その1の続きです。
今度は超小型車です。
試乗車は、日産のNew Mobility Concept とトヨタ車体のコムス B・COM/P・COM の2種。
コムスは、セブンイレブンの宅配サービスや都市交通サービスの実証運用で活用されているとのこと。
今回は日産の超小型車に試乗。
前後2人乗りです。
ドアはガルウィング。
電源をオンにしアクセルを踏むと、ゆっくりとスタートします。
加速はそれほどよくありませんが、スピードが出てくるとバイク感覚でスピード感もそこそこあります。
でもドアがあるためか二輪車とは違う安心感もあります。
今回はこのような超小型車の展示ブースもあり、レトロなデザインのオート三輪トラックもありました。
さて、展示場ブースへ目を向けてみると・・・。
まずは富士重工業。
ボクサーハイブリッドとして、今夏発売予定の車体が展示されていました。
直噴ターボエンジンとの組合せはどんな走りを見せてくれるのでしょうか?
こちらは三菱自動車のディーゼルエンジン。
デリカに搭載されているものですが、三菱自動車は既に数年前からパジェロへクリーンディーゼルエンジンを搭載。
国内では先行しておりましたが、ここに来て各社に追いつかれた感があります。
いすゞのブース。
商業車にはあっと驚くテクノロジーが搭載されていたりしますが、その技術を活用して乗用車を復活させてもらいたいと思ったりします。
日野自動車ブース。
バス&ディーゼルエンジン。
これは日産GTRのエンジン&シャシ。
ビデオですが、極寒の日産自動車の北海道陸別テストコースでの雪道の走行性能の様子が流れていました。
GTRの雪道走破性能の高さにびっくり。
特に加速性能は他の4輪駆動車を圧倒しておりました。
こちらは、SIM-Drive というプロジェクトで、25社のコンソーシアムで最新電気自動車の開発を行ったものです。
海外からも参加されています。
カナダブースには、カーくるではお馴染み
T-REXが展示され、みんなの注目を浴びていました。
英国ブースです。
ロータスではこんな車も展示されていました。
これは同じく英国ブースですが、1L以下のディーゼルエンジン。
現在インド向けに供給しているとか。
そう言えば、以前ダイハツ・シャレードにリッターディーゼルを搭載したものがありましたが、小排気量ディーゼルエンジン搭載車がシェアを伸ばしそうな感じがしました。
この他にも、開発、測定、生産などいろいろな企業のブースが立ち並び、楽しめたことも勿論ですが勉強にもなりました。
時代はクリーンエネルギー。
ハイブリッド、クリーンディーゼル、そして電気自動車と、エレクトロニクス産業の関与度合いがかなり目立ってきた感があります。
その昔「自動車はガソリンで動くのです」というモービル石油のCMがありましたが、そのキャッチコピーが過去のエネルギーだと感じる日が来るのも遠くはない、と予感させられた展示会でした。