2025年の全日本ラリー選手権が昨年に続き、愛知県蒲郡市を拠点とした
RALLY三河湾2025 Supported by AICELLO で開幕しました。
まずは、各カテゴリーをおさらいします。
JN-1
全日本ラリーのトップカテゴリー。
ラリー2をはじめとしたFIA規定の専用車、ASN公認車両のAP4車両、JAF公認車両のJP4車両が参戦可能。
JN-2
気筒容積が2500ccを超えるRJおよび気筒容積区別なしのRRN車両。
GRヤリスやWRXなどの市販車をベースにラリーカーへとチューニングをした車両がメインのハイパフォーマンスクラス。
サブカテゴリ―として、より改造範囲を狭めたGRヤリスのワンメイク車両で出場は若年層に限定されたMORIZO Challenge Cup が併催されます。
JN-3
気筒容積が1500ccを超え、2500cc以下の後輪駆動車。
主にGR86やBRZなどのFR車両が参戦するクラス。
JN-4
1500㏄超〜2500㏄までの前輪駆動と4輪駆動のRJ車両、RPN車両。
現在はスイフトスポーツのワンメイク状態。エントラントも多く同一車種による激戦が繰り広げられるクラス。
JN-5
1500㏄以下の前輪駆動車。
ヤリスやデミオなどのコンパクトカー主体のクラス。
JN-X
昨年までのJN-6クラスが、JN-Xクラスへと名称変更。
1800cc以下から「駆動方式を問わず、気筒容積が2500cc以下のAE車両」と排気量が拡大。
これによりRAV4などの大型車両も参戦可能となりました。
※AE車両とは、、、
電気モーター、または電気モーターとエンジンを併用して動力とする車両で、保安基準に適合し、かつメーカーラインオフ時の諸元が変更されていないもの。
上記の選手権車両の他、選手権外エントリーとしてオープン、ヒストリッククラスが開催されます。
昨年は、世界デビューを飾ったGRヤリスラリー2が全日本ラリー開幕戦に3台エントリー。
勝田範彦選手が全日本デビューウィンを達成した。
今年の開幕戦はGRヤリスラリー2、新旧シュコダファビアのラリー専用車と、GRヤリス、WRXの国内格式のラリー車の対決となります。
2月28日に蒲郡駅前特設会場にてセレモニアルスタートを行い、翌3月1日、2日にかけて本格的な走行を開始します。
SSは2日間で14本設定され、SS総距離76.32km リエゾン距離169.55km 総走行距離245.87kmのステージで争います。