10月12,13日の2日間、ホワイトハウスグループが展開する2つのブランド、BMWとAUDIを1度に試乗できてしまう企画「ホワイトハウステイスティングドライブ」が行われると聞き、さっそく応募してみました。 毎月テーマを変えて様々な国の車を乗り比べできる企画とのことで、比較検討するには絶好の機会と言えます。 カーくる編集部でも毎年JAIAの輸入車イッキ乗り比べを経験していますが、1日のうちに続けて車に乗るということは、前に乗った車の感触が残ったままなので、非常に車の違いが分かり易く、それぞれの長所と短所が浮かんできます。 そうすることで車を見る目も養われるので、乗り比べは大変重要ですし、特にこの「忘れないうち」にというのがとてもポイントが高いと思います。 ちなみホワイトハウステイスティングドライブのこれまでの実績は、 9月 ジャガー XF2.0 & XJ3.0 8月 シボレー & キャディラック 7月 アルファ ロメオ & フィアット & アバルト 6月 プジョー & シトロエン 5月 シボレー & キャディラック さすがは20以上のブランドを抱える総合ディーラー、毎月のラインナップもバラエティに富んでおり、どれも魅力的ブランドばかりです。ホワイトハウスグループならではの企画と言えますね。 今回の試乗の舞台、名古屋南BMWへ伺い、まず初めに試乗したのはAUDI A4 2.0 TFSI。 上質で優しい走りはすべての人に満足感とゆとりを与えます。 アウディのセダンの中ではともすると入門編に見られがちなこのA4というレンジでも細部まで全く手を抜くことのない品質と、高級感は同クラスのセダンの中でも随一でしょう。 後部座席は標準的な広さで、A4というベーシックなラインを考えても十分の広さがあると思います。 次に試乗したのはBMW 320d。 dというのはディーゼルモデルのことで、当然ながらクリーンディーゼルです。燃費が良く、エコ的なライン、、かと思いきや、もちろんその側面がありながら、強烈なパフォーマンスカーでもありました。 ディーゼルらしい瞬発力のある走りはタイヤを転がし始めた瞬間からドラマティックに盛り上がりを見せ、走りが俄然楽しい1台でした。そしてMTモードに切り替えても、しっくりくる操舵感とコーナーを駆け抜ける路面との一体感。さすがはBMWです。走る楽しさは同クラスのセダンと比較しても追随を許さないレベルに感じました。 これで燃費が良くて税金も安いなんて、3シリーズをチョイスするならこれを買わない理由が見当たらないのでないかと思えるほどインパクトのある一台だと思います。 エンジンスペックは2L直列4気筒 DOHC ツインパワー・ターボ・ディーゼル・エンジン184馬力と、ここまでは平均的な2Lエンジンのそれですが、トルクが38.7kgmもあるので、1550㎏とセダンにしては軽い車重を軽々と引っ張っていきます。 この加速感はまさに快感でした。 【余談ですが、面白かったのは横長のデイスプレイ。地図にGoogleMAPを採用しているとのことで、どんどん縮尺を広げていくと最終的には地球から日本を眺めている絵に。もはやナビではありません・笑】 後部座席は驚くほどの広さ。同じクラスのセダンでもパッケージングで変わるのでしょう。 ちなみにディメンションはAUDI A4の全長・全幅・全高4720・1825・1440に対してBMW 3シリーズは4625・1800・1440と、全長も全幅も小さいのにも関わらず、です。 ではトランクルームは、ということでトランクを開けて見てみると、これがまた大容量のトランクを装備。ゴルフバックや家族の旅行などにも十分な広さでした。 試乗後、コーヒーをいただきながら営業の方とそれぞれの車の感想などをお話ししました。 営業の方もこの320dを個人的に所有されているとのことで、やはりこの熱い走りに加え、燃料費が体感的に今までの半分くらいに抑えられること、そのバランスが高いレベルで実現されているとのことで、とても魅力的な1台に仕上がっているとのことでした。 BMW 3シリーズ、ディーゼル、遠出をするカーくる編集部としてもかなり欲しい1台になりました。 このようにホワイトハウスグループでは毎月、乗り比べをさせていただけるティスティングドライブ企画をしていますので、是非お気軽にお申込みされてみてはいかがでしょうか。 やはり車は試乗しなければ見えてこないこと、いっぱいあります。 きっとお気に入りの1台が見つかるはずですよ。 INFORMATION