。サターン製2.2リッター DOHCエンジンを搭載しており、トランスミッションは4速オートマチックで幌は電動開閉仕様となっています。

さっそく店舗から出発し、マラソンが終わった後の名古屋市内を走りだすと予想以上に快適なドライブが待っていました。

車両の年式(2004年)からすれば、相応のヤレが感じられるのを予想していましたが、なんとも快適&快調そのものでビックリ!車好きの橋本社長がいらっしゃるだけに、車両の整備は隅々まで行き届いています。

軽くふけるエンジンは街乗りではトルクも十分。無論、足回りも十分しっかりしておりヘタリは感じられません。ハンドルを切れば気持ちよく鼻先からレーンチェンジします。4速ATも変なギクシャク感もなく扱いやすく、レンタルして直ぐに誰でも調子よく走らせる事が出来るでしょう。

しかもオープンですから、まだまだこの先日差しが強くなる夏前までは楽しいオープンドライブも可能です。

本当に久しぶりにオペルのハンドルを握り、ドライブを楽しむ事が出来ました。

日本国内では正規販売チャンネルが残念ながら無くなってしまったオペル。こんなに状態のよいオペルのカブリオがレンタルできるのは間違いなくスパイスレンタカーさんだけでしょう。

ちなみに、こちらはスパイスレンタカー 井ノ下店長のおすすめ車両。

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クーペ・フィアット、4人乗りのスタイリッシュなイタリアンクーペで、マニュアルトランスミッションの硬派な一台です。
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2000年式のこの車両はデザイナー:クリス・バングル氏の作品として有名で、個性的なデザインは今見ても大変魅力的です。2Lターボエンジンを搭載し、その乗り味はドッカンターボが楽しい一台です。

こんなカーくる向けの車両まで皆さんにレンタルされるのを待っています。

ずばり、次回の試乗はこの車にしたいですね!

また、スパイスレンタカーさんでは福祉車両も多くラインナップされています。

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こちらは手動運転装置付のステップワゴン。

下半身が不自由な方でも手動操作でアクセル・ブレーキの操作が可能な車両です。

こうした福祉車両に乗られている方が事故などに合われた際に、すぐに代車として必要になる場合があるとの事。

普通のレンタカーよりは出番は少ないですが、潜在的な需要のために用意をされているそうです。


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スパイスレンタカーは満油商事という会社が経営されるコスモ石油の給油所に併設されています。

店舗のサービスには、洗車やボディコーティングのサービスもあります。この日はブラックのボディがピカピカのコーティング施工車両が入庫していました。

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また、偶然にもこの日は洗車サービスにランボルギーニ ディアブロまで来店!

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このようなスーパーカーオーナーの方も、満油商事さんのサービスの質の高さを認めて利用されています。

カーくる編集部も、今度是非洗車をお願いしたいと思います。


今回スパイスレンタカーさんを取材し、レンタカーサービスを通じて車の楽しさを知ってもらうという可能性に気付く事が出来ました。

こうした小規模のレンタカー会社だからこそできる、利用者がワクワクするようなラインナップで車両を用意する事で、いつも利用するレンタカーとは全く異なる車種を選んでドライブを楽しむ事が出来るというのは、車の楽しみ方を広げる手段としても最適です。

今後もカーくる編集部はスパイスレンタカーさんの取材・試乗記などを通じて楽しい自動車ライフ&レンタカーライフをご紹介していきますので、是非お楽しみに!


今回ご紹介したレンタカーの料金

 アルファロメオ・スパイダー   6時間:9500円~
 オペル・アストラ・カブリオ   6時間:5000円~
 フィアット・クーペ・フィアット 6時間:6500円~
 ホンダ・オデッセイ(福祉車両) 6時間:5500円~


【スパイスレンタカー


名古屋市西区上名古屋三丁目21番18号
PHONE:052-531-6796
店舗情報その他:
http://spice123.jp/CarRental/application/index/index/2/1

 

March 19,2016 Sat    ショップ紹介  



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日本で有名なフィアットといえば一昔前までは「パンダ」だったが、今となっては「500(チンクエチェント)」になったかもしれない。軽自動車よりもひと回り大きくした、輸入車の中ではかなりコンパクトなモデルである。イタリア本国では同じ500ファミリーで「500L」というモデルもあるが、日本には正規輸入されていない。しかし、500Xは日本にも正規輸入されることとなり、すでに日本でも販売されている。「500X」の見た目は確かに「500」っぽいが、ボディサイズは3まわりは大きくしたような印象の「SUV」である。

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まず室内へ乗り込むと、あまりの内装の質感の高さにビックリである。「フィアット 500」は質感の高さはそれほど特筆すべきものではないが、オシャレさでそれをカバーしている。しかし、「500X」は質感が高いうえに、オシャレなのだからなかなかスゴイ。それも500にイメージの似たものであるのも、なかなかユニークである。さらに茶色のシートがオシャレ。このあたりはやはりイタリア車らしい印象を与えるのに成功しているといえるだろう。

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試乗した「クロスプラス」は1.4L直4ターボエンジンに9速ATが組み合わされた4輪駆動モデルである。クロスプラスは170馬力を発生し、近年トレンドとなっている、「アイドリングストップ」機構も備える。アイドリングストップからの再始動は滑らかで、いい出来といえる。9速ATの9速ギアに入るのは高速でしか入らないようで、街中では6速ギアまでしか入っていなかった。

ドライブモードスイッチが用意されており、ごく普通のノーマルモード(Autoモード)で走るとややパワー感には物足りなさを感じる。街中で扱う分には問題ないと思うが、いざという時の加速感には物足りなさを感じそうである。重量は1.5t弱あり、決して重くないということもその原因だろう。

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しかし、スポーツモードにすればイタリア車らしい爽快なエンジン音が聞こえ、ワクワクさせてくれるのはさすがイタリア!といった印象を受けた。こういった演出はとにかくイタリアの自動車メーカーはうまい。
この「500X」、イタリア車らしい運転の楽しさは兼ね備えた、珍しいSUVでありながら、気になったポイントも少なくない。

まずは今回ではないが、以前同じモデルに試乗した時はATのフィーリングがあまり良くなかった。今時のクルマにしては珍しく、明らかにシフトショックを感じた。今回の試乗車では前回のようなことはなかったため、個体差があるのかもしれない。また、マニュアルモードで任意に変速するときには反応が遅いのも気になるポイントである。

もうひとつは、乗り味に関してである。全体的にヒョコヒョコした動きをして、特にピッチング方向での乗り味の硬さが気になる。こういうところは同種の他メーカーのものをもう少し研究してもらいたいという印象だ。

安全装備としては、フロントガラス上部にあるカメラが白線を認識して、白線を逸脱しそうになると車両を車線中央に戻す「レーンキープアシスト」がついており、これは明らかに効果を感じた。しかし、そこまでしたのにも関わらず、追従モード付きのクルーズコントロールが装備されていない点がよくわからない。この2つがあってこそ、相乗効果を発揮してくれるのだ。

今後、乗り味とATのフィーリングで熟成が進むと期待できるSUVに化けると思われる1台だった。

フィアット 500X クロスプラス
主要諸元
全長×全幅×全高:4,270×1,795×1,625mm
ホイールベース:2,570mm
車両重量:1,460kg
エンジン種類:直列4気筒マルチエア 16バルブ インタークーラー付ターボ
排気量:1,368cc
最高出力:125kW(170PS) / 5,500rpm
最大トルク:250Nm(25.5kgm) / 2,500rpm
トランスミッション:9速オートマチック
駆動方式:4輪駆動
燃料消費率(JC08モード走行):13.1km/L
メーカー希望小売価格:334.8万円(消費税込)
※試乗車は345.1032万円(ETC・ナビゲーションシステム・フロアマット装着車)
公式サイト:http://www.fiat-auto.co.jp/500x/
 

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February 27,2016 Sat    JAIA輸入車試乗会2016  



witten by 美あんこ
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ボルボ V60はミドルクラスセダンS60のステーションワゴンとして2010年に発表、日本では2011年から販売されている。
今回試乗したV60 クロスカントリー D4 SE は、標準仕様のV60に対し最低地上高を65mmアップし200mmを確保、またフロント&リアのスキッドプレートや樹脂製のフェンダーモールを装備するなど、V60の端正なフォルムにタフなイメージをプラスした、いわゆるクロスオーバーSUVとして仕立てられている。
V60 クロスカントリーには昨年導入され話題となったクリーンディーゼルエンジンを搭載した”D4 SE”と、よりパワフルなガソリン直列5気筒ターボエンジンを搭載した”T5 AWD SE”がラインナップされているが、試乗車は前者の”D4 SE”である。
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インテリアは北欧デザインらしく長年愛用しても飽きのこないシンプルなデザインでまとめられており、上質なマテリアルを用いてゆったりくつろげる空間となっている。試乗車ではオプションのサンルーフが装備されていたため解放感もあり自然との一体感を一層感じられる。
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サスペンションは車高の高さからロングストロークを生かしたゆったりした乗り心地かと想像してたが、意外と引き締まっておりスポーティな味付け。その分ハンドリングにおいて重心高のネガを感じることは少なく、高くなった目線と相まってリラックスしつつ安定したドライビングが楽しめた。
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オプションの18インチホイール&235 50 R18タイヤ(標準は17インチ)が装備されていたが、ガッチリしたボディとしなやかなサスペンションのおかげで乗り心地的にはまったく問題なかった。
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昨年導入され話題となったクリーンディーゼルエンジン”D4”だが、2Lターボで190ps/400Nmと他社のディーゼルと比較しても中々のハイパワー。(BMW 2L 184ps/380Nm、メルセデスベンツ 2.2L 170ps/400Nm、ジャガー 2L 180ps/430Nmなど)
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アイドリング中、車の外から聞くと若干だが独特なカタカタ音が聞こえディーゼルエンジンだと意識する。しかし車内に乗り込み、いざ走り始めると回転が上昇するに従いそのビートは綺麗に粒が揃いガソリンエンジンのフィールとほとんど区別がつかなくなった。そしてアクセルを踏み込めば瞬時に分厚いトルクがストレスなく車体を押し出す。最新のディーゼルエンジンはパワー感はもちろんフィーリング面でも本当によくできている。
8速と多段化されたATは変速も非常にスムーズで常にエンジンの美味しいところをキープ。燃費性能もJC08モードで19.5km/Lとなっており言うことなし。このエンジン、高速道路を主体に行われた”燃費チャレンジ”では約28km/Lを記録したとか。最近燃料代がグッと安くなったが、この燃費性能は依然として魅力的だ。

そして安全性能はボルボの最大の魅力。
ミリ波レーダー、カメラ、赤外線レーザーを用いた衝突回避・軽減フルブレーキシステムや、レーン・キーピング・エイド、フル・アクティブ・ハイビームなど、10種類の先進セーフティーデバイスが”標準装備”されている。どんなことでも100%ということはないが、これだけ充実した安全装備であればかなりの場面で事故を未然に防げるのではないだろうか。
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ちなみに標準のV60との価格差は約15万円ほど。普段ラフロードを走ったり、アウトドアに出かけたりしない人でも、この価格差であればクロスカントリーは相当魅力的に感じるのではないだろうか。惜しむらくはクリーンディーゼルエンジン”D4”とAWDとの組合せが無いこと。前輪駆動でも最新の電子デバイスによって日常生活のほとんどのシーンで問題無く走れるかもしれないが、ボルボといえばAWDを用いた走行性能の高さをイメージする人も少なくないだろう。欲張りかもしれないが、この組合せがあれば更に魅力的だと感じた。

雪道やラフロードを気兼ねなく楽しんだり、家族と遠くまで旅行へ出かけたり、仲間と共にアウトドアを楽しんだりと、さりげなくオーナーの人生に寄り添い、その生活に彩を与えてくれそうなV60 クロスカントリー。
長い時間を共にする家族の一員として相応しい一台であった。


ボルボ V60 クロスカントリー D4 SE
主要諸元
全長×全幅×全高:4,640×1,865×1,540mm
ホイールベース:2,775mm
車両重量:1,730kg
エンジン種類:インタークーラー付ターボチャージャー 直列4気筒DOHC 16バルブ(ディーゼル)
排気量:1,968cc
最高出力:140kW(190ps)/4,250rpm
最大トルク:400Nm(40.8kgm)/1,750~2,500rpm
トランスミッション:8速A/T
駆動方式:前輪駆動(FF)
燃料消費率(JC08モード走行):19.5km/L
メーカー希望小売価格:494万円(消費税込)
ボルボ・カー・ジャパン公式サイト:http://www.volvocars.com/jp
V60クロスカントリー公式サイト:http://www.volvocars.com/jp/cars/new-models/v60-cross-country
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February 18,2016 Thu    JAIA輸入車試乗会2016  



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