WRC第3戦サファリ・ラリーケニアが行われました。
今シーズン初のグラベルラリーでハンコック製のグラベルタイヤも実戦デビューとなりました。
©Jaanus Ree / Red Bull Content Pool
また、持続可能燃料を供給していたP1パフォーマンス・フューエルズが破産しましたが、
サファリラリー分は既に輸送段階にあったため、FIAが仲介し無事にイベントが開催されました。
次戦より、トタルエナジーズが25年シーズン残りの燃料を供給することになりました。
そして、迎えたサファリ。2021年からWRCカレンダーに復帰しましたが当初は6月開催でした。
昨年より、伝統の3月に戻り開催されています。
3月は現地の雨期にあたり完走した砂地が一瞬で泥道へと変貌する21SS:383.1km 総走行距離1397.91kmの厳しい戦いが幕を開けます。
優勝はトヨタのエバンス。
シーズン2勝目、通算11勝目を獲得し、選手権でも早くも一歩抜け出した形となった。
トヨタは2021年以降サファリ負けなしの5連覇を達成。
2位、3位はタナック、ヌービルとヒョンデ勢が巻き返してポディウムフィニッシュを達成。
©Jaanus Ree / Red Bull Content Pool
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勝田貴元は4本のステージウィンを飾るも、最終パワーステージで横転。なんとか暫定5位でフィニッシュまで辿り着いたが、
サービスパークのテクニカルゾーンまで走行できず悔しいリタイアとなった。
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次戦は4月24日〜27日にラリーカナリア諸島がWRC初開催となります。
大西洋に浮かぶグランカナリア島全域を使ったシーズン初の本格的なターマックイベントです。
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