カーくる編集部です。
先日のゴールデンウィークの5月3日に、愛知県幸田町にてビンテージカー&スーパーカー展が開催されました。
こちらのイベントは、会場となった幸田町の町村合併60周年記念事業として開催された
ハッピネス・ヒル・幸田 わくわくキッズフェスティバル内での目玉イベントの1つでした。
カーくる編集部としてもビンテージカー&スーパーカーと聞けばその内容を皆さんにご紹介せずにはいられない!と言うことでゴールデンウィークの渋滞を乗り越えて取材に直行。
会場は、ハッピネス・ヒル・幸田という地元の文化施設。また、わくわくキッズフェスティバルという事で会場にはファミリーで楽しめるイベントが盛りだくさん用意されていました。
メインステージではローカルヒーローフェスティバルが催され、かなり?ちょっと?怪しい感じのヒーローが子供達ばかりでなく大人にまで大人気で盛り上がっていました。
写真では伝わりきらない怪しさのヒーロー達は、キメ技やトークが大人向けでしたね
こうしたイベントでは定番のB級グルメの露店もたくさん参加し、多くの方々が列を作っていました。
とても並ぶ気になれないほどの混雑ぶりに、編集部は肉巻きおにぎりをGETするのが限界でした(泣)
子供たちが喜ぶアトラクションも大人気!
フリーマーケットでは、木のオモチャや身近な掘り出し物まで見所満載のイベントとなっていました。
でも、カーくる編集部はそのイベント会場の一角の展示車両に目が釘付けです!
日野のコンテッサ 1300クーペLのレース仕様!
最新のスーパーカー マクラーレン MP4-12Cスパイダー!
このステキな二台がお出迎えしてくれたのは、幸田サーキットYRPさんのブースです。
幸田サーキットYRPさんからはフォーミュラーが持ち込まれ、
また、イベント協力のトヨタ博物館さんからは素晴らしいコンディションのトヨタ 2000GTも!
普段は目にすることの出来ないレアな二台が来場された方の目を楽しませていました。
また、こちらのブースでは 元チーム・トヨタのキャプテン 細谷四方洋(ほそや しほみ)さんのトークショーも開催され、
トヨタ2000GTの開発秘話やレース参戦時の裏話等、お宝話が満載でたくさんの方々が楽しまれていました。
そして、ビンテージカーがたくさん集まった会場の駐車場も大変な賑わいです。
まず目に飛び込んできたのはキレイなボディラインの1965年式 日産 シルビア
キレイに維持されたボディは勿論、その個性的なデザインは50年も前の車とはとても見えません!
こうしたイベントでは定番の マツダ コスモは1970年式です。
不動の人気ですね!
更に古い車 1949年式 フォードF1
日本の働く車はよく目にしますが、古きよきアメリカの働く車は珍しいですね!
このボリューミーなボディラインが年代を感じさせてくれます。
こちらもかなり古いですね!
1970年式トヨペット クラウンDX
クラウンを初めとした最新の車両のエンジンルームのようにカバーに覆われておらず、すべてを自分でメンテナンス出来そうなエンジンルームです。
そしてこんなちっちゃなブガッティ!子供たちも興味津々です。
フリーマーケットでグッズを探される年配の方々もチラホラ。
家族でビンテージカーを眺めながらイベントを楽しんだり、
フリーマーケットでパーツを販売されるオーナーの方も多くいらっしゃいました。
また、この会場には珍しいフォーミュラーとロータスを持ち込んだ学校もテントを出していました。
愛知工科大学自動車短期大学さんです。
お話を伺ったところ、自動車整備に携わる人材や自動車関連のエンジニアを育成されている学校との事。
昨今の自動車整備士の人材減を危惧し、こうしたイベントに出展することで自動車に興味を持ってもらうのと同時に、大学の情報発信と認知度アップにつなげて行きたいとの事でした。
来場された方も学生さんの勧めでフォーミュラーやロータスのドライビングシートに座り、大変な笑顔になられていたのが印象的なブースでした。
こちらの学生さん達には、是非、技術開発の原動力となり、人々から喜ばれるエンジニアに育って欲しいと願うばかりです。
わくわくキッズフェスティバルという事で、どれだけのビンテージカー・スーパーカーが集まっているか分かりませんでしたが、こうして来てみるとかなり幅の広い車達が集まっていました。
やはり愛知県は自動車産業が盛んな土地柄もあって、こうしたビンテージカーを愛する方もたくさんいらっしゃるようです。
きれいに手入れされ、大切に動体保存されているビンテージカーをこうしたイベントで見ると、最新の車とは違った良さ、デザインやアジとか雰囲気とか言われると思いますが、そういったすべての魅力を体でしっかりと感じる事が出来ます。
是非皆さんも機会があればこういったビンテージカーの集うイベントでこうした車達を見て、自動車の歴史や古き良き車たちの魅力を感じて欲しいと思います。
GW渋滞は大変でした
が大変に魅力的なイベントの取材となりました