2025年WRC第2戦 シーズン唯一のフルスノーイベントのラリースウェーデンが行われました。
©Jaanus Ree / Red Bull Content Pool
今シーズンからデビューのハンコックのスタッドタイヤ「ウィンターアイパイクSR10W」がガッチリと雪を掴みその走りを支えます。
優勝はTOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのエルフィン・エバンス/スコット・マーティン組。通算10勝目を記録しました。今回の勝利はトヨタにとって95勝目、歴代2位の記録を樹立しました。
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2位には勝田貴元/アーロン・ジョンストン組が入り、2戦続けて1-2フィニッシュを達成し、
マニュファクチャラーポイントはここまでで獲得できる最大ポイントである120点をマーク。
1位と2位のタイム差である3.8秒はラリースウェーデン史上最も僅差です。
勝田貴元/アーロン・ジョンストン組にとっては昨年のサファリ・ラリー・ケニア以来ほぼ1年ぶりの表彰台となりました。
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そして、3位に昨年のチャンピオン、Hyundai Shell Mobis World Rally Teamのティエリー・ヌービル/マーティン・ヴィーデガ組。
4位には同じくHyundaiのオィット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組が入りました。
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WRC2では地元スウェーデン出身の、オリバー・ソルベルグ(トヨタ GR Yaris Rally2)が、エリオット・エドモンドソンとコンビを組み 、WRC2において自身3回目の母国優勝を圧巻の走りで達成しました。
昨年、僅かな差でタイトルを逃した彼にとって最高の結果でシーズンスタートを切ることができました。
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そして、次戦は3月20日〜23日。北欧からケニア、伝統のサファリへと舞台を移します。
シーズン初のグラベルラリー。現地は雨期のため荒れた展開も予想されます。
勝田貴元はこれまで4戦中3回の表彰台を獲得してる得意のイベントで初優勝を目指す戦いとなります。