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輝きを増して投入されたフレンチMPVの旗手

プジョー・シトロエン・ジャポン株式会社は、シトロエンのラインナップに新たに
「GRAND C4 PICASSO」と「C4 PICASSO」の2モデルを10月25日に日本市場へ追加導入した。

7年ぶりのフルモデルチェンジとなり、本モデルより2つのボディサイズ(7シーター,5シーター)合わせて3つのグレードが正規にラインナップ。

国内MPV市場でも注目度が高いNEW PICASSOのテストドライブのインプレッションをカーくるでいち早くご紹介したい。

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2014年12月5日 神奈川県箱根の彫刻の森美術館にてCITROEN C4 PICASSOのPress Test Driveが開催された。

早朝より会場入りすると、美術館の駐車場には既に新型PICASSOが並んで出迎えてくれた。

それらのPICASSOは国内導入されるすべてのボディカラーが揃えられていたが、それらのボディカラーのうち、DSシリーズからは無くなってしまったブラウンヒッコリーが復活したのが個人的には喜ばしいニュースだ。

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さっそく美術館内に入ると、特別に館内(屋外)に展示されている「GRAND C4 PICASSO」と「C4 PICASSO」が出迎えてくれた。

朝日に照らされたPICASSO達の予想外の出迎えを嬉しく思う。

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まずはより良くPICASSOを理解するべくプジョー・シトロエン・ジャポンのプレゼンテーション会場へ。

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趣向を凝らした会場の飾り付けが印象的だ 。
 
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シトロエンのPR担当:村田氏より新型PICASSOの説明がなされ、CITORENが本モデルにかける情熱を受け取る事が出来た。

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今回のテストドライブの機会を得る事が出来たプレス参加者は美術館内を移動し、パブロ・ピカソの作品を国内トップクラスのクオリティで収蔵するピカソ館へ。

前日の悪天候からうって変って太陽が輝き、放射冷却で12月初旬とは思えないほどの寒さを感じながらピカソ館へ向かったが、そこでも特別に展示されたPICASSO達が出迎えてくれた。

世界的に知らぬ者はいない画家のパブロ・ピカソ。その生誕133年にあたる10月25日に国内発売された新型PICASSOの展示・試乗会にこれほどベストな場所は日本国内にはない。

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C4 PICASSOのイメージカラーに採用されたルージュ ルビのボディカラーは、都会的且つスポーティな雰囲気がある。

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それに対して、C4 GRAND PICASSOのイメージカラーのブルー テレスは新色で美しいメタリックの発色を見せ、伸びやかなボディラインの美しさを際立たせる。
2台共に白いピカソ館の外壁色の前でコントラストが美しかった。

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ピカソ館の中にもCITROENとPICASSOをテーマにした展示がなされ、パブロ・ピカソの作品とともに楽しむ事が出来た。

にくい演出である。

さあ、ここからはさっそくテストドライブに出かけてその実力を測ってみよう。

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まず試乗したのは16インチアルミホイールを履いた 5シーターのC4 PICASSO Exclusive で、晴天の芦ノ湖スカイラインまで繰り出してみた。

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まずは外観から。

フロントとリアのデザインはボディタイプ毎に別々のデザインプロジェクトで仕上げられており、同じファミリーフェイスを持ちながらも受ける印象はかなり異なる。

ダブルシェブロンをセンターに左右のデイライトを繋げ、先代よりも精悍さを増したフロントフェイスは文句無しにクールだ。

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5シーターのC4 PICASSOは全体的にエッジの効いたデザインでフィニッシュされており、リアウィンドウもかなり角度を付けられているのが特徴的。

サイドウィンドウを取り囲むクロームモールは印象を引き締めるのに一役かっている。

ボディディメンションはGRAND C4 PICASSOに比べて40ミリ低く、170ミリ短いが全幅に差異はない。

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リアの3D LEDタイプのコンビネーションランプを横に広く配したデザインはスポーティなイメージを形成している。

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スポーティさと使い勝手を考慮したリアゲートデザインは最近高評価のデザイナー陣の力量がいかんなく発揮されている。

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また、ユーティリティの使い勝手もかなり向上していた。

これは先代よりも前後に110ミリ伸ばされたホイールベースの影響が大きく、C4 PICASSOでも後席の足元空間には余裕があり、ラゲッジスペースも十分な容量を確保していた。

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そしてその走りの進化はアクセルを踏み込んだ瞬間から実力の成長を感じることが出来た。

プジョー・シトロエンが新開発したシャーシ「EMP2」、足回り、新型1.6リッター直4ターボエンジンとトランスミッションのバランスがとても良い。

テストドライブの会場となった箱根の急な坂道を小気味良く変速しながらグイグイ登っていく。

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エンジン自体が小型で鼻先が軽い事、GRAND PICASSOに比べて70キロ軽い事が好影響を及ぼしてMPVという事を忘れてしまうほどの軽快さがある。

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芦ノ湖スカイラインを右に左にハンドルを切り、アクセルワークとパドルシフトで操作を楽しめば、気軽にドライビングを楽しむ事が出来てしまう。

また、その走りが楽しくてしょうがない。

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スポーツカーとまでは言わないが、操り方によってはホットハッチに乗っているような感覚も手に入れられる。

新型C4 PICASSO これは想像以上の仕上がりだ。
 
さあ、次はGRAND C4 PICASSOに乗り換えて見ていこう。

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試乗に用意されたのは16インチアルミホイールを履いたGRAND C4 PICASSO Seduction でブルー テレスのボディカラーが晴天の空と相まって美しい。

このSeductionは今回の新型PICASSO(5シーター・7シーターすべて)の中では最廉価のグレードとなり、上級グレードのGRAND C4 PICASSO Exclusiveよりも30万円安となっている。

その価格差はディスタンスアラートやレーンデパーチャーウォーニング、インテリジェントハイビームなどの新開発セーフティ機能やエクステリア装備のレスオプションだ。

ただ、Seductionでもその装備は必要十分でなんら不満を感じることはないのでお伝えしておきたい。

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そしてこの新型は先代のGRAND C4 PICASSOと比べ、全長を10ミリの拡大にとどめながら、ホイールベースは110ミリ延長して広い室内空間を実現している。

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また、車両重量は多くの新装備を追加しながらも約50キロの軽量化が成し遂げられたのは特筆すべき点だ。
 
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外観では、先代同様Aピラーから伸びやかなルーフラインを描き、ルーフバーと一体化しつつリアエンドへ下りて来る。

エンドには3D効果の効いたコンビネーションランプが配され、個性的なリアエンドを形成している。

全体としてC4 PICASSOよりも丸みを帯びて柔らかい印象にフィニッシュされているのは、7シーターのGRAND C4 PICASSOを購入するであろうファミリー層をイメージしたデザインと思われる。

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そして今回のC4 PICASSOとGRAND C4 PICASSOにはコクピットに12インチパノラミックスクリーンと7インチタッチスクリーンが備えられた。

上側:12インチパノラミックスクリーンはフルデジタルのワイドスクリーンでドライバーが必要とする情報すべてを表示する。スピードメーター、タコメーター、トリップコンピューター表示に加え、360°ビジョン、フロントカメラ、バックカメラの画像などの走行情報だ。

下側:
7インチの大型タッチスクリーンでは、エアコン、オーディオ、ドライビングアシスト機能など、さまざまな情報を表示させ、慣れれば直感的に操作が可能。またスクリーン両サイドに配置されたボタンはショートカットボタンで、メニューの切り替えも簡単に行えるのがユーザーフレンドリーだ。
このあたりの進化も見逃せない魅力アップのポイントになっている。

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スーパーパノラミックウィンドウとパノラミックガラスルーフはドライバーズシートから三列目まで開放的な雰囲気で満たしてくれる。

この日も晴れわたった空を温かいキャビンから大きく仰ぎ見る事が出来た。

説明はこれぐらいにしてさっそくテストドライブに出よう。

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先にC4 PICASSOを試乗してからGRAND C4 PICASSOに試乗した為にその動き出しの鈍さなどを感じるが、先代GRAND C4 PICASSOと比べるとかなり乗りやすい。

先代では急な坂の登坂時にはシフトをM(マニュアル)モードにして1速・2速を使い分けて登る必要があったが、新型はA(オート)で問題なく登っていく。

先代のGRAND PICASSOで変速の際に感じたタイムラグやショックなどの違和感は全く感じられない。新型のEAT6(6速エフィシェント・オートマチック・トランスミッション)がいい仕事をしている。

また、先代に乗り慣れた編集部員が驚いたのは車体の動きだ。

ワインディングを走れば、C4 PICASSOに比べてボディを左右に振られる。無論ボディが一回り大きい事が影響しているのだが、それも先代に比べるとかなり落ち着いている。

新型プラットフォームが採用されて低重心となったこと。そして足回りも良く煮詰められた事でハンドルを切ってもボディがフラフラとしなくなった。乗り心地が格段に向上している。

ブレーキのフィーリングも一回り小さなC4 PICASSOとは味付けが異なり、踏み込み量に対して正確に、そして静かに仕事をしている感じがある。

高低差のあるワインディングから生活道路を走った感想としては、先代PICASSOからかなり進歩している。

やはり7年越しのリニューアルという事で、同じGRAND C4 PICASSOでも、ここまで変わったか!と思わせてくれた。

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そして今回のC4 PICASSO とGRAND C4 PICASSOにはExclusiveSeduction共通の標準機能として、車庫入れや縦列駐車のときにセンサーでスペースを検知し、駐車するために必要なステアリング操作を自動で行う「パークアシスト」が装備されている。
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実際に縦列駐車を「パーキングアシスト」を使って駐車してみると、このような状態まで寄せた駐車状態となる。
壁やフェンスなど、センサーが検知する状況によって結果は異なるが、縦列や車庫入れが苦手な方にはありがたい機能だ。


今回、ALL NEW C4 PICASSOとGRAND C4 PICASSOを乗り比べたが、先代からの進歩は素晴らしいものがあった。

スタイリッシュなエクステリアデザイン、快適なキャビン、セーフティテクノロジー、新型エンジンとシャーシを手に入れて格段に上がった動力性能は競合する他ブランドのどのMPVと比べても遜色ないどころか、その中でひときわ輝きを放っている。

日本中にあふれかえるMPV、ワンボックスに飽きた諸兄は是非、シトロエンのディーラーで新型PICASSOを試乗することをお奨めしたい。
きっと、その価格以上の満足感を得られる事は間違いないとお伝えして、新型PICASSOの紹介を終えよう。


【C4 PICASSO】
ボディーサイズ:全長×全幅×全高=4430×1825×1630mm
ホイールベース:2785mm
車重:1480kg
駆動方式:FF
エンジン:1.6リッター直4 DOHC 16バルブ ターボ
トランスミッション:6段AT
最高出力:165ps(121kW)/6000rpm
最大トルク:24.5kgm(240Nm)/1400-3500rpm
サスペンション:前・マクファーソンストラット 後・トーションビーム
ブレーキ:前・ベンチレーテッドディスク 後・ディスク
乗車定員:5名
価格:357万円(Exclusive)

【GRAND C4 PICASSO】
ボディーサイズ:全長×全幅×全高=4600×1825×1670mm
ホイールベース:2840mm
車重:1550kg
駆動方式:FF
エンジン:1.6リッター直4 DOHC 16バルブ ターボ
トランスミッション:6段AT
最高出力:165ps(121kW)/6000rpm
最大トルク:24.5kgm(240Nm)/1400-3500rpm
サスペンション:前・マクファーソンストラット 後・トーションビーム
ブレーキ:前・ベンチレーテッドディスク 後・ディスク
乗車定員:7名
価格:378万円(Exclusive)、347万円(Seduction)

プジョー・シトロエン・ジャポン 製品ページ
 

December 8,2014 Mon    試乗インプレッション  



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10月12,13日の2日間、ホワイトハウスグループが展開する2つのブランド、BMWとAUDIを1度に試乗できてしまう企画「ホワイトハウステイスティングドライブ」が行われると聞き、さっそく応募してみました。

毎月テーマを変えて様々な国の車を乗り比べできる企画とのことで、比較検討するには絶好の機会と言えます。

カーくる編集部でも毎年JAIAの輸入車イッキ乗り比べを経験していますが、1日のうちに続けて車に乗るということは、前に乗った車の感触が残ったままなので、非常に車の違いが分かり易く、それぞれの長所と短所が浮かんできます。
そうすることで車を見る目も養われるので、乗り比べは大変重要ですし、特にこの「忘れないうち」にというのがとてもポイントが高いと思います。

ちなみホワイトハウステイスティングドライブのこれまでの実績は、

9月 ジャガー  XF2.0 & XJ3.0
8月 シボレー & キャディラック
7月 アルファ ロメオ & フィアット & アバルト
6月 プジョー & シトロエン
5月 シボレー & キャディラック

さすがは20以上のブランドを抱える総合ディーラー、毎月のラインナップもバラエティに富んでおり、どれも魅力的ブランドばかりです。ホワイトハウスグループならではの企画と言えますね。

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今回の試乗の舞台、名古屋南BMWへ伺い、まず初めに試乗したのはAUDI A4 2.0 TFSI。
上質で優しい走りはすべての人に満足感とゆとりを与えます。
アウディのセダンの中ではともすると入門編に見られがちなこのA4というレンジでも細部まで全く手を抜くことのない品質と、高級感は同クラスのセダンの中でも随一でしょう。

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後部座席は標準的な広さで、A4というベーシックなラインを考えても十分の広さがあると思います。

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次に試乗したのはBMW 320d。
dというのはディーゼルモデルのことで、当然ながらクリーンディーゼルです。燃費が良く、エコ的なライン、、かと思いきや、もちろんその側面がありながら、強烈なパフォーマンスカーでもありました。

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ディーゼルらしい瞬発力のある走りはタイヤを転がし始めた瞬間からドラマティックに盛り上がりを見せ、走りが俄然楽しい1台でした。そしてMTモードに切り替えても、しっくりくる操舵感とコーナーを駆け抜ける路面との一体感。さすがはBMWです。走る楽しさは同クラスのセダンと比較しても追随を許さないレベルに感じました。

これで燃費が良くて税金も安いなんて、3シリーズをチョイスするならこれを買わない理由が見当たらないのでないかと思えるほどインパクトのある一台だと思います。

エンジンスペックは2L直列4気筒 DOHC ツインパワー・ターボ・ディーゼル・エンジン184馬力と、ここまでは平均的な2Lエンジンのそれですが、トルクが38.7kgmもあるので、1550㎏とセダンにしては軽い車重を軽々と引っ張っていきます。

この加速感はまさに快感でした。

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【余談ですが、面白かったのは横長のデイスプレイ。地図にGoogleMAPを採用しているとのことで、どんどん縮尺を広げていくと最終的には地球から日本を眺めている絵に。もはやナビではありません・笑】

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後部座席は驚くほどの広さ。同じクラスのセダンでもパッケージングで変わるのでしょう。
ちなみにディメンションはAUDI A4の全長・全幅・全高4720・1825・1440に対してBMW 3シリーズは4625・1800・1440と、全長も全幅も小さいのにも関わらず、です。

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ではトランクルームは、ということでトランクを開けて見てみると、これがまた大容量のトランクを装備。ゴルフバックや家族の旅行などにも十分な広さでした。

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試乗後、コーヒーをいただきながら営業の方とそれぞれの車の感想などをお話ししました。
営業の方もこの320dを個人的に所有されているとのことで、やはりこの熱い走りに加え、燃料費が体感的に今までの半分くらいに抑えられること、そのバランスが高いレベルで実現されているとのことで、とても魅力的な1台に仕上がっているとのことでした。

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BMW 3シリーズ、ディーゼル、遠出をするカーくる編集部としてもかなり欲しい1台になりました。

このようにホワイトハウスグループでは毎月、乗り比べをさせていただけるティスティングドライブ企画をしていますので、是非お気軽にお申込みされてみてはいかがでしょうか。

やはり車は試乗しなければ見えてこないこと、いっぱいあります。
きっとお気に入りの1台が見つかるはずですよ。


INFORMATION

WHITE HOUSE TASTING DRIVE !


ホワイトハウステイスティングドライブ
11月はアウディ、BMW、ボルボの中から2台試乗できます!
またとない機会ですね。
試乗予約はこちらから。11月13日締め切りなのでご応募はお早めに。
http://www.whitehouse.co.jp/tasting_drive/

今回の試乗会場 名古屋南BMW
http://www2.whitehouse.co.jp/30th/showroom/bmw_ngaoyaminami/

November 10,2013 Sun    試乗インプレッション  



witten by 美あんこ
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秋の気配を感じるこの季節に、箱根の爽やかな空気の中でオープンエアを楽しんで欲しい・・・
プジョー・シトロエン・ジャポンさんの粋な計らいで開催された”シトロエン DS3 カブリオ”試乗会に参加してきました。
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願いは届かず当日は降ったり止んだりの不安定な空模様。
残念ですが、こればかりは神のみぞ知るといったところ。気を取り直して試乗会に挑みます。

7月5日より販売を開始しているDS3 カブリオですが、ルーフを閉めた状態だとスタイリングはDS3のハッチバックモデルと殆ど変わりません。
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ちなみにソフトトップカラーはブラック、ブルー、DSモノグラムの3種類あり、それぞれボディカラーと組合せが決まっております。
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ブラン バンキーズ(白)にはブルー、DSモノグラム※
ノアール ペルラネラ(黒パール)にはDSモノグラム、ブルー※
ルージュ ルビ(赤パール)、ジョーヌ ベガス(黄)にはブラックの組合せです。
※は受注生産

今回はDS3 カブリオと共にクローズドボディのDS3 ハッチバックも用意され、同時に試乗することにより比較ができました。
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試乗会会場が箱根の麓の御殿場といことで、さっそく山を目指して試乗開始です。
御殿場と箱根スカイラインをつなぐ長尾峠というタイトな峠道を上っていきます。

ハンドリングは手応えも丁度良く、正確に狙ったラインを走ることができます。
サスペンションは若干固めに感じるものの、街乗りでもワインディングでも快適に乗りこなすバランスのとれた味付け。
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エンジンはプジョー・シトロエンではお馴染み、1.6Lターボの156ps仕様。
低回転から必要十分なトルクを発揮するエンジンなのですが、3000回転を超えたあたりから急速に力強さが発揮され、ターボの利き始めが明確に分かるセッティング。
峠道の上りではウェット路面で控えめな走りだったこともあり、タイトコーナー直後の立ち上がりでは相対的に低回転でのもたつきが気になりましが、見通しの良いコーナーの続く箱根、芦ノ湖スカイラインではこのターボパワーを維持した気持ちの良い走りができました。
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前述の通りDS3ハッチバックも同時に試乗できたのですが、ハッチバックとの差は殆ど感じられませんでした。
あえて言えばサスペンションから伝わる振動がオープンモデル特有のブルブル感をほんのわずかながらに感じるのと、ソフトトップとしてはかなり優秀ですが遮音性が若干低くエンジン音やロードノイズが少しだけ大きく感じる程度でしょうか。
しかしこれも同時に乗り比べたからこそ気付く範囲であって、むしろ”気のせいかな?”と思う程度の違いでしかないことにDS3カブリオの作り込みの高さに改めて驚きます。
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試乗中、一度止んでた雨が再び降り出した際にも慌てずにルーフをクローズ。
こんな時、走行中(120km/hまで!)でもソフトトップが開閉できるのは非常に嬉しいですね。
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3ドアということもあり、DS3ハッチバックの後席では閉塞感が感じられましたが、このDS3カブリオならルーフを明け無限の開放感を感じることができます。もちろんサイドはピラーやウィンドーが残っているので、オープン特有の風の巻き込みや人々の視線なども気にならないレベルなので、家族も一緒にオープンエアを楽しめます。
ただしフルオープン時にはリアウィンドー部にソフトトップがたたまれますので後方視界がほぼ0になり注意が必要です。また後席レザーシートではフラットな形状も手伝って非常に滑りやすいので、ワインディングなどでは後席への配慮が必要かもしれません。
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これだけお洒落なDS3ですが、今のところ6速マニュアルミッションのみとなっております。
DS3ハッチバックのスポーティなイメージをそのままに・・・というコンセプトは理解できるし車好きとしては非常に嬉しいのですが、これだけお洒落なDS3カブリオにはやはり女性にもお勧めしたい。となればオートマチックミッションの設定は不可欠と思いますが、そこはこれからの展開に期待しましょう。
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現代の欧州コンパクトカーはどの車も非常に良くできており、少なくとも一般のユーザーが乗る限り性能の面では大きな差や不満は感じられないように思います。となれば必然的に走行性能以外でも今まで以上にユーザーを引きつける強い個性がなければ選択されない現実があります。
そんな熾烈なコンパクト市場においてDS3カブリオは強烈な個性を放ち、ユーザーを虜にする一台となっているのではないでしょうか。

【シトロエン DS3 CABRIO SportChic】
全長×全幅×全高:3965mm×1715mm×1460mm
ホイールベース:2455mm
車両重量:1210kg
乗車定員:5名
総排気量:1598cc
最高出力:115kW(156ps)/6000rpm
最大トルク:240Nm(24.5kg-m)/1400-3500rpm
変速機:6速MT
燃料消費率(JC08モード):13.6km/L
タイヤ:205/45 R17
希望小売価格(消費税込み):311万円

【シトロエン DS3 CABRIO 公式ホームページ】 http://ds3-cabrio.citroen.jp/

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プジョー・シトロエン・ジャポンさんは発表会や試乗会の会場作りにも非常に力が入ってます。
シトロエンの歴代オープンモデルを一挙展示!
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そして用意されたランチも素晴らしく美味しかったです。
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September 30,2013 Mon    試乗インプレッション  



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コーンズ フェラーリ名古屋ショールームでスペシャルな試乗会「Ferrari Sweet GT days」が開催されました。
フェラーリのGTカーを試乗をした後に生演奏を聴きながら、日本パティシエ界を代表する辻口博啓氏の未発表新作スイーツが振る舞われ、さすがはフェラーリ!という内容の試乗イベントです。
 
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試乗したのは「Ferrari California 30 Giappone」という限定車。
フェラーリのF1チーム「スクーデリア・フェラーリ」がF1日本グランプリ鈴鹿での初勝利から25周年を記念して仕立てられた特別な仕様。通常モデルより車両重量を30kg軽く、最高出力を30ps向上させた「カリフォルニア30」をベースに、ボディは「Bianco Italia」と呼ばれるマットなホワイト、ルーフはブラックというツートン仕様となっています。
その他にもフロント、リア・スポイラーや、ドア・ハンドル、フュエル・キャップをはじめとするエクステリアにカーボンファイバーをふんだんに取り入れており、インテリアにも、ステアリング、コンソールやフロアマットにいたるまで、スポーティーなイメージで車輛のデザイン全体を引き締めています。
内装はシートからダッシュボードやドアの内張りに至るまで鮮やかな赤レザーで包まれている最高にお洒落な1台で、日本限定10台の希少車です。
 
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オープンにすると、白のボディに赤の内装が道行く人の目を引きます。赤白色のコントラストは日本限定モデルにふさわしい組み合わせですね。
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同乗していただいたコーンズのマネージャー曰く、白ボディに赤内装は日本で今、最も人気のある組み合わせなのだとか。それに加えこの艶消しのホワイトの外装、本当に素敵でした
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試乗の後はお待ちかねのSWEETSタイム

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辻口博啓氏の未発表新作スイーツ
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nano chocolat「細胞で感じるショコラ」
まったく新しいショコラの原料とのことで、砂糖が入っていないのに甘く、カカオ豆の香りが口の中いっぱいに広がります。めっちゃおいしーーい
 
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跳ね馬さんの飾りつけを見るだけでテンションあがっちゃいます

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辻口氏の絶品チョコレートの数々に舌鼓を打っていると、生演奏が始まりました。

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何と優雅な時間なのでしょうか とっても癒されます。

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参加者の皆さんもうっとりした様子で演奏と、スイーツを愉しんでいらっしゃいました。

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フェラーリ。甘美な世界への扉。Ferrari Sweet GT days



INFORMATION
コーンズ フェラーリ名古屋ショールーム
http://www.cornesmotor.com/showrooms/sakae?brand=ferrari



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July 15,2013 Mon    試乗インプレッション  



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ファン待望のホットハッチ PEUGEOT 208 GTi が、いよいよ7月1日より販売開始されました。

それに伴い、走りの聖地”箱根”を舞台に開催された PEUGEOT 208 GTi 試乗会にカーくる編集部も参加してきました。
当日は残念ながら梅雨らしい雨天の中での試乗となりましたが、待望のGTi、そして箱根というロケーションも相まって、そのパフォーマンスの一端を味わうことができました。
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80年代、軽量・コンパクトなハッチバックボディにハイパワーエンジンを搭載し、その運転の楽しさからファンを魅了しホットハッチの代名詞ともなった 205 GTi 。そのコンセプトを現代に蘇らせた 208 GTi は、お手本通りのコンパクトボディに最高出力200psを誇る1.6Lターボエンジンを搭載し走る楽しみを追求した 208 最強のホットモデル。
試乗会場となったホテル大箱根には、先日パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライムを制覇した 208 T16 を模した 208 GTi と共に 205 GTi も展示する粋な計らい。
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さらにこの日はフランスのスニーカーメーカー”パトリック”とコラボレーション。
ドライビングにも最適なパトリック社自慢のスニーカーを貸与してくれるサービスも実施していました。
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以前、プジョー別注モデルも作ったことがあるとのこと。オーナーなら抑えておきたい一足ですね。
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さあ、いよいよ試乗開始です。
208 GTi の外装は数々の専用装備によって、よりスポーティで特別に仕上げられています。
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乗り込むと208特有の小径ステアリング、そして赤LEDで縁取りされたメーターから走りのDNAを直感的に感じられ、ドライビングへの期待が高まります。その他にもテーマカラーの”赤”をあしらった内装が目を引きます。
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早速箱根のワインディングに向けて出発。
乗って直ぐに感じるのは、スペック以上にコンパクトに感じること。全幅は1740mmあり、日本のコンパクトカーと比較すれば決して小さくはないのですが、車全体の塊感によってドライバーとの一体感を感じ四隅に手が届くようです。
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低回転からトルクフルなエンジンはフレキシブルで扱いやすいが、ひとたびアクセルを踏み込めば高回転まで衰え知らずのパワーがボディをグイグイ引っ張ります。実際、ハイパワー車に人気のターンパイク上り坂でもパワー不足を感じることもなく、必要な時に必要な分だけパワーを発揮します。
アクセル操作に対する回転レスポンスに関してはターボ故か多少不満が残るが、軽いタッチでゲートに吸い込まれていく6MTを操作しながらのドライブはこの上なく楽しい。
また強化されたブレーキは十分なストッピングパワーを発揮するも唐突なところが無くリニアに効いて、ドライビングに安心感をもたらします。

専用チューンされ締め上げられたサスペンションは、固いというよりしなやかでコシが強いという感じ。コーナリングではわずかにロールを許すもピタッと路面を捕らえ狙ったラインをトレースします。さらに凸凹の不整路でも不快な突き上げは抑えられており街乗りでも不満は無さそうです。”猫脚”ならぬ”山猫脚”と言ったところだろうか。

これだけ本格的なスポーツ性能を高めたモデルでありながらも、実用性を犠牲にせず高次元でバランスさせ、新たな価値を示した 208 GTi。価格も299万円と性能を考えるとベストプライス。
最近活気があるコンパクトホットハッチ市場ですが、また魅力的な一台が現れました。


この試乗会で同時に公開された 208 XY というグレード。
IMG_2508.jpg
156ps仕様のターボエンジンを搭載した 208 GT というグレードがありましたが、この GT をブラッシュアップしたモデル。
スポーツ性能は程々にセンスのよい専用の内外装により仕上げられたラグジュアリースポーツモデル。
スポーツ色の濃い GTi とはひと味違った魅力的なモデルになっています。
IMG_2513.jpg IMG_2511.jpg IMG_2514.jpg
IMG_2517.jpg IMG_2461.jpg
ひとつ残念なのは、この XY には3ドア&6MTモデルしかないこと。
車の性格を考えると、5ドア&ATモデルを加えればもっと多くの人に 208 の魅力を伝えることができるように思います。
今後の発展に期待したいですね。

【PEUGEOT 208 GTi [XY]】
全長×全幅×全高:3960mm×1740mm×1470mm
ホイールベース:2540mm
車両重量:1200kg
乗車定員:5名
総排気量:1598cc
最高出力:147kW(200ps)/6000rpm [115kW(156ps)/6000rpm]
最大トルク:275Nm/1700rpm [240Nm/1400-3500rpm]
変速機:6速MT
燃料消費率(JC08モード):13.8km/L [15.2km/L]
タイヤ:205/45 R17
希望小売価格(消費税込み):299万円 [269万円]

【PEUGEOT 208 GTi 公式ホームページ】 http://www.peugeot.co.jp/208gti/
【PEUGEOT 208 XY 公式ホームページ】 http://www.peugeot.co.jp/208xy/
IMG_2544.jpg

IMG_2448.jpg IMG_2506.jpg IMG_2538.jpg

July 8,2013 Mon    試乗インプレッション  



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