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フランス流の商用車。それが「ルノー カングー」である。もちろん、日本では商用車として使われるケースよりも、「マルチパーパスカー」、つまり多目的車として使われるケースが多い。

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この2世代目のカングーが日本に登場したのは2009年なので、もう8年目となる。かなりロングライフのモデルであるから、筆者は実を言うと「今さらカングーの試乗をしても、試乗インプレッションに書くことはなにもなくて、困ってしまうだろうなぁ」とひそかに思っていた。しかし、乗ってみれば、「!」である。

実はこのクルマに試乗する直前にオプションも含め3000万円弱の「アストンマーチン ラピードS」という6.0リッターV12エンジンを搭載したクルマを試乗した。
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もう「この差は何!?」と思ったわけだが、そんなシチュエーション下でもこの「カングー」の出来の良さには驚かされた。私はあくまでも個人的にだが、ラピードSのパワーをどこで使おうか?と考えるよりも、カングーはどんな楽しい生活にしてくれるだろうか?と考える方が楽しかったのも事実である。

当初はATモデルに関しては、1.6リッターNAエンジンに4速ATが組み合わされていたモデルだけだったが、今回ダウンサイジングの流れを受けてか、1.2リッターターボエンジンに6速のデュアルクラッチトランスミッション(DCT)が組み合わされているモデルが登場した。他にMTモデルもあるが、今回はルノーでEDC(エフィシェント・デュアル・クラッチ)と呼んでいる、デュアルクラッチトランスミッションとの相性がどうかというのを味わってみた。
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まずこのクルマに乗り始めて驚かされるのは視界の広さである。窓ガラスの面積、Aピラーの立ち方、全高の高さも相まってなかなかの視界の広さに驚かされる。逆にルームミラーで後ろを見ると、ちょうどバックドアが観音開きで開くこともあり、中央に大きな柱がある。これが視界の邪魔になって、後続車を確認しにくいというのが少し気になるが、使い勝手とトレードオフでそこは仕方ないかと感じるポイントでもある。
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街中を走っている分にはこのパワーユニットで不足を感じることはない。そして、実は筆者はこのクルマはコンベンショナルなトルクコンバーター方式のATかと思い込んでいたほど、初期のDCTのような発進時のギクシャク感はなく、滑らかに良くできていると感じた。

オーディオをかけていない状態で走っている状態でもエンジン音はさほど気にはならないが、ターボのタービンかコンプレッサーが回る音だろうか「ヒュー」という音が聞こえるのが少し気になる。ただ、実際にはオーディオもしくはラジオをかけていれば、それほど気にならないだろう。

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乗り味はもともと商用車であるということと、空荷の状態で走っていたため、特に後ろ足がピョンピョン跳ねるような印象ではないかと予想していたわけだが、これは完全に覆され、やはりフランス車らしいしなやかで柔らかい、気持ちのいい乗り味を提供してくれた。高速道路での道路の継ぎ目も、滑らかに越えていく。一方でやはり柔らかさと全高の高さのせいだろうか、ブレーキをかけた際のノーズダイブが少し大きいかなという印象を受けた。

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内装の質感はもともと商用車なので決して高いものではないと思うが、ただ安っぽいという印象を受けるのではなく、そこはデザインでカバーしている。オシャレなインテリアの雰囲気を醸し出しているので、パッと見ではそこまで安っぽい印象を感じない。

停車からのフル加速では、必要にして十分といった印象だ。個人的にはもう少し余裕が欲しいと感じなくもないが、問題が起きるほどのものではない。また中間加速では、不満に感じることはなく、小排気量でも、ターボと、効率的なトランスミッションがいい仕事をしているということがよくわかる。変速ショックも感じない。

直進性が非常にいいのは、フランス車全般に言えることだが、もともと商用車であるカングーも乗用車のフランス車同様、直進性がよく、長距離ドライブでは疲れにくいだろうなと思わされた。プジョーに乗っても、シトロエンに乗っても、ルノーに乗っても、スパッと中央付近にしっかり戻るステアリングのフィーリングは魅力的である。

自動緊急ブレーキやレーンキープといった最新の安全性能は全くないが、「自動車」としての基本性能が非常に高い。クルマの基本性能がまずしっかり備わったうえでの、安全装備が欲しいと感じるので、いまのカングーに最新の安全システムが備われば、それは相当魅力的なクルマになるだろう。

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 シートのつくりもフランス車らしい柔らかさを持っており、サイズがもう少し大きいといいと思うが、全体的にはフランス車に乗っているという実感がよく湧くクルマである。

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このクルマは「普通に乗って、気持ちがいい」。もう少しパワーが欲しい…と言った要望もなくはないが、しかし日常扱う道具としてはこれで十分魅力的だ。案外、普通だけれども、気持ちがいいというクルマは探すのが難しい。やはり、熟成が進み、とてもいい商品になってきているという好事例が8年目を迎えた「カングー」である。

ルノー カングー ゼン
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主要諸元
全長×全幅×全高:4,280×1,830×1,810mm
ホイールベース:2,700mm
車両重量:1,450kg
エンジン種類:ターボチャージャー付 筒内直接噴射 直列4気筒DOHC16バルブ
排気量:1,197cc
最高出力:84kW(115ps)/4,500rpm
最大トルク:190Nm(19.4kgm)/1,750rpm
トランスミッション:6速EDC(エフィシェント デュアル クラッチ)
駆動方式:前輪駆動
燃料消費率(JC08モード走行):14.7km/L
メーカー希望小売価格:259.0万円(消費税込)
※試乗車は290.2881万円(フロアマット、ETC、ナビ、自動格納ドアミラー、マルチルーフレール、エマージェンシーキット装着車)
公式サイト:http://www.renault.jp


February 14,2017 Feb    JAIA輸入車試乗会2017  



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JAIA輸入車試乗会2017  ~ ルノー トゥインゴ ゼン(MT) ~
 
JAIA輸入車試乗会で、ルノー トゥインゴ ゼン(MT)に乗りましたので、試乗記をお送りします。

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トゥインゴのメインは、0.9リッターターボ+EDC(ツインクラッチ)で、MTモデルは発売時にサンクSという名の50台限定モデルが用意されてたのみでした。 限定の50台は発売即完売したとの事で、今回、晴れてカタログモデルとして設定されたとの事のようです。
EDCモデルの0.9リッターターボの90ps, 13.8kgmに対して、MTモデルは1リッターNAで71ps, 9.3kgm と結構スペックが違います。

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乗った第一印象は、とっても懐かしい感じがしました。

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軽量とはいえ、車重は960キロですので、パワーウェイトレシオは13.5kg/psと、たいしたことありません。 その分、一昔前のフランス車のようにMTでエンジンをぶん回し、パワーを使いきって走る楽しみが有るクルマだなと。 

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最近のしっかりしたスモールハッチとは違って、ちょっと90年~00年代のクルマのようなアナログ的な感覚が残っているクルマという印象です。 ちょっと惜しいのはシフトストロークがやや長いのと、タコメーターが装備されてないことでしょうか。 とはいえ、シフトフィーリング自体は悪くないですし、タコメーターが無いのもエンジン音である程度は分かりますので、大した問題ではありません。 足元は左足の置き場が無いのが少々気になりました。 まあ、その分積極的にシフトして楽しんでくださいという事でしょうね。
 
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乗り心地もサイズの割には比較的良いと感じました。 勿論、高速の継ぎ目ではやや強い上下動が来ますが、それほど不快とは感じませんでした。
タイヤは165/65R15という控えめなサイズで好感が持てます。 ルノーの伝統でシートも車のサイズの割には比較的たっぷりしており、この点も乗り心地の良さに寄与してる気がします。

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あと、感動的なのがRRによる取り回しの良さで、これは感動的でした。
試乗コースは、一般的な市街地+高速道のみだったのですが、ワインディングとかだと楽しいこと間違いなしだと思います。
ユーティリティは、2名+α程度の使い方では十分ではないでしょうか。 前述の通り、フロントシートはAセグメントとしては比較的たっぷりとしてますし、後部席も短時間であれば問題無いレベルです。

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一方、フロントシートのシートバックが結構高いので、後部席からの視界は今一つの気がします。
リアトランクはエンジンがトランク下にあるのであまり広くないですが、フラットで使いやすいです。

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ちなみに、エンジンはこのように直接は見えません。

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その他、室内にはちょっとした物置等も多く、とても便利な感じです。

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あと、トゥインゴの大きな魅力はポップで個性的な内外装でしょうね。
先代はやや落ち着いたテイストでしたが、この3代目は至るところに初代のような遊び心がある気がします。 コンセプトはモノスペースを目指した初代、ややホットハッチ的な2代目、そして今回のRRでポップな3代目とそれぞれテイストはちょっとずつ違う気がしますが、ディテールも色々と凝ったところが見られ、眺めてるだけでも楽しい気分になりますね。
 
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ライバルは輸入車では、シャシーを共用するスマートフォーツー、BMWミニ、フォルクスワーゲンUP!  フィアット500/パンダといったところだと思いますが、前述の通り軽やかな走り、RRベースの回頭性の良さ、ポップな内外装といったところがトゥインゴの特徴かと思います。
後は、ルノーお得意の限定車や、RSといったモデルが出てくると、より魅力的に感じるのでしょうね。

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輸入車好きの方は勿論ですが、例えば国産のヴィツツやフィットやノート、あるいは軽の上級車種とかを検討されてるような方は、ちょっと視点を変えてトゥインゴも選択肢に入れてみられたらいかがでしょうか?(この場合、EDCモデルのほうが敷居は低いですが)
確かにユーティリティに関しては正直国産のコンパクトカーには及ばないですが、走りの楽しさ、乗り心地、そしてお洒落な雰囲気等、所有された時の満足度は高いのではないかと思います。
ひょっとして、新しい世界が開けてくるかも・・・

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ご興味を持たれた方、一度お近くのディーラーに足を運ばれては如何でしょうか。
 
 主要諸元
全長X全幅X全高: 3,620X1,650X1,545mm
ホイールベース: 2,490mm
 車両重量: 960kg
エンジン種類: 直列3気筒DOHC12バルブ
排気量: 998cc
最高出力: 52kW(71ps) /6,000rpm
最大トルク: 91Nm/9.3kgm/ 2,850rpm
トランスミッション: 5速MT
駆動方式: 前輪駆動
燃料消費率(JC08モード走行): -
メーカー希望小売価格: 171万円(消費税込)
試乗車は189.3万円 (フロアマット、スマートフォンクレドール、ボディデカール、キッキングプレート、Fグリルバッジセット、シリコンキーカバー、エマージェンシーセット)
公式サイト: http//www.renault.jp
 
 
 
 



February 12,2017 Sun    未分類  



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つい先ごろ、8年ぶりにフルモデルチェンジをして日本に導入された、2世代目となる「フォルクスワーゲン ティグアン」は一言で言うと、「ゴルフSUV」である。先代モデルも出来は決して悪くはなかったが、このティグアンだからこそ欲しいと思わせる何かに欠けるところがあり、ただ真面目なゴルフがファッショナブルなSUVを身にまとったという印象だった。

今回JAIAでは、ティグアンの2タイプに試乗することができたが、今回取り上げるのは最高機種の「Rライン」である。
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↑「TSIハイライン」の試乗記は後日お届けする。
しかし、3グレードあるすべて、基本的なパワーユニットに変わりはなく、装備や、外観が多少違うといった程度である。

2代目のティグアンもやはり、ゴルフをベースに作られたSUVであることは紛れもないが、現行ゴルフに関しては、筆者自身も出来の良さに大変驚かされた一人であるから、そのSUV版がどのような進化度を遂げたかがとても楽しみであった。

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実際に乗ってみると、インパネのデザインもゴルフⅦに大変似ており、ゴルフの着座点を上げたクルマといった印象だ。そして、実際に走ってみてもやはり、まさにゴルフ譲りで、気持ちのいい乗り味である。Rラインは255/45R19というタイヤを履いているが、これでも乗り味は悪くない。道路の継ぎ目を越えても、なめらかに越えて、足回りで良く吸収してくれる。
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この試乗車には「DCC(アダプティブシャシーコントロール)」と呼ばれる装備が装着されているため、乗り味を変えることができる。「コンフォート」から「スポーツ」というモードにすると、
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明らかに路面のざらつきを伝えるようになる。これほどはっきりと乗り味が変わるのには驚かされた。ここまで顕著だと、ワインディングロードでの俊敏さはスポーツモードにすることでかなり得られるかもしれない。残念ながら今回はワインディングロードを走る機会がなかったので試せなかった。逆に「コンフォートモード」での乗り味の良さは、かなり高いレベルにあるといえると思う。

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エンジンは1.4Lのターボエンジンで前輪を駆動しているわけだが、フル加速ではそれほど俊敏な印象ではない。ゴルフではベストマッチと思っていたが、やはり1.5トンを超える重量だともう少しパワーが欲しいかなという印象ではある。時速100km/hのエンジン回転は6速のギアで2000回転をやや下回る程度。燃費はよさそうである。

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DCCで、「エコ」モードにすると、コースティングモードに入り、ニュートラルの状態になる。アクセルを離しても、減速感が少ない。

アイドリングストップの再始動は実に滑らかで、遠くからかすかにエンジンの音が聞こえる程度である。振動は全く感じることがなく、このあたりのチューニングは素晴らしい。

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そして、装備は一気にアップデートされ、ゴルフと同じACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)、レーンキープアシストといった装備も装着されている。渋滞が起きて前車が停止しても、滑らかに自車も停止してくれる。また、市街地などでの渋滞が発生しても、ステアリングのアシストがあるため、緩いカーブなどではドライバーは軽くステアリングに触れているだけで、自動で操舵され、前のクルマに追従していく。渋滞路でのドライバーの疲労負担は軽減されるだろう。

ステアリングの印象は、近頃のSUVの中ではややスローな印象。クイックに操舵できるモデルが増えている中では、このクルマはゆったりしている印象である。クルマの運転が好きな方は、もう少し敏感な方がいいと思うかもしれない。

しかし、これもDCCで「スポーツ」に変えると印象はかなり変わって、クイックな印象になったのにも驚かされた。個人的には「DCC」はオプションでぜひつけたいと思わせた一つである。

6速のDSGはかなり熟成が進み、発進時などもギクシャクするようなことがなくなった。それでいて、滑らかに変速して、エンジンの回転域のおいしい部分をうまく引き出している。

ヘッドアップディスプレイも装備されていた。ただ、ガラスに情報を投影する形ではなく、パネルに映し出すタイプだが、やはりあるのとないのではかなり違う印象である。前を見ていれば、情報が自然に入るのはいい。また、メーターはフル液晶で、アウディの言う「バーチャルコクピット」というものと同じようなものが装着されていた。ナビゲーションもこのメーター部に表示することができる。
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気になった点といえば、このクルマには「パドルシフト」が装着されているが、この質感が安っぽく、「パドルスイッチ」のような印象である。サイズも小さく、あまり扱いやすいとは言えない。

その他にも、四方にカメラが用意されていて、上空から見下ろすように映し出す機構もある。サイドカメラは狭い道路では重宝してくれそうである。近頃流行っている先進装備は大方網羅していると思えばいいだろう。

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全体的に完成度はかなり高く、魅力的な1台であると思うが、やはりこの手のSUVにベストマッチなパワーユニットはディーゼルエンジンではないかと思う。フォルクスワーゲンは先の“事件”で、日本へのディーゼル投入が遅れているが、ぜひ排ガス処理をしっかりと行った、新世代のディーゼルティグアンを日本の道路で走らせたいと切に願う。そして、先代モデルにあった4輪駆動も早急に投入してもらいたい。

フォルクスワーゲン ティグアン TSI Rライン
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主要諸元
全長×全幅×全高:4,500×1,860×1,675mm
ホイールベース:2,675mm
車両重量:1,540kg
エンジン種類:直列4気筒DOHCインタークーラー付ターボ(4バルブ)
排気量:1,394cc
最高出力:110kW(150ps)/5,000~6,000rpm
最大トルク:250Nm(25.5kgm)/1,500~3,500rpm
トランスミッション:6速DSG
駆動方式:前輪駆動
燃料消費率(JC08モード走行):16.3km/L
メーカー希望小売価格:463.2万円(消費税込)
※試乗車は499.38万円(テクノロジーパッケージ、フロアマット<プレミアムクリーン>装着車)
公式サイト:http://www.volkswagen.co.jp

February 6,2017 Mon    未分類  



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10月最後の金曜の夜、昔風に言えば花金だ。

暗闇に断続的に降り続く強い雨。ウェット路面の中央自動車道を北上するシルバーのクーペ。

今見ても、20年も前に発表されたとは思えないスタイリングを持つ個性的な・・・そう、クーペ・フィアットだ。

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今回、カーくる編集部はこのクーペ・フィアットをスパイスレンタカーからお借りし、第9回を迎えるhttps://carcle.jp/UserBlog.aspx?UserID=1568" target="_blank">軽井沢FIAT・PICNICに参加させて頂くことにした。

まずは10月28日の夕方に名古屋を出発し、中央道、長野道、上信越道を経由し、軽井沢入りを目指す。

諏訪湖から一般道で軽井沢入りも考えたが、雨の中、下道でウロウロするのはご免と全行程高速での移動とした。

中央道に入り、さっそく恵那峡SAにて腹ごしらえ。やはり、夜間のロングドライブは空腹では辛いのだ。

ここ恵那峡SAはレストラン、フードコートが充実しているが、カーくる編集部のイチオシはこれ!

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照り玉から揚げ丼だ。 
から揚げはサクサク&ジューシーで温玉と絡めて食べれば幸せを感じられるおススメの一品

フードコート内 “旅するどんぶり”でチェックして欲しい。

さて、腹ごしらえも終えて雨の高速を3時間半ほどひた走ると、無事に軽井沢へ到着。

お宿はステキなエントランスを持つこのお屋敷。

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イベントを主催するチンクエチェント博物館の館長、スタッフと共にイベントの打ち合わせをしつつ26時に就寝・・・

明けて29日の土曜日。軽井沢は昨日の雨がどこへ行ったかと思われるほどの晴天に恵まれた。

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紅葉シーズンの軽井沢。心が躍るのを隠すことができない。

出発の準備は、お借りしたクーペ・フィアット(以下:クーペ)のお化粧直しから。

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車のデザインというのは、見ているだけではすべてを理解することは出来ない。見て、実際にそのボディを触ってみるとそのすべてを理解することが出来る。

そう。簡単に言ってしまえば、手洗い洗車をすればそのデザインがすべてが分かるのだ。

自分の車や好きな車、気になる車のデザインをとことん理解したいのであれば、手洗い洗車をおススメしたい。

このクーペのウェッジシェイプが強調されたデザインは、フィアット・チェントロ・スティーレ(社内デザインセンター)が作り上げた傑作だ。

サイドのキャラクターライン、ダブルバブル形状のフロントライト部の樹脂など、その独特な形状は当時のイタリアンデザインの秀逸さを物語っている。このクーペのデザインは日本でも評価され、1995年のグッドデザイン賞を受賞している。

さあ、きれいになったクーペでさっそくFIAT・PICNICのスタート会場へ向かおう。

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休日の軽井沢の朝、すがすがしい空気の中をカーサ・イタリア(旧軽井沢倶楽部)へとクーペを走らせる。

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秋の紅葉に彩られた軽井沢の町はどこを見ても美しく、ただ車を走らせるだけでも気分がいい。

そんな軽井沢の町を新旧のフィアットたちが駆け抜けていく。

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カーサ・イタリアにぞくぞくと参加車両たちが集まってきた。

チンクエチェントやバルケッタ、アバルトなどに加え、アルファロメオやルノーまでも。

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受付を済ませ、モトテカコーヒーの出張サービスの珈琲と共に旧交を温める参加者たち。

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開会式では、FIAT・PICNIC/ドライブラリーの説明が行われた。

このイベントに参加する9割の参加者はリピーターだ。これを聞けば、FIAT・PICNICがいかに参加者達の心を掴んで離さないイベントなのか?ということを察していただけると思う。

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開会式にはゲストとして mCrt ラリードライバー 眞貝選手も登場し、来期もローマラリーへ参戦することを発表。個人スポンサーの募集も当日より始まった。

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さあ、開会式が終われば、さっそく愛車たちに火を入れてピクニックにお出かけだ。

順番に参加者達が愛車で走り出していく。

さあ、クーペもコマ図ラリーに出発だ!

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意気揚々と走り出してすぐ・・・旧軽井沢倶楽部に続く紅葉の美しい並木道を通り過ぎる・・・

いや、カーくる編集部員として、こんなにも美しいポイントで撮影せずに通り過ぎることなど出来ない!

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タイムラリーにもかかわらず、最初から撮影のためにクーペを停めて大きくタイムロス!?

いや、これでもまったく気にならないのが、タイムを競うラリーではないこのFIAT・PICNICのいいところ。

FIAT・PICNICのラリーは、コマ図通りにコースを走りきり、隠しタイムに如何に近いタイムでゴールするか?が勝敗を決する為、「速ければいい」という訳ではないのだ。

窓を開け、風と戯れ、エンジンの鼓動を感じ、愛車のエグゾーストノートを聞きながら秋の軽井沢を駆け抜ける。

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コース上では、こうして停まって撮影をしてしまう事もしばしば。

すると後からスタートした車両に抜かれていく・・・

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ドライブラリーは午前・午後の部に分かれており、今年のランチは軽井沢プリンスホテルのレストラン:ニューヨークを貸切にしてブッフェスタイルのランチだ。

参加者達はそれぞれにプリンス自慢のブッフェを楽しみながら午後の作戦を練る。


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午後のドライブラリーも軽井沢を中心としたエリアを走り抜ける。

碓氷峠にある碓氷第三橋梁(通称:めがね橋)もコースに入っており、参加者たちは知らぬ間に軽井沢観光をすることとなる。

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こうした観光スポットがドライブラリーのコースに入っているのが本当に嬉しい。

日本各地でドライブラリーイベントを展開してきたチンクエチェント博物館の心配りを感じられる。

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紅葉の中、クーペを走らせること138キロ。ドライブラリーはとうとうゴールを迎える。

途中、カーくる編集部のクーペは1箇所ミスコースし、往復6キロも余分に走ってしまった。

それまでノーミスで走ってきていただけに悔やまれて仕方が無い。ロスタイムは15分ほど。

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日も傾きかけた頃。ゴール地点のプレジデントリゾート軽井沢へ到着。

ぞくぞくと他の参加車両も到着してくる。

まずは無事にゴールすることが出来てホッとひといき。

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スパイスレンタカーからお借りしたこのクーペ、ドライブラリーで色々な路面状況・ロケーションを走ったことで、クーペの癖や息遣いを理解することができた。

ストロークの長いシフトをグイッと入れ、アクセルを踏み込めば太いトルクに押し出されてクーペは走り出す。

モデル初期の4気筒ターボと異なり、スパイスレンタカーのクーペは2000年モデルの5気筒ターボのため、ターボの効きもマイルドで運転しやすいことこの上ない。

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GTクーペの味付けがしっかりと熟成され、落ち着いた気分で乗ることの出来る気持ちのいいスポーツクーペだ。

無論、アクセルへの力の入れ加減によっては怒涛の加速を見せてくれるので、高速道路などで必要な追い越しも難なく可能。また、そのパワーに見合ったブレンボの4ポッドも装着されているので、ストッピングパワーも十分といえる。

しかし、ボディサイズ(全長4,250×全幅1,768)の割りに回転半径は大きめなので、狭い駐車場などでの転回には注意が必要。

高速道路、市街地、ワインディングと試乗に必要なすべてのロケーションで十分過ぎるほどハンドルを握り、たった24時間前にお借りした車とは思えないほど自分の体に馴染んで来たような気がしていた。

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残念ながら、ラリーの結果は表彰台に登ることは出来なかった。

しかし、風光明媚な軽井沢を駆け抜け、コマ図を見ながらラリーをし、美味しいランチを食べ、清清しい空気をたくさん吸うことが出来て本当に充実した一日となった。

それでいいではないか。クーペを楽しめたのだから。

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そして軽井沢にてもう一泊し、明けて日曜日。この日は昨日ほどの晴れ間は見えないものの雨の心配は無い空模様となった。

せっかく軽井沢まで来たのだからここに寄らずに帰ってしまう手は無い。
バイク好き、車好きが集まるカフェ モトテカコーヒーだ。

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モトテカという名前を見て、レジェンド「浅間火山レース」を思い出される方も多いのではないだろうか。

そんなモトテカコーヒーにはバイク乗り、車好きはもちろん、サイクリングで立ち寄った観光客まで多くが集まる。
おしゃれで落ち着いた、それほど広くはない空間で香り高い珈琲をいただけば、軽井沢モーニングをユッタリと満喫することが可能だ。是非、愛車で立ち寄ってほしい。
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さあ、モーニングを楽しんだらオプショナルツアーへ出発だ。

軽井沢から70キロほど走れば長野県 車山高原に至る。

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ちょうど車山では日本一の自動車イベント French Blue Meeting /フレンチブルーミーティング が行われていたので道すがら立ち寄ることにした。

白樺湖もよく見えるほどお天気に恵まれているが、こうした天気のFBMは実は珍しい。。。

そして、車山高原の駐車場にはフランス車+フランス車+フランス車!!!

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いつ来ても思うが、良くぞここまでフランス車ばかり集まったものだと感心してしまう。

レアなフランス車からフランス車の素晴らしい歴史を感じられるシトロエンまで、本当にここまで自走で登ってきたのか?と思われるような車両もちらほら。

そしてカーくるではおなじみの出展者様もあちらこちらに出展していた。

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参加車両の中には、北京-パリ 大陸横断ラリーの完走車(実車両)までいてさすがに驚きを隠せなかった。

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最後にはこんなフレンチばかりの会場にクーペで乱入し、参加者の皆さんから熱い?視線を感じたカーくる編集部だった。

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 ここ、車山高原はドライブで立ち寄るには最高のコースになっている。雪の無い季節はリフトで頂上まで登ることも可能で、お天気さへ良ければ素晴らしい眺望を楽しむことができる。

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是非、皆さんも雪が降る前に軽井沢・車山をドライブされてみては如何だろうか。


スパイスレンタカーの懐は本当に広い。前回のPTクルーザー・カブリオも相当なものだが、今回のクーペ・フィアットも、レンタカーとして登録されている車両は日本に一台だけだろう。
最新のスポーツカーではないが、魅力的なボディデザインに酔いしれ、車を操る楽しさを十分感じられる。自動車にそれ以上の何がいるのか?それで十分ではないか。

今回は全工程800キロを走破したが、久しぶりの右ハンドルのマニュアルのスポーツカーだった。
たった60時間のオーナー気分であったが、正直に言えば、スパイスレンタカーにクーペを返却するのに違和感を覚えた。
もっと乗っていたい。いや、あれ?これって自分の車じゃなかったっけ?というような感覚になったのだ。
すでに情も移ってしまっていたようだ。
また乗りたい。すぐ乗りたい。日常の足として乗りたい。クーペ・フィアットはそんな車だった。


【取材協力】
チンクエチェント博物館 : 
https://www.facebook.com/museo500
スパイスレンタカー : http://spice123.jp/CarRental/application/index/index/2/1


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November 3,2016 Thu    イベント取材  



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やっと秋らしく気温が下がり、バイクや愛車でお出かけするには最高の季節になってきた。

10月22日(土)、秋晴れとなった最高の休日。

カーくる編集部は名古屋市内にあるスパイスレンタカーさんからPTクルーザー・カブリオをお借りして、テストドライブに出かける機会を得た。

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“日本一楽しいレンタカー”と公言するスパイスレンタカーさんのPTクルーザー・カブリオは、デザインコンシャスこの上なく、見た目に楽しい車であることは皆さんもご存知の通りだ。

さて、どこへ行こうか?山へ?海へ?はたまたグルメドライブか?と考えた末に思いついたのが、ただのドライブではなく、このPTクルーザー・カブリオでイベントに参加してしまおう!という企画だった。

いや待て、車がPTクルーザー、しかもカブリオであれば、これまた普通のイベントでは面白くない。

そして目立ちすぎる(笑)

では、バイクやクルマをエレガントに楽しむ、「大人のためのモータースタイル」を提案し続けているMotorimoda/モトーリモーダの初の全店合同イベントであるMotorimoda DAYSに参加しようではないか!

このファニーなフェイスを持つPTクルーザー・カブリオの試乗記と共にイベントのレポートもしてしまおう!という、カーくる編集部としては一度で二度美味しいツーリングのレポートをお送りしたい。

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まずは、今回の試乗車であるPTクルーザー・カブリオ(以下:カブリオ)という車のことを簡単に説明させていただくと、この個性的なフェイスのセダンモデルは2000年に日本国内で販売開始された。

続いて2004年にコンバーチブルモデルが追加されると、その個性的なスタイリングがさらに際立ち、瞬く間に人気を得る事となった。

コンバーチブルにはセダンよりも大きな2.4リッター直列4気筒エンジン・4速ATが搭載されている。

最高出力143ps/5200rpm、最大トルク21.8kgm/4000rpmの実力を持つだけあって、1500kgを超えるボディに対しても十分なパワーだ。ただ、4速ATはCVT・6段・7段が当たり前の今となってはどうしても段数不足を感じてしまう。

このPTクルーザーは個性的なスタイリングゆえファンも多かったが、惜しまれながらも2010年には生産終了と共に販売を終了している。

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さすがに最近では街中で見る機会を失いつつあるが、いやいやどうして。このデザインは販売当時からかなり目立っていた為に、今でも日本人の脳裏に焼きついている。

そう。PTクルーザーを見れば、「おっ!PTクルーザーじゃん!」と思ってしまうのだ。無論、今回のツーリング中でも、すれ違う車の皆さんから熱い視線を浴びたのは言うまでもない。

是非、このPTクルーザーをお洒落に乗りこなしてくれる人、気軽にオープンエアドライブを楽しみたい方に是非レンタルしてほしい。

さて、そんなファニーなフェイスを持つカブリオで早朝から向かったのは中央道 恵那峡SAだ。

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10月に入り、朝夕の気温が下がってきた。高速でオープンにするとちょっと寒さを感じるが、サイドのウィンドウを上げれば室内への風の巻き込みも最小限で、ヒーターを入れればそれほど気にはならない。

朝:7時半、恵那峡SAに到着するとモトーリモーダのユーザーと思われるバイクや車のオーナーが続々と到着してきていた。

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今回のモトーリモーダのイベントの開催地は長野県 八ヶ岳自然文化園だ。

ツーリングには最高の季節に、各地からオーナーが一堂に会し、八ヶ岳の自然の中でコミュニケーションを図るという最高のイベント内容となっている。

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まずは、モトーリモーダ名古屋店の顧客を中心とした参加者のツーリング(バイク約25台、自動車4台程)がこの恵那峡SAから始まる。カーくる編集部もこちらの仲間に入れていただいた。

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目的地に向けて登坂区間の多い中央道だが、動力性能ではとてもかなわないフェラーリはともかく、バイクの皆さんとはカブリオで楽しいツーリングとなった。

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アクセルを踏み込めばカブリオはグイグイと加速していく。登りの追い越しの場面などではもう少しパワーが欲しいと思うが、それ以外の場面で力不足を感じることは無かった。

走りは?というと、腰高なボディの為にどうしてもロールは大きめ。シートのサポートも十分ではないが、そこはそれ、車のキャラクターから言えばサポートがもっと必要と思える走りは似合わないのだ。

高速道路では左レーンキープで、鼻歌交じりにゆったり流すのがカブリオには似合う。

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カーくる編集部もバイクと一緒のツーリングは初めての経験だ。

今までは自動車ばかりのツーリングであったが、バイクと車のミックスツーリングもこれはこれで楽しい!

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途中、駒ケ岳SAでも休憩をいれ、中央道を諏訪南ICまでゆっくりと流して北上。

ドゥカティやノートン、MVアグスタ、ハーレーダビッドソンなど、様々なバイクとのツーリングは新鮮な感覚だ。

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今回はモトーリモーダ名古屋店のツーリングのお仲間に入れていただいたが、やはり顔見知りの参加者が多く、皆さん和やかな雰囲気。

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高速道路から見える景色は秋の様相で山々は徐々に色付きつつあり、今月末から来月には紅葉狩りのハイシーズンになるだろう。

諏訪南ICで高速から下り、イベント会場まで八ヶ岳の斜面を登ってゆく。すがすがしい空気と澄み渡った空。高原特有のヒヤッとした空気に迎えられ、最高に気持ちがいい!

これほどカブリオレをお借りしてよかったと思えるタイミングはない。

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白樺の木の林を抜けてイベントの会場に到着すると、広い芝生の広場に多くのバイクと車が集まっていた。

目に飛び込んできた会場の様子・風景は、編集部メンバーの心躍らせるに十分なものだった。

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色とりどりのビンテージバイクから最新の輸入・国産バイク。コブラやケーターハム、ポルシェといった拘りの希少車まで!

木々の梢の間から差し込む日差しにキラキラと輝くバイクや車たちは本当に美しい。

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いち早く会場入りしたオーナーは、モトーリモーダスタッフの淹れる温かなコーヒーや軽食のドーナツをほおばりながらオーナー同士歓談を楽しんでいた。

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もちろん、他の参加者の愛車にも興味津々で、気になるバイクや車を眺めてはオーナー同士の情報交換を楽しんでいる。

バイクや車好きにとってはこうした時間がなによりも重要なのだ。

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今回のイベントでは、モトーリモーダ代表の岡林氏とバイク女子タレントの桜井未来さんによるトークショーやプレゼント抽選会が行われた。

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プレゼント抽選会にはモトーリモーダで取り扱いのアイテムがたくさん用意された。

ゲストの桜井さんが引くクジに参加者が一喜一憂し、運の良い参加者は様々な拘りのアイテムを持って帰ることとなった。

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最近話題になっているヘルメットと頭部のクリアランスをとるairhead/エアーヘッド や MOMO DESIGN/モモデザインのヘルメットなどなど、購入すれば高額なアイテムも多く、当選された皆さんは大喜びだ。

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ハイセンスで拘りのあるライディングアイテム、ドライビングアイテムを身につけた参加者が多かったモトーリモーダのイベント会場は大変華やかで、ファッショナブルだった。

バイクや自動車のオーナーが集まるイベントは数あれど、Motorimoda DAYSほどお洒落なイベントはそれほど多くはないだろう。

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抽選会後、集合写真を撮影してイベントは終了。各自のタイミングで会場を後にすることとなった。

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また、イベント参加者の一部はモトーリモーダが用意したイベントのアフターツーリングとして清里の清泉寮へ向かうことに。

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バイクのメーカーや車種も様々、そしてライダーの皆さんのいでたちも様々で本当に華やか!

またそれぞれにキマッていて本当にカッコいい!

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そしてカーくる編集部も清泉寮まで同行させて頂き、無論、ミルクの香りと濃厚な舌触り、優しい甘さが広がるソフトクリームを堪能することに。

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やはりツーリングにはこうした美味しいグルメが欠かせない! 
 
そして編集部は清泉寮でモトーリモーダのイベント参加者の皆さんとはお別れし、名古屋に向かって岐路に着く。ここからは単独ツーリングだ。

ただ、せっかくここまで来たのだからまだまだ寄らねばならないグルメスポットがある!

中央自動車道 諏訪インターを出てすぐ右手にある おぎのや諏訪インター店だ。

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約60年前に駅弁として「峠の釜めし」を販売しはじめ、今では多くの観光客がこの「峠の釜めし」を目当てにここに立ち寄る。

しっかりと味のしみた鶏肉やごぼう、しいたけ、筍とご飯を一緒にかき込めば・・・これがもう絶品!

長年の歴史の中で完成された釜めしの味は侮れない美味しさだ。

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おぎのやの店内ではイートインも可能で、お持ち帰りと選ぶことが出来る。

是非、諏訪湖方面へツーリングの際にはおぎのやの釜めしを試すことを編集部はお勧めしたい。

信州といえば蕎麦が有名だが、釜めしもGOODだ!


【ツーリング後記】

今回はPTクルーザー・カブリオという個性的な車をお借りしてモトーリモーダのイベントに参加した。

PTクルーザーという車自体が大変に個性的なデザインで心躍る。しかもオープンボディということで非日常感はかなりのものだ。

高速とワインディングを中心にドライブしたが、スポーツ走行ではなく、観光プラスアルファで走るには十分は性能だった。しかも、車室内はよく設計されておりゆったりとした設計になっている。後部座席の足元も十分確保されていて、大人4人の乗車もまったく問題ない。

たまの休日には、ワンボックスやセダン、エコカーではなく、PTクルーザー・カブリオをレンタルして出かけてみてはどうだろうか。きっといつもとは違う家族の笑顔が見られるはず。

モトーリモーダのイベントは、強力な晴れ男が運営サイドにいるに違いない。

もともとの予報は下り気味だったにもかかわらず、イベント当日は暑すぎもせず、寒すぎもしない最高のイベント日和となった。ある意味ウラヤマしすぎる。

各地に直営店、フランチャイズ加盟店を持つモトーリモーダ。
今後も多くのバイク好き、車好きの心を掴んで放さないアイテムを紹介し続けて欲しいと思う。

無論、カーくる編集部としても、そのアイテムをいち早く皆さんに紹介し続けていくことをお約束したい。


【取材協力】
Motorimoda : http://www.motorimoda.com/index.html
スパイスレンタカー : 
http://spice123.jp/CarRental/application/index/index/2/1


PTクルーザー・カブリオ:PHOTO

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October 25,2016 Feb    イベント取材  



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