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2012年5月24日
人とくるまのテクノロジー展2012
witten by ハクナマタタ
1
5月23日~25日にかけて、パシフィコ横浜で「
人とくるまのテクノロジー展2012
」が開催されております。
カーくる編集部でも早速取材に行ってきました。
この展示会は、車に関わるテクノロジーにフォーカスしており、モーターショウのような華やかさは無いものの、車の構成要素や開発、評価などを様々な面から見ることができます。
やはり最近は、省エネ、環境というキーワードは外せません。
これはマツダCX-5に搭載されているディーゼルエンジンです。
開発に携わったかたに話を伺いましたが、ユーロ6をクリアしており欧州でもひけはとらない技術を有しているとおっしゃっていました。
こちらはご存じ日産リーフ。
アイシンのトランスミッション。
この他にも、86&BRZのMTも展示されていました。
トヨタブース。
プリウスのバッテリー部分の構造です。
このように解り易く展示されているのもいいですね。
UDトラックスのブースです。
最近のエンジンのダウンサイジングには切っても切れないターボです。
これは2ステージターボと呼ばれ、低回転では2つのターボで過給し、高回転になると1つのターボでの過給に変わるというもの。
低回転から大きなトルクを発生させる工夫がされています。
日野自動車です。
トラックもハイブリッドの時代になりつつあります。
ただ、価格面が課題でしょうか。
スバルブースのBRZです。
やはり注目を集めていました。
トヨタの86は展示されておらず、やはりテクノロジーの展示会となるとスバルにならざるを得ないのですね。
これはHKSの後付けスーパーチャジャー。
これは、ルームミーラーやサイドミラー。
サイドミラーにウィンカーなどを埋め込んだものなど、楽しそうなものも沢山あります。
東レです。
これはコンセプトカーですが、シートや内装などの材料のメーカーとして出展していました。
信越電装のブースです。
このメーカーはリビルドのオルタネーターに特化したメーカーで、最近は各メーカーディーラーからの引き合いも多いとか。
品質は純正品に引けはとらず、それでもって価格はかなり安くできているとのこと。
リユースと言う面からもこれから注目かもしれません。
村田製作所のコンデンサの展示です。
実は東日本大震災の後、アルミ電解コンデンサの入手が困難になり、その影響もあり積層セラミックコンデンサへの置き換えを考えたとのこと。
結果性能の向上にもつながったらしいです。
ドルビーシステムの5.1サラウンドのデモ展示です。
車内であの臨場感の溢れる音響は凄いと思う反面、運転中は気を取られないように注意する必要がありますね。
これはスマホ(ノキア製)から直接コンテンツを再生してサラウンドで聴かせています。
ただし、HDMIインターフェースが付いているという必要があるので、国内スマホではちょっと難しいかもしれません。
ここからは車の評価、テストなどの機器です。
これはベクタージャパンのブース。
車のCANバスの情報などを測定したり、ECUのチューニングをするための機器です。
こちらのブースでは丁度TV局の取材が行われていました。
これは、テストコースの走行情報をリアルタイムで遠隔地で確認できるというものです。
遠く離れた海外のテスト状況をインターネットを経由して、開発部門で見ることができ、開発のリードタイム短縮に寄与することができます。
今後は、画像や音声のリアルタイム通信もできそうですが、回線の容量増加が課題でもあります。
共和電業のアライメントセンサなどです。
テスト走行にはいろいろな測定器が必要なんですね。
これはちょっと気持ち悪いですが、人体ダミーです。
この人形の中にもいろいろなセンサが取り付けられています。
鷲宮製作所のシミュレーションシステムです。
写真では奥のハンドルを握っている人の運転動作が右側の車のダミーに伝わり、その走行動作が表現できるというものです。
これがあれば、実際にテストコースへ車を持ち出さなくても試験が可能です。
さて、屋外展示場では諸々のイベントも開催されていました。
これは、最近くるま運転教室というもので、まずは正しいドライビングポジションの説明からです。
今度きちんとドラポジを考えて運転してみよう、と思いました(笑)。
こちらは、雪道と同等の路面環境での、ABSやVDCの効果の体験走行です。
なかなか体験できるシーンではないので、貴重な場面ですね。
こちらも、TV局の取材が行われていました。
横転体験で、シートベルトの効果を体験できるというもの。
これを見て、体験してみました。
真っ逆さまになってもシートベルトがきちんと体を支えてくうれています。
ただし、正しいシートベルトの装着が必要です。
安全面ということで、スバルのアイサイトの展示も。
衝突を避けるという機能は、安全面でのドライバーサポートとしては非常に有効です。
駆け足で見てきましたが、車好きには非常に興味深い展示が沢山ありました。
お時間がある方は、ご覧になってみてはいかがでしょう?
May 24,2012 Thu |
イベント取材
2012年5月24日 20:33
とぐさん
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test
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