東北、富士、あいち、九州、そして関西とシリーズで開催されるイベント、トリコローレシリーズ。
イタリア車の祭典として各地で開催され、多くのイタリア車フリークが集る。
そして先日の9月7日 今年も神戸市立森林植物園にて関西トリコローレ2015が開催日を迎えた!
残念なことに、関西トリコローレはトリコローレシリーズの中でも雨の開催実績が多い。
今回で5回目の開催となるが、そのうち3回が雨の中での開催と、どうも天候に恵まれていない。
しかし、シトシトと雨が降る中でも60台を越えるイタリア車とオーナーが早朝から会場に集まった。
濡れた緑の芝生の上に並ぶ色とりどりのイタリア車たちが美しい。
そして、その参加車両の中には、『こんな雨天に出てきても大丈夫なのか?』と思われるような車両がいた。
アルファロメオ モントリオールだ。
1970年のジュネーブショーで量産型が発表され、3700台が生産されたというモントリオール。
ベルトーネのマルチェロガンディーニによって設計されたデザインは今見ても十分に魅力的。
コンディションも素晴らしく、フロントライトの可動式カバーもしっかりと稼動状態を保っていたのには驚いた。
そしてもう1台、ランチア フラミニアだ!
ランチアが1957年から製造した大型高級乗用車で、イタリアの大統領公用車としても使用された。
このフラミニアはシリーズ最強の2.800CC 152馬力エンジンを搭載したスペル スポルトとお見受けしたが、ランチアに関する知識が乏しくて間違っていたらご指摘を。。。
こんなにも希少なアルファロメオとランチアが雨の中を来場しているのを見るだけでも、今年の関西トリコローレは来場する価値があったと思う。
そして会場に咲いたイタリア車をはじめとした参加車両の華・華・華
また、雨の中出展されたショップも多数
関西トリコローレ当日は、開会後に雨脚、風共に強くなり、とてもテントで営業が出来るような状況ではなくなってしまった。
午前中で早々に店じまいし、会場を後にする出店者もいて大変残念な結果に・・・やはりこうしたイベントは天候だけにはかなわない。
そんな中、雨ニモマケズ・・・会場を沸かせていたのがゲストのトークショーだ。
朝からフル参戦して頂いたのは元Tipo編集長のモータージャーナリスト 嶋田智之さん
イタリア車の歴史と知識の宝庫と呼ばれる モータージャーナリストの武田公実さんのお2人だ。
横殴りの雨の中でビショビショになりながらも居酒屋系 イタリア車トークを繰り広げられた。
そして午後になり、そんなお2人を援護射撃するゲストが突如現れた!
イケメンモータージャーナリストとして有名な 西川淳さんだ!
なんと西川さん、雨雲を何処かへ追いやるスペシャルパワーを発揮し、西川さんが会場へ到着するや否や、雨がやんでしまったのである。
さすがは業界でも有名な晴れ男!
その後のビンゴ大会・ジャンケン大会の間も雨が降る事無く、来場者の皆さんもイベントの最後を楽しそうに過ごされていた。
トリコローレシリーズでは定番のビンゴ大会は今回も大盛況!
主催のチンクエチェント博物館が用意した賞品の中から、ビンゴになった人が好きな物を順番に選んで持っていくスタイルで、魅力的なグッズはあっと言う間に無くなってしまった。
そんな中でも、イラストレーター 小出 茂鐘先生の額装イラストは大人気!
運良くゲットされた方の後ろに、お茶目な小出先生も映り込んでます。
そしてこちらも大人気商品の1つ、かのエンツォ・フェラーリも愛飲したとされるランブルスコ。
ランブルスコをゲットされた参加者の背後に写り込んでいるのは・・・嶋田さん・・・二枚目が台無しですよ!
こんなに小さな・・・将来有望な参加者もしっかりと賞品ゲットしてくれた!
最後はスペシャルアイテムでジャンケン大会!
お宝をゲットされた皆さんは、この日一番のニコニコ顔だった。
こうして関西トリコローレ2015 with CARZY LIVE は無事に終了
天候の影響で若干早めの解散とはなったが、何とか最後まで多くのイタリア車フリークの皆さんに楽しんで帰っていただく事が出来た。
是非、来年こそは晴天の空の下、素晴らしい芝生の上に愛車を並べて編集部員も共に休日を楽しめればと思う。