ようやくギリギリ年内に復帰したアルピーヌA610です。7月のスーパーカージャパン木更津ツーリングに行く途中で焼きついたエアコンのコンプレッサー修理の段取りがついたのが10月頭で、そこで秘密工場にドッグ入りして、パーツが届いたのが12月で忙しい秘密工場の段取りでようやく装着されて、フェンダーの傷を治してなんとか年内納車です。(エアコンコンプレッサー外すとファンベルトが張れないので走れなくなります、エアコンコンプレッサーは壊れたのを外してリビルド品をもらう形)
3ケ月ぶりの Alpine A610 ですというか実際にはエアコン壊れていて7月から乗らないで10月にドッグインしたので実際的には半年ぶりのA610です。久々の運転で本当に久々なので運転姿勢の調整から、操作系(ハンドルもクラッチも)重いです〜、ハンドル&シフトは近いか? 。最初の5分ほどは慣れません(^^; 。でも走っているうちに体がアジャストされるのか慣れてくるのか、むちゃくちゃしっくりしてきます。これぞオーダースーツを着るかのようなフィット感。そして強烈な加速とガッチリした操作感のブレーキ。鋭敏だけど操作した通りに反応するステアリングと鼻先の動き。最高だな〜って。
せっかくなので南町田の兄弟車がいる双新電子さんを訪ねます。スカラベA610は今は動けない状態でなんとかしてやりたいとのことでした。ついでに2月3日にトヨタ自動車博物館P2駐車場で開催するランデブーフレンチレトロに参加のお誘いとポスター掲示のお願いをしてきました。
薄暗くなってからR16を町田から日野ICまで走り抜けましたが、流れている高規格道路でのA610は水を得た魚状態。ダイレクト感は最高で、まるでカートで走っているような感じと言えばいいのか(それでいてタイヤが暖まってくれば乗り心地は悪くないし、ヒーターもしっかり効くし(当然エアコンも)、流れに乗って(リードして)走っても快適だし、追い越し車線のトラック2台を、中央車線の車間距離がちょっと開いた状態に潜り込んで一瞬の3速加速で抜き去って追い越し車線に戻るとか普通の車では出来ない芸当もできてしまう。下りで車体が浮くような山を越える4速コーナーリングも爪先立ち感があっても加速していれば綺麗にバランスしながら回り込めるのはA610というかリヤエンジンのトラクション特有です。
家に帰ってきて、駐車場にマトラ ムレーナとアルピーヌA610が並んでいるのは至福の幸せですね。