FIA世界ラリー選手権(WRC) フォーラムエイト・ラリージャパン2024 (以下、ラリージャパン) は、11月21日に豊田スタジアムでオープニングセレモニーが華やかに行われた後、最初のステージであるスーパーSSが行われました。オープニングセレモニーの模様は後日アップ予定です。お楽しみに!
SS1 TOYOTA STADIUM SSS 1
ナショナル部門ではTOYOTA GAZOO RACING WRJからエントリーの眞貝知志選手が見事に1番時計をマークしました。
総合ではM-SPORT FORD WORLD RALLY TEAM エイドリアン・フルモーがオープニングステージを制しました。
©Jaanus Ree / Red Bull Content Pool
SS2 Isegami's Tunnel 1
金曜日、SS2より本格的なラリーが幕を開けます。
旧伊勢神トンネルを駆け抜ける名物ステージではセバスチャン・オジエ選手、勝田貴元選手がパンクのアクシデントに見舞われるという波乱の幕開けとなりました。その中でステージウィンを飾ったのは自身初のドライバーズタイトル獲得に向けてランキングトップで最終戦に臨んだHYUNDAI SHELL MOBIS World Rally Team ティエリー・ヌービル選手となりました。
©Jaanus Ree / Red Bull Content Pool
SS3 Inabu/Shitara 1
昨年までは稲武ダムと呼ばれていたステージ。今回からは走行エリアを示す稲武、設楽の名を冠した名称に変更されました。
このステージはパンクによるタイムロスから追い上げをみせるセバスチャン・オジエが制しました。
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SS4 Shinshiro 1
昨年は7kmのショートステージでしたが走行ルートを一新。17.41kmのロングステージとなりました。このステージは逆転でのマニュファクチャラーズタイトル獲得を目指すトヨタのエルフィン・エバンス選手が制し、総合でもトップに立ちDay2午前を終えました。
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SS5 Isegami's Tunnel 2
ここからは午前中のSS2-4の再走となり、逆転チャンピオン獲得に燃えるヒョンデのオィット・タナック選手が制し総合でもトップに躍り出ました。
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SS6 Inabu/Shitara 2
こちらもSS3の再走となるステージ。SS5に続きオィット・タナック選手がステージウィン。
2位のエバンス選手に対し、20.4秒のアドバンテージを築きました。
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SS7 Shinshiro 2
伊勢神トンネル、稲武設楽、新城と続くループステージもいよいよラストです。
このステージでは午前中に続き、トヨタのエバンス選手が2位のタナック選手に0.4秒差をつけてステージウィン。そして、Day2最後の舞台である岡崎へと向かいます。
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SS8 / SS9 Okazaki SSS
金曜最後は岡崎市の中央総合公園のスーパーSS。
昨年とはコースを一新し、より高速のステージとなりました。
リグループが設定された岡崎レッドダイヤモンドスタジアムや会場の様子は後日アップ予定です。こちらも是非チェックお願いします。
そして、このSSを制したのはトヨタの勝田貴元 選手!SS2の遅れをものともせず両ステージともトップタイム。一時は総合9位までポジションを落としましたが総合3位まであと0.1秒の4位まで挽回して金曜日を終えました。
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