やってきました、昔の小娘、じゃじゃ馬&粋です。試乗した車と違います、紺色ではなくてシルバーです。八王子陸運局までメガーヌ2で行って、名義変更終わったクリオ2RS、日本名 ルーテシア ルノー スポーツ です。
コンパクトカーですから寝た姿勢ではなく、ちょっと立ち気味の姿勢でペダルは踏み降ろすような感じですし、ミニほどではないけど大きめのハンドルを上から回す感じです。アルピーヌA610やマトラ ムレーナの足を投げ出す姿勢とは違います。スポーツカーという感じではないけど、ルノースポーツのバゲット風のシートはフランス車的な柔らかいけどしっかりしています(乗り降りちょっと不便ですが)。
陸運局から出てすぐにハイオク満タンとGSで頼んだら、お兄さんに「これ古い車だけど綺麗ですね」って声かけられました。1060kgで170PSなんですよって伝えたら絶句してました。
高速で相模湖まで行って、写真撮影。






高速道路でも100km/h走行で3000rpmと静かではないな〜、できれば6速欲しいな〜って感じですが、カタログ最高速が220km/hを5速の6500rpmで出すなら当然ですね(2955rpm)。
高速道路の安定感は抜群でアルピーヌA610よりも神経使わないでハンドルから手を離しても安心です。ただ100km/hから5速のままで加速するとかったるいですよ。4000rpmでも加速はまだダメですが、5000rpmからの加速は結構楽しいです。ただ3.0LのV6ターボは中速トルクがあるから3500rpm程度からも次元の違う加速感を味わいましたが、同じディエップのF4Rエンジンでもノーマルアスピレーションは回して楽しむしかないですよね。それでもメガーヌ2とは加速性能段違いです。
相模湖の後は大垂水峠を走り回っていました。コーナーでGかけて遊んでいるとカーナビが転がり落ちてワイパーが動いてびっくりで流石に3回も落とすと、後半はポカールレースのようにゆっくり駆け下りてきました。
3速でグリグリ回して楽しいですが、2速でタイヤを変形させてアンダー出しながら、ニュルニュル回ってアクセルオフにするとしっかりタックインしますが、大昔の初代トゥインゴ程ではないですけどドアンダーからアンダーになる程度なんですけど、タックインで姿勢変化すると後輪がブレークするのでカウンター当てながら5000rpmからの加速はまるでアルピーヌA610をアクセルで自由自在に振り回していたのを思い出します。
ルノースポーツで味付けするからフランス車スポーツカーの姿勢変化ってこれだよな〜って、懐かしくなりました。
帰りはカーナビ転がらないように、ゆっくり優雅に流してきたのですが、それはそれでフランス車の猫足を実感できて、これクリオ2はとっても楽しい車です。
メガーヌ2は2.0で右ハンドルのAT4速で、実用的でいい車でした。エアコン壊れなければ車検継続して乗っていいかなとか考えていましたが、ずっと我慢して乗っていたんだな。クリオ2RS(ルーテシア ルノー スポーツ)で本来のドライビングスタイルに戻ってきたのを実感できました。幸せってこれですよ。
思わず名セリフが口から出てきます「ソロモンよ、私は戻ってきた」by アナベル・ガトー 。