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数年前、マツダの新型ロードスター(ND型)をベースにアルファロメオが新型のスパイダーを開発するとの噂が話題となった。
一昔前、クオリティの低さに悩まされたイタ車ユーザーにとって、一度は夢見たことがある”イタリアンデザイン+ジャパンクオリティ”という夢のコラボレーションが実現すると色めきだったことを覚えている。
結局はアルファロメオの新たなブランド戦略と共に変更となり、より身近なフィアット&アバルトから”124 スパイダー”としてデビューした。
発表以来、輸入車好きにはもちろんのこと、日本国内で生産されるイタリア車ということで、国産車ユーザーからも注目され、昨年末に発表された”2016-2017日本カー・オブ・ザ・イヤー”でも10ベストカーに選出されるなど、デビュー以降も話題は尽きない。
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エクステリアは、1966年に発表された初代フィアット124スパイダーのオマージュとしてデザインされている。
初代124スパイダーを知っている世代にとってはフロントマスクに往年の懐かしさを感じ、知らない世代にとっては近年にない独特な雰囲気のデザインに新しさを感じるのではないだろうか。
フィアット500が復活した時もそうだったが、新旧どちらの世代にも受け入れられる絶妙なデザインが新世代アバルトの魅力の一つとなっている。
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幌の形状もロードスターと同様だが、このボディデザインでもしっかりマッチしていた。
開閉方法もセンターロックのみなので、だれでも簡単に操作でき、気軽にオープンドライブ楽しめる。
蛇足だが、デビュー時に用意されていたボディーカラーのメタリックブルーはカタログ落ちし、現在はソリッドレッド、ソリッドホワイト、パールホワイトの3色のみ選択可能となっている。折角のオープンカーなので、今後はイタリアらしいビビットなボディカラーが加わるのに期待したい。
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個性的なエクステリアに対し、インテリアはほぼロードスターのデザインを踏襲したものとなっている。
個人的にはアバルトオリジナルデザインのインテリアも見てみたいとも思うが、コストを抑えつつも要所にロゴやカラーアクセントを追加することで上手く雰囲気作りをしているところにアバルトらしさを感じる。
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エンジンはアバルトチューンされた4気筒1.4Lターボエンジン。奇しくも初代124スパイダーが当初搭載していたエンジンと同排気量だが、ターボによる過給により170ps/250Nmを発揮する。また限りなくリア寄りに搭載され前後重量配分の適正化に寄与している。(前610kg、後520kg→前54:後46)
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早速、試乗してみる。
今回試乗できたのは6速マニュアルモデルであるが、6速オートマチックもラインナップされている。また国内では右ハンドルのみである。
ドライビングポジションは定評のあるロードスターそのものなので、まったく違和感はないが、見える景色はロードスターに比べだいぶノーズが長く感じられる。
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走り出しは1.4Lという排気量からか、ややトルクの細さを感じるが、軽量なボディゆえ気を使うほどではない。ちなみにロードスターと比較すると車重は約100kgほど重くなっている。
3000回転を越え、本格的にターボが効き始めるとかなりの加速感が得られる。車重に対して分厚いトルクが出続けかなりの速度までこの加速感が持続する。これは速い!1.5L NAのロードスターとは一線を画すパワー感に思わずステアリングを握る手にも力が入る。過給が利いている回転域ではアクセルの付きもよく思い通りのドライビングができる。楽しい!

トランスミッションは先代ロードスターのものが搭載されているということだが、ショートストロークでカチカチと決まる。この試乗車ではミッションの入りに多少の渋さを感じたが慣らしが終わればスムースになるのかもしれない。

ひとつ残念な点があるとすれば、音だろうか。スポーツNAエンジンのような回すほど高まるような官能的な音はもとより期待できないにしても、飾り気のないターボエンジンのエキゾーストはなんとも寂しい。ここはオプションで用意されているレコードモンツァのマフラーを是非とも装着したいところだ。

サスペンションは硬めのセッティングになっているがバタつきや不快な突き上げは無く、高剛性のシャシーによって路面変化をしっかり受け止められていた。当然だが内装の軋み音等は皆無。
全体的な乗り心地の印象としては、軽量オープン2シーターのイメージとは少し違ったドッシリ感を感じた。これは205 45 R17というロードスターより一回り大きなタイヤサイズも影響していると思われる。
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フロントにブレンボ製4ポットキャリパーが装着されており、タッチの剛性感、リニア感、制動力ともこのクラスの車には十分な性能。

非力ながら元気よく回るエンジン、柔らかめの足回りで軽快なハンドリング、など”軽量”を全面に生かしたロードスターに対し、多少増えた重量をハイパワーなエンジンとサスペンションチューニングでバランスよくカバーし、ハイスペックながらもある種の落ち着きも身に着け”大人のスポーツカー”の一面も見せるアバルト124スパイダー。キャラクターの違いはその成り立ちから想像するよりはるかに明確になっていたが、こと”ドライビングの楽しさを追求している”という点においては、どちらも共通の想いを感じられた。

主要諸元 [ ]内はオートマチックの値
全長×全幅×全高:4,060×1,740×1,240mm
ホイールベース:2,310mm
車両重量:1,130[1,150]kg
エンジン種類:直列4気筒 マルチエア 16バルブ インタークーラー付ターボ
排気量:1,368cc
最高出力:125kW(170ps)/5,500rpm
最大トルク:250Nm(25.5kgm)/2,500rpm
トランスミッション:6速マニュアル[6速オートマチック]
駆動方式:後輪駆動
燃料消費率(JC08モード走行):13.8[12.0]km/L
メーカー希望小売価格:388.8[399.6]万円(消費税込)
アバルト公式サイト:http://www.abarth.jp/

February 19,2017 Sun    JAIA輸入車試乗会2017  



witten by CARGO
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フランス流の商用車。それが「ルノー カングー」である。もちろん、日本では商用車として使われるケースよりも、「マルチパーパスカー」、つまり多目的車として使われるケースが多い。

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この2世代目のカングーが日本に登場したのは2009年なので、もう8年目となる。かなりロングライフのモデルであるから、筆者は実を言うと「今さらカングーの試乗をしても、試乗インプレッションに書くことはなにもなくて、困ってしまうだろうなぁ」とひそかに思っていた。しかし、乗ってみれば、「!」である。

実はこのクルマに試乗する直前にオプションも含め3000万円弱の「アストンマーチン ラピードS」という6.0リッターV12エンジンを搭載したクルマを試乗した。
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もう「この差は何!?」と思ったわけだが、そんなシチュエーション下でもこの「カングー」の出来の良さには驚かされた。私はあくまでも個人的にだが、ラピードSのパワーをどこで使おうか?と考えるよりも、カングーはどんな楽しい生活にしてくれるだろうか?と考える方が楽しかったのも事実である。

当初はATモデルに関しては、1.6リッターNAエンジンに4速ATが組み合わされていたモデルだけだったが、今回ダウンサイジングの流れを受けてか、1.2リッターターボエンジンに6速のデュアルクラッチトランスミッション(DCT)が組み合わされているモデルが登場した。他にMTモデルもあるが、今回はルノーでEDC(エフィシェント・デュアル・クラッチ)と呼んでいる、デュアルクラッチトランスミッションとの相性がどうかというのを味わってみた。
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まずこのクルマに乗り始めて驚かされるのは視界の広さである。窓ガラスの面積、Aピラーの立ち方、全高の高さも相まってなかなかの視界の広さに驚かされる。逆にルームミラーで後ろを見ると、ちょうどバックドアが観音開きで開くこともあり、中央に大きな柱がある。これが視界の邪魔になって、後続車を確認しにくいというのが少し気になるが、使い勝手とトレードオフでそこは仕方ないかと感じるポイントでもある。
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街中を走っている分にはこのパワーユニットで不足を感じることはない。そして、実は筆者はこのクルマはコンベンショナルなトルクコンバーター方式のATかと思い込んでいたほど、初期のDCTのような発進時のギクシャク感はなく、滑らかに良くできていると感じた。

オーディオをかけていない状態で走っている状態でもエンジン音はさほど気にはならないが、ターボのタービンかコンプレッサーが回る音だろうか「ヒュー」という音が聞こえるのが少し気になる。ただ、実際にはオーディオもしくはラジオをかけていれば、それほど気にならないだろう。

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乗り味はもともと商用車であるということと、空荷の状態で走っていたため、特に後ろ足がピョンピョン跳ねるような印象ではないかと予想していたわけだが、これは完全に覆され、やはりフランス車らしいしなやかで柔らかい、気持ちのいい乗り味を提供してくれた。高速道路での道路の継ぎ目も、滑らかに越えていく。一方でやはり柔らかさと全高の高さのせいだろうか、ブレーキをかけた際のノーズダイブが少し大きいかなという印象を受けた。

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内装の質感はもともと商用車なので決して高いものではないと思うが、ただ安っぽいという印象を受けるのではなく、そこはデザインでカバーしている。オシャレなインテリアの雰囲気を醸し出しているので、パッと見ではそこまで安っぽい印象を感じない。

停車からのフル加速では、必要にして十分といった印象だ。個人的にはもう少し余裕が欲しいと感じなくもないが、問題が起きるほどのものではない。また中間加速では、不満に感じることはなく、小排気量でも、ターボと、効率的なトランスミッションがいい仕事をしているということがよくわかる。変速ショックも感じない。

直進性が非常にいいのは、フランス車全般に言えることだが、もともと商用車であるカングーも乗用車のフランス車同様、直進性がよく、長距離ドライブでは疲れにくいだろうなと思わされた。プジョーに乗っても、シトロエンに乗っても、ルノーに乗っても、スパッと中央付近にしっかり戻るステアリングのフィーリングは魅力的である。

自動緊急ブレーキやレーンキープといった最新の安全性能は全くないが、「自動車」としての基本性能が非常に高い。クルマの基本性能がまずしっかり備わったうえでの、安全装備が欲しいと感じるので、いまのカングーに最新の安全システムが備われば、それは相当魅力的なクルマになるだろう。

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 シートのつくりもフランス車らしい柔らかさを持っており、サイズがもう少し大きいといいと思うが、全体的にはフランス車に乗っているという実感がよく湧くクルマである。

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このクルマは「普通に乗って、気持ちがいい」。もう少しパワーが欲しい…と言った要望もなくはないが、しかし日常扱う道具としてはこれで十分魅力的だ。案外、普通だけれども、気持ちがいいというクルマは探すのが難しい。やはり、熟成が進み、とてもいい商品になってきているという好事例が8年目を迎えた「カングー」である。

ルノー カングー ゼン
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主要諸元
全長×全幅×全高:4,280×1,830×1,810mm
ホイールベース:2,700mm
車両重量:1,450kg
エンジン種類:ターボチャージャー付 筒内直接噴射 直列4気筒DOHC16バルブ
排気量:1,197cc
最高出力:84kW(115ps)/4,500rpm
最大トルク:190Nm(19.4kgm)/1,750rpm
トランスミッション:6速EDC(エフィシェント デュアル クラッチ)
駆動方式:前輪駆動
燃料消費率(JC08モード走行):14.7km/L
メーカー希望小売価格:259.0万円(消費税込)
※試乗車は290.2881万円(フロアマット、ETC、ナビ、自動格納ドアミラー、マルチルーフレール、エマージェンシーキット装着車)
公式サイト:http://www.renault.jp


February 14,2017 Feb    JAIA輸入車試乗会2017  



witten by はるぱ
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JAIA輸入車試乗会2017  ~ ルノー トゥインゴ ゼン(MT) ~
 
JAIA輸入車試乗会で、ルノー トゥインゴ ゼン(MT)に乗りましたので、試乗記をお送りします。

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トゥインゴのメインは、0.9リッターターボ+EDC(ツインクラッチ)で、MTモデルは発売時にサンクSという名の50台限定モデルが用意されてたのみでした。 限定の50台は発売即完売したとの事で、今回、晴れてカタログモデルとして設定されたとの事のようです。
EDCモデルの0.9リッターターボの90ps, 13.8kgmに対して、MTモデルは1リッターNAで71ps, 9.3kgm と結構スペックが違います。

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乗った第一印象は、とっても懐かしい感じがしました。

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軽量とはいえ、車重は960キロですので、パワーウェイトレシオは13.5kg/psと、たいしたことありません。 その分、一昔前のフランス車のようにMTでエンジンをぶん回し、パワーを使いきって走る楽しみが有るクルマだなと。 

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最近のしっかりしたスモールハッチとは違って、ちょっと90年~00年代のクルマのようなアナログ的な感覚が残っているクルマという印象です。 ちょっと惜しいのはシフトストロークがやや長いのと、タコメーターが装備されてないことでしょうか。 とはいえ、シフトフィーリング自体は悪くないですし、タコメーターが無いのもエンジン音である程度は分かりますので、大した問題ではありません。 足元は左足の置き場が無いのが少々気になりました。 まあ、その分積極的にシフトして楽しんでくださいという事でしょうね。
 
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乗り心地もサイズの割には比較的良いと感じました。 勿論、高速の継ぎ目ではやや強い上下動が来ますが、それほど不快とは感じませんでした。
タイヤは165/65R15という控えめなサイズで好感が持てます。 ルノーの伝統でシートも車のサイズの割には比較的たっぷりしており、この点も乗り心地の良さに寄与してる気がします。

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あと、感動的なのがRRによる取り回しの良さで、これは感動的でした。
試乗コースは、一般的な市街地+高速道のみだったのですが、ワインディングとかだと楽しいこと間違いなしだと思います。
ユーティリティは、2名+α程度の使い方では十分ではないでしょうか。 前述の通り、フロントシートはAセグメントとしては比較的たっぷりとしてますし、後部席も短時間であれば問題無いレベルです。

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一方、フロントシートのシートバックが結構高いので、後部席からの視界は今一つの気がします。
リアトランクはエンジンがトランク下にあるのであまり広くないですが、フラットで使いやすいです。

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ちなみに、エンジンはこのように直接は見えません。

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その他、室内にはちょっとした物置等も多く、とても便利な感じです。

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あと、トゥインゴの大きな魅力はポップで個性的な内外装でしょうね。
先代はやや落ち着いたテイストでしたが、この3代目は至るところに初代のような遊び心がある気がします。 コンセプトはモノスペースを目指した初代、ややホットハッチ的な2代目、そして今回のRRでポップな3代目とそれぞれテイストはちょっとずつ違う気がしますが、ディテールも色々と凝ったところが見られ、眺めてるだけでも楽しい気分になりますね。
 
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ライバルは輸入車では、シャシーを共用するスマートフォーツー、BMWミニ、フォルクスワーゲンUP!  フィアット500/パンダといったところだと思いますが、前述の通り軽やかな走り、RRベースの回頭性の良さ、ポップな内外装といったところがトゥインゴの特徴かと思います。
後は、ルノーお得意の限定車や、RSといったモデルが出てくると、より魅力的に感じるのでしょうね。

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輸入車好きの方は勿論ですが、例えば国産のヴィツツやフィットやノート、あるいは軽の上級車種とかを検討されてるような方は、ちょっと視点を変えてトゥインゴも選択肢に入れてみられたらいかがでしょうか?(この場合、EDCモデルのほうが敷居は低いですが)
確かにユーティリティに関しては正直国産のコンパクトカーには及ばないですが、走りの楽しさ、乗り心地、そしてお洒落な雰囲気等、所有された時の満足度は高いのではないかと思います。
ひょっとして、新しい世界が開けてくるかも・・・

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ご興味を持たれた方、一度お近くのディーラーに足を運ばれては如何でしょうか。
 
 主要諸元
全長X全幅X全高: 3,620X1,650X1,545mm
ホイールベース: 2,490mm
 車両重量: 960kg
エンジン種類: 直列3気筒DOHC12バルブ
排気量: 998cc
最高出力: 52kW(71ps) /6,000rpm
最大トルク: 91Nm/9.3kgm/ 2,850rpm
トランスミッション: 5速MT
駆動方式: 前輪駆動
燃料消費率(JC08モード走行): -
メーカー希望小売価格: 171万円(消費税込)
試乗車は189.3万円 (フロアマット、スマートフォンクレドール、ボディデカール、キッキングプレート、Fグリルバッジセット、シリコンキーカバー、エマージェンシーセット)
公式サイト: http//www.renault.jp
 
 
 
 



February 12,2017 Sun    未分類  



witten by CARGO
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つい先ごろ、8年ぶりにフルモデルチェンジをして日本に導入された、2世代目となる「フォルクスワーゲン ティグアン」は一言で言うと、「ゴルフSUV」である。先代モデルも出来は決して悪くはなかったが、このティグアンだからこそ欲しいと思わせる何かに欠けるところがあり、ただ真面目なゴルフがファッショナブルなSUVを身にまとったという印象だった。

今回JAIAでは、ティグアンの2タイプに試乗することができたが、今回取り上げるのは最高機種の「Rライン」である。
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↑「TSIハイライン」の試乗記は後日お届けする。
しかし、3グレードあるすべて、基本的なパワーユニットに変わりはなく、装備や、外観が多少違うといった程度である。

2代目のティグアンもやはり、ゴルフをベースに作られたSUVであることは紛れもないが、現行ゴルフに関しては、筆者自身も出来の良さに大変驚かされた一人であるから、そのSUV版がどのような進化度を遂げたかがとても楽しみであった。

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実際に乗ってみると、インパネのデザインもゴルフⅦに大変似ており、ゴルフの着座点を上げたクルマといった印象だ。そして、実際に走ってみてもやはり、まさにゴルフ譲りで、気持ちのいい乗り味である。Rラインは255/45R19というタイヤを履いているが、これでも乗り味は悪くない。道路の継ぎ目を越えても、なめらかに越えて、足回りで良く吸収してくれる。
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この試乗車には「DCC(アダプティブシャシーコントロール)」と呼ばれる装備が装着されているため、乗り味を変えることができる。「コンフォート」から「スポーツ」というモードにすると、
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明らかに路面のざらつきを伝えるようになる。これほどはっきりと乗り味が変わるのには驚かされた。ここまで顕著だと、ワインディングロードでの俊敏さはスポーツモードにすることでかなり得られるかもしれない。残念ながら今回はワインディングロードを走る機会がなかったので試せなかった。逆に「コンフォートモード」での乗り味の良さは、かなり高いレベルにあるといえると思う。

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エンジンは1.4Lのターボエンジンで前輪を駆動しているわけだが、フル加速ではそれほど俊敏な印象ではない。ゴルフではベストマッチと思っていたが、やはり1.5トンを超える重量だともう少しパワーが欲しいかなという印象ではある。時速100km/hのエンジン回転は6速のギアで2000回転をやや下回る程度。燃費はよさそうである。

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DCCで、「エコ」モードにすると、コースティングモードに入り、ニュートラルの状態になる。アクセルを離しても、減速感が少ない。

アイドリングストップの再始動は実に滑らかで、遠くからかすかにエンジンの音が聞こえる程度である。振動は全く感じることがなく、このあたりのチューニングは素晴らしい。

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そして、装備は一気にアップデートされ、ゴルフと同じACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)、レーンキープアシストといった装備も装着されている。渋滞が起きて前車が停止しても、滑らかに自車も停止してくれる。また、市街地などでの渋滞が発生しても、ステアリングのアシストがあるため、緩いカーブなどではドライバーは軽くステアリングに触れているだけで、自動で操舵され、前のクルマに追従していく。渋滞路でのドライバーの疲労負担は軽減されるだろう。

ステアリングの印象は、近頃のSUVの中ではややスローな印象。クイックに操舵できるモデルが増えている中では、このクルマはゆったりしている印象である。クルマの運転が好きな方は、もう少し敏感な方がいいと思うかもしれない。

しかし、これもDCCで「スポーツ」に変えると印象はかなり変わって、クイックな印象になったのにも驚かされた。個人的には「DCC」はオプションでぜひつけたいと思わせた一つである。

6速のDSGはかなり熟成が進み、発進時などもギクシャクするようなことがなくなった。それでいて、滑らかに変速して、エンジンの回転域のおいしい部分をうまく引き出している。

ヘッドアップディスプレイも装備されていた。ただ、ガラスに情報を投影する形ではなく、パネルに映し出すタイプだが、やはりあるのとないのではかなり違う印象である。前を見ていれば、情報が自然に入るのはいい。また、メーターはフル液晶で、アウディの言う「バーチャルコクピット」というものと同じようなものが装着されていた。ナビゲーションもこのメーター部に表示することができる。
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気になった点といえば、このクルマには「パドルシフト」が装着されているが、この質感が安っぽく、「パドルスイッチ」のような印象である。サイズも小さく、あまり扱いやすいとは言えない。

その他にも、四方にカメラが用意されていて、上空から見下ろすように映し出す機構もある。サイドカメラは狭い道路では重宝してくれそうである。近頃流行っている先進装備は大方網羅していると思えばいいだろう。

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全体的に完成度はかなり高く、魅力的な1台であると思うが、やはりこの手のSUVにベストマッチなパワーユニットはディーゼルエンジンではないかと思う。フォルクスワーゲンは先の“事件”で、日本へのディーゼル投入が遅れているが、ぜひ排ガス処理をしっかりと行った、新世代のディーゼルティグアンを日本の道路で走らせたいと切に願う。そして、先代モデルにあった4輪駆動も早急に投入してもらいたい。

フォルクスワーゲン ティグアン TSI Rライン
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主要諸元
全長×全幅×全高:4,500×1,860×1,675mm
ホイールベース:2,675mm
車両重量:1,540kg
エンジン種類:直列4気筒DOHCインタークーラー付ターボ(4バルブ)
排気量:1,394cc
最高出力:110kW(150ps)/5,000~6,000rpm
最大トルク:250Nm(25.5kgm)/1,500~3,500rpm
トランスミッション:6速DSG
駆動方式:前輪駆動
燃料消費率(JC08モード走行):16.3km/L
メーカー希望小売価格:463.2万円(消費税込)
※試乗車は499.38万円(テクノロジーパッケージ、フロアマット<プレミアムクリーン>装着車)
公式サイト:http://www.volkswagen.co.jp

February 6,2017 Mon    未分類  



witten by い~さん
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10月最後の金曜の夜、昔風に言えば花金だ。

暗闇に断続的に降り続く強い雨。ウェット路面の中央自動車道を北上するシルバーのクーペ。

今見ても、20年も前に発表されたとは思えないスタイリングを持つ個性的な・・・そう、クーペ・フィアットだ。

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今回、カーくる編集部はこのクーペ・フィアットをスパイスレンタカーからお借りし、第9回を迎えるhttps://carcle.jp/UserBlog.aspx?UserID=1568" target="_blank">軽井沢FIAT・PICNICに参加させて頂くことにした。

まずは10月28日の夕方に名古屋を出発し、中央道、長野道、上信越道を経由し、軽井沢入りを目指す。

諏訪湖から一般道で軽井沢入りも考えたが、雨の中、下道でウロウロするのはご免と全行程高速での移動とした。

中央道に入り、さっそく恵那峡SAにて腹ごしらえ。やはり、夜間のロングドライブは空腹では辛いのだ。

ここ恵那峡SAはレストラン、フードコートが充実しているが、カーくる編集部のイチオシはこれ!

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照り玉から揚げ丼だ。 
から揚げはサクサク&ジューシーで温玉と絡めて食べれば幸せを感じられるおススメの一品

フードコート内 “旅するどんぶり”でチェックして欲しい。

さて、腹ごしらえも終えて雨の高速を3時間半ほどひた走ると、無事に軽井沢へ到着。

お宿はステキなエントランスを持つこのお屋敷。

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イベントを主催するチンクエチェント博物館の館長、スタッフと共にイベントの打ち合わせをしつつ26時に就寝・・・

明けて29日の土曜日。軽井沢は昨日の雨がどこへ行ったかと思われるほどの晴天に恵まれた。

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紅葉シーズンの軽井沢。心が躍るのを隠すことができない。

出発の準備は、お借りしたクーペ・フィアット(以下:クーペ)のお化粧直しから。

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車のデザインというのは、見ているだけではすべてを理解することは出来ない。見て、実際にそのボディを触ってみるとそのすべてを理解することが出来る。

そう。簡単に言ってしまえば、手洗い洗車をすればそのデザインがすべてが分かるのだ。

自分の車や好きな車、気になる車のデザインをとことん理解したいのであれば、手洗い洗車をおススメしたい。

このクーペのウェッジシェイプが強調されたデザインは、フィアット・チェントロ・スティーレ(社内デザインセンター)が作り上げた傑作だ。

サイドのキャラクターライン、ダブルバブル形状のフロントライト部の樹脂など、その独特な形状は当時のイタリアンデザインの秀逸さを物語っている。このクーペのデザインは日本でも評価され、1995年のグッドデザイン賞を受賞している。

さあ、きれいになったクーペでさっそくFIAT・PICNICのスタート会場へ向かおう。

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休日の軽井沢の朝、すがすがしい空気の中をカーサ・イタリア(旧軽井沢倶楽部)へとクーペを走らせる。

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秋の紅葉に彩られた軽井沢の町はどこを見ても美しく、ただ車を走らせるだけでも気分がいい。

そんな軽井沢の町を新旧のフィアットたちが駆け抜けていく。

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カーサ・イタリアにぞくぞくと参加車両たちが集まってきた。

チンクエチェントやバルケッタ、アバルトなどに加え、アルファロメオやルノーまでも。

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受付を済ませ、モトテカコーヒーの出張サービスの珈琲と共に旧交を温める参加者たち。

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開会式では、FIAT・PICNIC/ドライブラリーの説明が行われた。

このイベントに参加する9割の参加者はリピーターだ。これを聞けば、FIAT・PICNICがいかに参加者達の心を掴んで離さないイベントなのか?ということを察していただけると思う。

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開会式にはゲストとして mCrt ラリードライバー 眞貝選手も登場し、来期もローマラリーへ参戦することを発表。個人スポンサーの募集も当日より始まった。

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さあ、開会式が終われば、さっそく愛車たちに火を入れてピクニックにお出かけだ。

順番に参加者達が愛車で走り出していく。

さあ、クーペもコマ図ラリーに出発だ!

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意気揚々と走り出してすぐ・・・旧軽井沢倶楽部に続く紅葉の美しい並木道を通り過ぎる・・・

いや、カーくる編集部員として、こんなにも美しいポイントで撮影せずに通り過ぎることなど出来ない!

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タイムラリーにもかかわらず、最初から撮影のためにクーペを停めて大きくタイムロス!?

いや、これでもまったく気にならないのが、タイムを競うラリーではないこのFIAT・PICNICのいいところ。

FIAT・PICNICのラリーは、コマ図通りにコースを走りきり、隠しタイムに如何に近いタイムでゴールするか?が勝敗を決する為、「速ければいい」という訳ではないのだ。

窓を開け、風と戯れ、エンジンの鼓動を感じ、愛車のエグゾーストノートを聞きながら秋の軽井沢を駆け抜ける。

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コース上では、こうして停まって撮影をしてしまう事もしばしば。

すると後からスタートした車両に抜かれていく・・・

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ドライブラリーは午前・午後の部に分かれており、今年のランチは軽井沢プリンスホテルのレストラン:ニューヨークを貸切にしてブッフェスタイルのランチだ。

参加者達はそれぞれにプリンス自慢のブッフェを楽しみながら午後の作戦を練る。


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午後のドライブラリーも軽井沢を中心としたエリアを走り抜ける。

碓氷峠にある碓氷第三橋梁(通称:めがね橋)もコースに入っており、参加者たちは知らぬ間に軽井沢観光をすることとなる。

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こうした観光スポットがドライブラリーのコースに入っているのが本当に嬉しい。

日本各地でドライブラリーイベントを展開してきたチンクエチェント博物館の心配りを感じられる。

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紅葉の中、クーペを走らせること138キロ。ドライブラリーはとうとうゴールを迎える。

途中、カーくる編集部のクーペは1箇所ミスコースし、往復6キロも余分に走ってしまった。

それまでノーミスで走ってきていただけに悔やまれて仕方が無い。ロスタイムは15分ほど。

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日も傾きかけた頃。ゴール地点のプレジデントリゾート軽井沢へ到着。

ぞくぞくと他の参加車両も到着してくる。

まずは無事にゴールすることが出来てホッとひといき。

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スパイスレンタカーからお借りしたこのクーペ、ドライブラリーで色々な路面状況・ロケーションを走ったことで、クーペの癖や息遣いを理解することができた。

ストロークの長いシフトをグイッと入れ、アクセルを踏み込めば太いトルクに押し出されてクーペは走り出す。

モデル初期の4気筒ターボと異なり、スパイスレンタカーのクーペは2000年モデルの5気筒ターボのため、ターボの効きもマイルドで運転しやすいことこの上ない。

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GTクーペの味付けがしっかりと熟成され、落ち着いた気分で乗ることの出来る気持ちのいいスポーツクーペだ。

無論、アクセルへの力の入れ加減によっては怒涛の加速を見せてくれるので、高速道路などで必要な追い越しも難なく可能。また、そのパワーに見合ったブレンボの4ポッドも装着されているので、ストッピングパワーも十分といえる。

しかし、ボディサイズ(全長4,250×全幅1,768)の割りに回転半径は大きめなので、狭い駐車場などでの転回には注意が必要。

高速道路、市街地、ワインディングと試乗に必要なすべてのロケーションで十分過ぎるほどハンドルを握り、たった24時間前にお借りした車とは思えないほど自分の体に馴染んで来たような気がしていた。

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残念ながら、ラリーの結果は表彰台に登ることは出来なかった。

しかし、風光明媚な軽井沢を駆け抜け、コマ図を見ながらラリーをし、美味しいランチを食べ、清清しい空気をたくさん吸うことが出来て本当に充実した一日となった。

それでいいではないか。クーペを楽しめたのだから。

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そして軽井沢にてもう一泊し、明けて日曜日。この日は昨日ほどの晴れ間は見えないものの雨の心配は無い空模様となった。

せっかく軽井沢まで来たのだからここに寄らずに帰ってしまう手は無い。
バイク好き、車好きが集まるカフェ モトテカコーヒーだ。

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モトテカという名前を見て、レジェンド「浅間火山レース」を思い出される方も多いのではないだろうか。

そんなモトテカコーヒーにはバイク乗り、車好きはもちろん、サイクリングで立ち寄った観光客まで多くが集まる。
おしゃれで落ち着いた、それほど広くはない空間で香り高い珈琲をいただけば、軽井沢モーニングをユッタリと満喫することが可能だ。是非、愛車で立ち寄ってほしい。
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さあ、モーニングを楽しんだらオプショナルツアーへ出発だ。

軽井沢から70キロほど走れば長野県 車山高原に至る。

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ちょうど車山では日本一の自動車イベント French Blue Meeting /フレンチブルーミーティング が行われていたので道すがら立ち寄ることにした。

白樺湖もよく見えるほどお天気に恵まれているが、こうした天気のFBMは実は珍しい。。。

そして、車山高原の駐車場にはフランス車+フランス車+フランス車!!!

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いつ来ても思うが、良くぞここまでフランス車ばかり集まったものだと感心してしまう。

レアなフランス車からフランス車の素晴らしい歴史を感じられるシトロエンまで、本当にここまで自走で登ってきたのか?と思われるような車両もちらほら。

そしてカーくるではおなじみの出展者様もあちらこちらに出展していた。

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参加車両の中には、北京-パリ 大陸横断ラリーの完走車(実車両)までいてさすがに驚きを隠せなかった。

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最後にはこんなフレンチばかりの会場にクーペで乱入し、参加者の皆さんから熱い?視線を感じたカーくる編集部だった。

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 ここ、車山高原はドライブで立ち寄るには最高のコースになっている。雪の無い季節はリフトで頂上まで登ることも可能で、お天気さへ良ければ素晴らしい眺望を楽しむことができる。

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是非、皆さんも雪が降る前に軽井沢・車山をドライブされてみては如何だろうか。


スパイスレンタカーの懐は本当に広い。前回のPTクルーザー・カブリオも相当なものだが、今回のクーペ・フィアットも、レンタカーとして登録されている車両は日本に一台だけだろう。
最新のスポーツカーではないが、魅力的なボディデザインに酔いしれ、車を操る楽しさを十分感じられる。自動車にそれ以上の何がいるのか?それで十分ではないか。

今回は全工程800キロを走破したが、久しぶりの右ハンドルのマニュアルのスポーツカーだった。
たった60時間のオーナー気分であったが、正直に言えば、スパイスレンタカーにクーペを返却するのに違和感を覚えた。
もっと乗っていたい。いや、あれ?これって自分の車じゃなかったっけ?というような感覚になったのだ。
すでに情も移ってしまっていたようだ。
また乗りたい。すぐ乗りたい。日常の足として乗りたい。クーペ・フィアットはそんな車だった。


【取材協力】
チンクエチェント博物館 : 
https://www.facebook.com/museo500
スパイスレンタカー : http://spice123.jp/CarRental/application/index/index/2/1


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November 3,2016 Thu    イベント取材  



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