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なぜに、トィンゴと月餅?
と思われた方もいらっしゃるでしょう。

昨年度は、ピエール・エルメ・パリのマカロンとのコラボがありましたが、マカロンなら何となく納得できるものの、月餅とは!

でも、この写真をご覧ください。
月餅といっても、中国の月餅とはちょっと違って、ピエール・エルメ・パリでムーンケーキとして昇華したもの。

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この月餅は、特別にルノーとのコラボしたオリジナル月餅ですが、ピエール・エルメ・パリでも9月1日から16日まで限定で販売されます。

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なぜ月餅なのかと尋ねてみますと、ピエール・エルメ・パリには香港店があり、そこで中国の月餅文化を知った方が、フランス流の月餅を作ることにしたとのこと。そしてフランスでは、このムーンケーキが人気を博しているとか。

実際に食してみると、(これはキャラメル)中国の月餅に近い食感のケーキをキャラメルでコーティングしており、新感覚のスィーツに仕上がっておりました。

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さて、いきなり月餅で始まりましたが、一緒に展示されていたのは、マイナーチェンジしたばかりのルノー トィンゴ。

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ジョン・マンゴーと呼ばれるボディーカラーを纏った、満月のような車体でした。

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詳細はこちらのプレスリリースをご覧いただくとして、やはり特筆すべきは、8%の税込みで1,950,000円のプライスでしょう。
これは、消費税が10%になっても200万円を切る戦略的なプライスになっており、今後の販売が期待されます。

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この車体が展示されたのは、東京・表参道駅近くのスパイラルのエントランス。
スパイラルは、アート、ファッション、音楽、食などのイベントや情報発信をしている、新しい文化の発信地です。

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ルノー ジャポンの方々も、新しいファッションや文化の一環として、トィンゴを取り上げてもらうことを期待しているようでした。

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表参道スパイラルでの展示は、8月23日、24日だけでしたが、ルノー トィンゴの実車は、お近くのルノー販売店でぜひご覧ください。

ルノー・ジャポン公式サイト:http://www.renault.jp/
ルノー トィンゴ 公式サイト :https://www.renault.jp/car_lineup/twingo/index.html


August 26,2019 Mon    イベント取材  



witten by カーくる編集部
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OZのレース経験から生み出された最高級ホイール『ARES』


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イタリアの名門ホイールブランド『OZ Racing』は30年以上のモータースポーツ経験における実績と功績からレースの世界ではダントツのシェアを誇っています。
モータースポーツの最高峰であるF1では毎シーズンにおいてトップチームからも指名され、11回のドライバーズチャンピオンと12回のコンストラクターズチャンピオンに輝いています。
数々の実績が評価され、2019年シーズンは2018年シーズンのチャンピオンチーム メルセデス を筆頭に、フェラーリ、レッドブル、ルノー、ハース、アルファロメオ・レーシング、トロロッソ・ホンダとF1の10チーム中7チームがOZのホイールを採用し、世界を転戦しています。

そんな業界トップシェアを誇るOZ Racingのレース経験から生み出された『ARES(アレス)』の魅力に迫ります。

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ARESはOZ Racing独自の鍛造技術+HLT(フローフォーミング製法)により造られています。
フローフォーミング製法とはホイールを回転させながら、ローラーを押し当てアルミ分子組織を均一に弾き伸ばしながら加工する技術で、リム部を薄くしてスポーツパフォーマンスを高めることができます。
世界最高レベルのテクノロジーにより、スリムなスポーク形状にも関わらず、高い強度、剛性、対衝撃性を実現したハイパフォーマンスモデルへ仕上がっています。

F1ホイールを造ったエンジニアが設計・製造を行い、さらにF1用ホイール製造にも使用されている工作機械で削られているという、まさに究極の作品です。



本物に拘るX3オーナーに


ARESのデビューから4年。この度BMW X3(G01)専用サイズの設定が登場しました。M40dならば純正タイヤと純正ボルトをそのまま使うことができます。

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フロントタイヤ(245/35)には9×21、リアタイヤ(275/35)には10×21を装着しています。
独自のインセットで存在感と迫力を感じさせるデザインとなっています。ボディの色にもマッチするグロスブラックで足元の存在感が際立ちます。

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3本のスリムなスポークを5つ配置した先進的なデザインです。
さらに、センターキャップにも鍛造を用い、型押しされたOZロゴからもOZ Racingの高い技術をうかがわせます。まさしく細部まで拘りたい方にピッタリのホイールです。

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製品詳細


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モデル 一体鍛造
デザイン マルチスポーク
製造プロセス 鍛造+HLT
特性 HLT,TPMS Ready
オフセット範囲 personalized
横幅の範囲 9-11,5
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形式 Flat, Concave, Deep Concave

 

 

OZ Racing 公式サイト

ARES 製品情報
https://www.ozracing.com/jp/wheels/oz-atelier-forged/ares

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August 2,2019 Fri    取材レポート  



witten by い~さん
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梅雨真っ只中!
週末ごとに雨が降り、皆さんもそろそろ愛車でお出かけしたくてうずうずされている頃だと思います。
カーくる編集部はこんな時期だからこそ!と、名古屋から涼しい高原までちょっとお出かけしてきましたよ~!

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そんなドライブの相棒はスパイスレンタカーさん 期待のNEWフェイス アルファロメオ 145 クアドリフォリオ セリエ・スペチアーレ!

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アルファロメオ145といえば、優れた居住性と高性能をあわせもつスポーティ3ドアハッチバック。
日本国内へのデリバリーは1996年から開始され、スポーツモデルにあたるクワドリフォリオ(右ハンドル、5速MT)のみが正規販売されました。ちなみに、この クワドリフォリオとはアルファロメオのスポーツモデルに与えられる伝統的な名称で、四葉のクローバーを模したバッジが
ボディに貼られます。
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しかも、このスパイスレンタカーさんの145は日本に導入された145の最終限定車であるセリエ・スペチアーレ(2001年式)で、250台の限定車の中の1台。
なんとそのNO.は166で、往年の名車 アルファロメオ166を思い出させてくれます。
また、
セリエ・スペチアーレの特別仕様として、レザーハンドル・シフトノブ、オリジナルMOMOフロアマット、シリアルナンバー入り真鍮プレートなどが装備されていました。
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さあ、そんなご機嫌な145ですが、東海北陸道の川島PAを出発してまず向かったのは長良川SA。
東海北陸道を北に向かうとどうしてもここに立ち寄りたくなるのはこれがあるからなんですよね・・・テイクアウトコーナーのブルーベリーソフトクリーム!
甘酸っぱ~いソフトクリームが日差しの暑い季節のドライブにはもってこいなんです。

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時間に余裕があったらぜひお立ち寄りを。お勧めの逸品です。
ソフトクリームで体をクールダウンしたら今度はグイッとアクセルに力をこめて東海北陸道を北上です。

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アルファロメオ 145のエンジンは、直列4気筒DOHC 2.0L ツインスパークのガソリン(ハイオク)エンジン。最高出力は155PS、最大トルクは19.1kgf·mを発生します。
5速のミッションをシフトダウンしながら上り坂の多い高速を走ると、若干のパワー不足を感じる時もありますが、速度が乗って安定した高速走行になれば気持ち良いの一言!
高速域での直進性は高く、クイックなハンドリングで前走車の追い越しの際にもヒラヒラと軽やかに車線変更してくれます。

さあ、高原ドライブ最初の目的地は
岐阜県郡上市高鷲町にある湯の平温泉です。
湯の平温泉
http://www.yunohiraonsen.jp/

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この湯の平温泉はトロッとした肌触りのお湯で、一度入ると忘れることはありません。
泉質もナトリウム炭酸水素塩・塩化物温泉なので神経痛、筋肉痛、五十肩、関節痛から疲労回復まで効能が広く、日頃からの疲れを癒すにはもってこい。
室内湯はもちろん、露天もあるのでゆっくりと浸かることができます。

温泉で汗を流し、温まって疲れを癒したあとの楽しみも欠かせません。
冷えた珈琲牛乳が火照った体に染み渡ります!

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汗を流してサッパリしたら、今度は高原の隠れ家カフェへ向かいます。
ホントは教えたくない!
でも、こんなにも素敵なお店は皆さんにも知ってほしい!
郡上市高鷲町ひるがのにある草原カフェ ひるがのラシェーズさんです。

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ひるがのラシェーズ
http://www.hane.gr.jp/

「のどか」という言葉がぴったりな佇まいのラシェーズさん。
ラウンジからは草原の景色が広がり、オーナーお手製のケーキやドリンク、ランチを楽しむことが出来ます。

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今回はティーソーダとアップルパイをオーダー。

 爽やかなティーソーダを頂きながら待つこと15分、焼きたてホカホカでサックサクのアップルパイは待つ甲斐のある美味しさ!

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ミシュランガイドには載ってはいませんが、立ち寄りたいカフェです。

ただしこちらのラシェーズさんですが、公道からのアクセス路は未舗装路で大きめのわだちがあります。
訪れる際には十分お気を付けを。

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今回のドライブは一泊旅行。
お泊りは欧州車仲間と素敵な高原のお家にて!

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レンジローバー・フィアット・アルファロメオ・プジョー等の個性的なオーナーが集まると楽しい夜はあっと言う間に更けて行きました。

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そして二日目はひるがの高原からさらに北上し、高山へランチにお出かけ。
向かったのは行列覚悟の蕎麦正さん。

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蕎麦正
https://tabelog.com/gifu/A2104/A210401/21000130/

ちょっと出遅れてしまい、開店の11時過ぎに着いたので駐車場はほぼ満車でしたが・・・この日は運良く5分待ちで入店することが出来ました!

おろし蕎麦をオーダーし、蕎麦が来るまでに岩魚の甘露煮を頂きます。
いや~、清流で育った岩魚の甘露煮、ホロホロと身がほぐれて本当にうまい!

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そして真打ちのおろし蕎麦(大盛)!
辛味の効いた大根おろしと香り高い蕎麦の相性は抜群!
こちらの大盛りは結構なボリュームなのですがツルツルっと頂けてしまいます。
是非、ドライブがてらのお立ち寄りをお勧めします。

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今回、名古屋から一泊二日で往復300キロ弱のドライブでしたが、スパイスレンタカーさんからお借りしたアルファロメオ 145は快適の一言。
また、それ以上に2.0L ツインスパークエンジンを楽しみつくした!というのが素直な感想です。
アルファロメオフリークの中では軽く拭け上がるツインスパークエンジンは高く評価されています。
是非、このエンジンのフィーリングを体験したみたい!という方にはこの145のレンタルをお勧めしたいと思います。

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これからの季節、都市部は暑くなりますので涼を求めて145でひるがの高原、高山などにドライブに行かれるのは良い避暑になること間違いありません。
気持ちの良い温泉、美味しいケーキとドリンクのカフェ、是非、皆さんも探してみてください。

【取材協力】
スパイスレンタカー
満油商事株式会社  上名古屋セルフステーション
名古屋市西区上名古屋三丁目21番18号
TEL 052-531-6796
FAX 052-531-6796
HP:
https://spice-carrent.jp/
 

July 12,2019 Fri    コラム  



witten by はるぱ
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バブルの残り香・・・

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筆者は過去に短期間であるが、DS5をマイカーとして所有していた事が有る。 独特の内外装に惹かれ半ば衝動的に購入したのであるが、私はシトロエンが好きで他にもBX、エグザンティア、C4ピカソを乗り継いでおり、DS5にも同じような乗り心地を期待してしまい、私の中のシトロエンのイメージとギャップを感じ、結果的に短期間で手放してしまったのであるが。

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但し、このDS7DS Automobilesとしては久々のブランニューモデルであり、なおかつ専用設計となる初めてのモデルである。 果たして、DSらしい個性と乗り心地はどうか・・という事で非常に試乗が楽しみであった。

初対面の第一印象は、結構コンパクトだなと感じた。 DS7という車名からDS5よりも一回り大きなモデルを想像したが、実際は同じCセグメントであり、サイズ的にもマツダのCX-5程度のサイズである。 むしろ、このサイズでなぜDS7? DS5 CROSSBACKか、DS6 CROSSBACKでもいいのではとも思うが。

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デザインは、結構好き放題というか、一言でいうとキラキラした感じである。 エンジン音とともに、LEDライトが180度反転したり、リアのランプも見たことが無いようなカットのされ方をしている等、ギミックも満載である。 真っ先に思い浮かんだのはバブル真っ盛りの日本、ジュリアナやキング&クイーンというディスコが流行ってた頃。 同じことを日本のメーカーがやってしまうと悪趣味となってしまうところであるが、そのあたりはフランス車。 パリのエスプリが効いたデザインという事になろうが、正直なところ凡人の筆者にはこのデザインがオシャレなのかどうかはまだ判断が出来ないでいる。 

もっとも、他のメーカー、クルマとは全く違うベクトルにてデザインされており、唯一無二ではあるのだが、一方で全体のシルエット自体にはそれほど特徴があるわけではなく、なかなか判断が難しい。

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ドアを開けて乗り込んでみると、やはりエクステリアと同様にキラキラとした独特のデザインの内装が目に飛び込んでくる。 試乗車はGrandChicという上級グレードであり、実車に対面するまではもっと派手かと思っていたが、シートの色がダーク調であるからかそれほどでもないと感じた。


尤も、やはりエンジンを掛けると、180度反転する時計や、あらゆるところが菱形で統一されているデザイン等、やはり唯一無二であるのだが。


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というわけで内外装を見る限り、デザインを最優先したクルマかなと思ったのであるが、乗ってみると意外と云っては失礼であるが、良い意味で先入観を覆された。 


先ずは乗り心地がシトロエンっぽいのである。 タイヤサイズは、235/45R20というシトロエンのイメージからすると俄かには信じられないサイズであるが、路面の段差をフワンフワンといなす感じは何となくハイドロっぽく感じた。 このDS7にはカメラで路面状況を捕えて、その情報をもとにサスペンションの制御を変えるというシステムが搭載されているとの事である。 シートも以前のDS5程は固くない感じである。


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但し、高速の段差が連続するところでは、うねりを超えた後に揺れが一発で収まらず、なんとなく揺れが続くような感じとなるのがちょっと気になった。 これは18インチのSoChicではまた違う印象なのではと思うが。


エンジンは2リッターディーゼルであり、非常に自然なフィーリングである。


但し、同日にプジョーの5008に試乗したが、印象としては5008のほうがエンジン音等より静かな印象を受けた。 もっとも、遮音等の問題であるかもしれないが。


また、当日は激しい雨であり十分試せなかったが、運転支援システム等もフランス車としては最先端のものが搭載されているようである。


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というわけで、デザインは好みの問題があるが個性的であるし、乗ってもシトロエンらしい乗り心地に先進機能も満載と、なかなか魅力的に感じたのであるが、実際に購入を・・ となると今一歩
決定打に欠けるという印象も抱いてしまった。 同じPSAグループ内でもプジョー3008という強力なライバルが居るが、内装は3008のほうが先進性を感じるデザインであるし、また室内も広い印象を受けた。 また、使い方によっては気になるのがトランクルームであり、リアシートを倒さない通常の状態だとかなり狭いのではないか・・
とはいえ、取扱い販売店の少なさからも、希少性でいえば間違いなく輸入車のSUVの中ではすれ違う頻度はかなり低いと思われ、このデザインに惚れたのであれば良い選択ではと思う。

試乗してないので分からないが、ベストグレードは、恐らくSoChic、内装もバスティーユのブラウンがむしろフランス車のイメージに近いのではと。  ここのところ、同じPSAのプジョーの新型508, 208が色気を感じさせるデザインでデビューしており、モダンなデザインコンセプトを自認するDSブランドとして今後発売されるモデルがどのような個性を持って生まれてくるのか、大変楽しみでもあります。


DS Automobiles DS7 CROSSBACK Grand Chic BlueHDi

<主要諸元>

全長X全幅X全高: 4,590mm x 1,895mm x 1,635mm

ホイールベース: 2,730mm

車両重量: 1,720kg

エンジン種類: 水冷直列4気筒DOHCターボチャージャー

排気量: 1,997cc

最高出力: 130kW (177ps)/3,750rpm

最大トルク: 400nM/2,000rpm

トランスミッション: 8AT 

駆動方式: FF

燃料消費率(JC08モード走行) 16.4km/L 

メーカー希望小売価格: 5,620,000

試乗車は6,191,800円(パールペイント、DSナイトビジョンパッケージ(ナイトビジョンパノラミックサンルーフ))

公式サイト: www.dsautomobiles.jp


March 23,2019 Sat    JAIA輸入車試乗会2019  



witten by 美あんこ
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一昨年、ミドルクラスSUV『XC60』で”日本カー・オブ・ザ・イヤー”を初受賞し、さらに昨年もこのコンパクトクラスSUV『XC40』で二年連続受賞となり、ますます勢いに乗るボルボ。
XC40は、2015年に登場したボルボの新世代プレミアムクラスSUV『XC90』から続くSUVシリーズの末弟。
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XC40は大きく分けてT4、T4 AWD、T5 AWDの3モデルある。
T4とT5は共にガソリン仕様の2Lターボエンジンが搭載されているが、出力はそれぞれT4:190PS/300Nm、T5:252PS/350Nmとなる。さらにT4では前輪駆動(FF)と全輪駆動(AWD)の駆動方式が選択できる。
今回試乗したのは” T4 Momentum”というグレードで、ベーシックな前輪駆動のT4に、ハイパフォーマンスオーディオやナビゲーション、その他ユーティリティを充実させた仕様。さらに試乗車にはオプションのパノラマ・ガラスサンルーフやharman/kardonプレミアムサウンド・オーディオシステムなどが装備されていた。
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エクステリアは、兄貴分のXC60をコンパクトクラスにギュッと凝縮したような、塊感のある力強いシルエットが印象的な一方で、ディテールは北欧デザインらしく端正でクールなイメージも漂う。
爽やかなブルーのボディーカラー(Momentum専用色:アマゾンブルー)が、爽やかな春風のような印象。この日は生憎の天気でしたが。
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インテリアを構成するのは、プレミアムな素材ばかりではないが、シンプルながらも丁寧に仕上げられた北欧デザインと、Momentum標準装備となるライトグレーの内装カラーが、上質感と安らぎを与える。
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特にシートの素材感などは上質なソファーのようで、リビングにいるような寛ぎを与えてくれる。また、コンパクトクラスといえども全幅が1875mmあり、マツダCX5の1840mmなどよりも広いことで、ゆったりした余裕を与えている。
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センターには9インチの大型タッチディスプレーが配置され、各種車両設定やナビが表示できる。インテリアにも馴染むデザインで違和感は感じられなかった。最新車らしくメーターもフルデジタルとなる。
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ラゲッジはスクウェアな形状で奥行きもあり、必要十分な容量がある。フロア下にもスペースが用意されている。
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「2020年までに新型ボルボ車での交通事故による死亡者・重傷者をゼロにする」と標榜するボルボらしく、セーフティー&運転支援装置にも力が入っている。
要になるのが”City Safety”と呼ばれる衝突回避・軽減フルオートブレーキシステムで、歩行者・サイクリスト・大型動物まで検知したり、右折時や自社走行車線に進入してきた対向車の検知し、警告・自動ブレーキを作動させる。その他、全車速追従機能付ACCやレーンキープなど運転支援機能も充実している。
さらにこれらの機能はグレードに関わらず、全車標準装備としているところが徹底している。


生憎の雨天での試乗となったが、走り出すと、まずその軽快感に驚く。
ステアリング、ペダルなど操作系に加え、軽やかでシルキーなエンジンフィーリングが非常に気持ち良い。軽々しいとか頼りないという印象ではなく、きっちりした剛性感・力感を感じられた上の軽快感であり、いい意味でSUVを運転しているような緊張感はなく、リラックスしてドライブができた。
足回りもSUVにありがちな硬質さはなく、しっとりした印象。それでいて意外とシャープなハンドリングだった。ちなみに試乗車はスタッドレスタイヤを装着していた。
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T4に搭載されるエンジンは2.0L直列4気筒ターボエンジンで最高出力190ps/最大トルク300Nmとなる。
車両重量は1610kgあるが、追い越し加速などでも、思った通りの力強い加速を得られる。アクセルを強く踏み込んだ際にも穏やかで上質感を失わない滑らかなエンジンフィールは好印象。8速ATもこまめにシフトチェンジするが、非常にスムースで変速していることを意識することは殆ど無かった。
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わずかな試乗時間だったが、コンパクトクラスにおいても”北欧らしさ”溢れる個性と、カジュアルながらも漂う上質感、そして”ボルボ”たる安心感をヒシヒシと感じられ、正直不満点が見つからない完成度の高さ。
試乗中、最近よく耳にする「モノよりコト」というフレーズが頭をよぎった。家族で旅行、恋人と海へドライブ、仲間とスキー、一人で星を見に……「このXC40が傍らにいる人生」を想像すると自分の人生がより豊かになるのでは思わせるクルマだった。


VOLVO XC40 T4 Momentum
<主要諸元>
全長×全幅×全高:4,425×1,875×1,660mm
ホイールベース:2,700mm
車両重量:1,610kg
エンジン種類:2.0リッター 直列4気筒DOHC ターボ
最高出力:140kW(190ps)/4,700rpm
最大トルク:300Nm(30.6kgm)/1,400~4,000rpm
トランスミッション:8段AT
駆動方式:前輪駆動
燃料消費率:13.6km/L(JC08モード走行)
メーカー希望小売価格:439万円(消費税込)
試乗車には以下のオプションが装備
チルトアップ機構付き電動パノラマ・ガラス・サンルーフ(206,000円)
パワーテールゲート(58,000円)
ホワイトカラールーフ(66,000円)
ワイヤレス・スマートフォン・チャージ(28,000円)
harman/kardonプレミアムサウンド・オーディオシステム サブウーファー付(100,000円)


ボルボ・カー・ジャパン 公式サイト:https://www.volvocars.com/jp

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March 8,2019 Fri    JAIA輸入車試乗会2019  



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