車と人が一緒に枯れることができる唯一のスーパーカー、それがアストンマーティン
by Tomoyuki Shimada
いつもカーくるのコラムなどでお世話になっている嶋田さんからの素敵な計らいで、アストンマーティン名古屋で開催された顧客向けイベントの取材が叶いました。
アストンマーティン伝統のスポーツカー「DB」シリーズの最新モデル「DB11」の名古屋地区初お披露目となる、招待客のみのクローズドなイベントです。
未だディーラーでもお目にかかることができない貴重な一台が名古屋に来るということで、参加の皆さんもやや興奮気味のご様子。DB11は嶋田さんが書く「
居酒屋系自動車コラム」でも度々取り上げられているを読んでいたので、わたしもとってもワクワクです。
19時からという、やや遅い時間から始まったナイトイベントらしく、アストンマーティン名古屋のマネージャーからのご挨拶の後、セクシーな女性ダンサーのパフォーマンスがあり、気分を盛り上げます。
ダンスの後はスクリーンにDB11のプロモーション映像が流れます。
雪原を駆け抜ける映像はスーパーカーのイメージと違ってびっくりしましたが雪道をものともぜず疾走していくその美しい姿に思わずウットリ。
映像が終わると場内がすっと暗くなり、カーテンが開きライトの閃光が会場内を刺します。
次の瞬間、繊細でも重量感のあるエンジン音がぶぅんっと聞こえ、待望のDB11が会場に登場しました。
会場内が歓声に包まれます。
なんやこのカッコ良しな車は~!!!とわたしも思わず歓声。
今回参加しているお客様の中でも受注済みの方が何名かいらっしゃるようですが現物を見るのは初のようです。
こんなスーパーカーを現物を見ずに受注してしまうなんて、、すごいですねっ。
このDBシリーズですが、映画007のボンドカーとして登場し、いつもド派手なスタントを見せてくれます。
007シリーズ最新作の007 スペクターではDB10が登場しローマの街で派手なカーチェイスを繰り広げていたシーンが記憶に新しいです。
そしてカーチェイスの最後、川にDB10を沈めて脱出するというシーンは、あー!スーパーカーが沈んでいくー!となんだか切ない気持ちになりながら見ていました。
さて、今日アストンマーティン名古屋でお披露目されたDB11に搭載するエンジンはDBシリーズ初のツインターボ付き5.2LV型12気筒。馬力は何と608馬力だそうです。それを聞いた時、わたしの頭の中にはそれはもう沢山のお馬さんがパッカパッカと駆けぬけて行きました。
排気量はDB9より0.8L縮小されましたが、ターボによりパワーは確保され環境にも配慮されているとのことです。
DB11の特徴としてはフロント部のグリルが今までのシリーズで1番大きくデザインされています。
グリルを強調するような力強いフロントデザインですね。
写真撮影の時間にはみなさま運転席に座ったり後部座席に座ったりボンネットやトランクを開けてDB11を存分に楽しんでおられました。
わたしも運転席に座らせて頂きました。
乗り降りの際はヒールで傷つけてしまわないかドキドキでした。
運転席に座りゴージャスな内装に包まれると何とも言えない満ち足りた気持ちになります。
さすがはアストンマーティンです。
全く似合わないですがとっても嬉しい体験でした。
そしてお待ちかねっ!嶋田さんのトークショー。
トークショーの最初に今年の8月にニュージーランドで行われたDB11の氷上での試乗会に参加された方のお話も聞くことができました。
スーパーカーで雪原とはすごいシチュエーションですね。しかしドリフトする様もかっこいい。
試乗会での貴重なお話のあとは嶋田さんにDB11の魅力を存分に語って頂きました。
先代のDB9と比べDB11のほうが優れているのは間違いないが、新しければ尚良い、パワーが有れば尚良い、そんな価値観で語る車ではない、と。
そしていつの時代でも見た瞬間に惹きつけられる魅力がありそれは何年経っても古ぼけない。
アストンマーティンにはそんな魅力があると嶋田さんは語ってくれました。
今回のイベントで感じたアストンマーティンや新型のDB11の魅力はほんの一部ではあると思いますが素晴らしい車であることが良くわかりました。
こんな車に乗ってみたいな~と思いながら会場を後にしたのでした。
アストンマーティン名古屋
http://www.astonmartin-hakko.co.jp/showroom/nagoya.php
嶋田智之氏の「居酒屋系自動車コラム」
https://carcle.jp/blog/tomoyukishimada