• プロフィール2に写真を追加してください。
witten by い~さん
世界中
うんうんする
17


30系プリウス2.jpg

 “ドリフトプリウス”この車を知っている方は今年の東京オートサロン2015特設コースを見に行かれた方かEVによほど感心のある方かも知れません。

今年はじめてその姿を現したEVによるD1グランプリエントリー用車両、それが
 “ドリフトプリウス”です。

この車にイラストレーター「きもだこよし」として関わらせていただいたのは去年の秋、プレゼンのためのイメージスケッチを頼まれたのがきっかけでした。

それから半年経たずに多くの観衆の前に姿を見せたEV ドリフトプリウス。

今回、そのさらなる野望と目標を持って次のステージへ進むべく打って出た手法がクラウドファンディングによるスポンサーの一般公募という手法です。

今回この希なEV競技車両の行く末を見届けるべく、株式会社オズコーポレーションズの古川氏、そしてD1ドライバーである上野氏を交えてお話を伺うことにしました。


PURI7.JPG

■なぜプリウスなのか?

「少し前から次世代の車としてEVに着目していましたし、またEVレースにもお手伝いとして参加させていただいていたので興味はすごくありました。同時になぜこの車なのか?という思いもあったのも事実です。」

ハイブリットであるこの車両をわざわざEV化し、FFベースであるにもかかわらずFRに変更する。

おそらくはもっと効率の良い、D1に適した車両もあるはずなのに、あえてこの車体で行くその意味はいかなるものだったのだろうか?

PURI3.JPG

予想以上に困難であったEV

当初から古川氏はプリウスで行くという思いはあったといいます。

「もちろん86やドリフトに適した車両をベースに考えることはできました。しかしいま世の中に一番知られていてアピールをできる車体という考えからゆずれない思いがあったのです。もっともその道のりは遠く、当初考えていたよりもはるかに困難な作業となりました。一見すると、もともとハイブリットだから出来るんじゃない?と思われがちですが、全くの別物であり、実際にはゼロから作っているのと同じかもしかしたらそれ以上かもしれませんね。」と古川氏は語る。

それでもモーターが乗りバッテリーがつながって走り始めることができたときは、ようやくスタートラインに立てたと思われたとの事。

「でも、実は全然でしたね。むしろやっと走ることができただけで全然競技レベルじゃなかった。それでも足を煮詰め、ブレーキを組んで上野氏のドライビングでかろうじて回る(滑らせる)ことができました。」

それほどまでにこのドリフトプリウスは手探りで開発されていたのです。

実際私がこのプリウスプロジェクトに関わらせていただいた時もフェンダーの肉付けをしている最中の画像1枚が送られてきて「このラインでイメージを・・・」とそんな状態からでした。

前代未聞ともいえるこの計画が日の目を見るのはそれから4ヶ月後のことになります。

PURI2.JPG

走るドリフトプリウス!

今年のお正月過ぎ2015年1月10日 東京オートサロン2015の会場でその姿を初めて現したドリフトプリウスは周囲から驚きを持って迎えられました。

会場に展示してあるこのプリウスを見ても、多くの方がただのハリボテでまさか走るとは誰も思っていなかったというのが本当のところ。

しかしその走る姿を見て、またD1専用EVということで2度驚いた方も少なくありませんでした。

PURI5.JPG 

D1専用EV車両の実力

しかし、まだまだ仕上がっていないドリフトプリウスは「スゴイ」というコメントと同時に「回ってないよ」という声も多く聞かれました。

「現状ではまだ20%にも満たない仕上がりでようやく転がり出した状態の生まれたての子供みたいなもの。」

「パワーユニットがしっかりしてそれからようやく足回りを組んでいく。」

「電池も量を積んでいる状態でまだ素材も変えるし重さも調整しなくちゃいけない。」と課題は山積みの状態でした。

今回の取材時でもガレージには次期動力源として用意された“リーフ用”バッテリーが既に待機し、これから加工して組み上げられるのを待っていました。

PURI9.JPG
※むき出しのものが初期型、ビニールにくるまれているのが届いたばかりの後期型バッテリー

D1ドライバー 上野氏ドリフトプリウスを語る

「あの時はなんとか走ることができたけどまだまだ全然だった。実際には走っている最中にも調整は続けていて何度も足回りは調整していたんだ。本当はモーターだってまだまだ出力が全然足りていない。それでもD1EV車両としてのプリウスに魅力を感じているし、なにより周囲から期待もされているんだ。アレはどうなった?次はいつ走るんだ?ってね。オレとしてはもっとガンガン走らないといけないと思っているし、そうしてアピールしていかないと忘れられちゃう。それよりももっと前に出て行かないと進めないし、目標も達成できない。」と楽しそうに語られた。

ここでいう目標はD1車両としてランキングに食い込めるまで行かなくてはということです。

アメリカではEVレースはだいぶ盛んになってきていますが、まだまだ日本では「未知のもの」として敬遠されがちです。

それでも、初めてそうしたものが世に出るということで国内の様々な競技主催側からも期待がされており、
なによりD1側からも参戦を望まれているという話もあるのです。

PURI.JPG

新たな挑戦資金調達法【クラウドファンディング】

当初から私と古川氏の間で冗談ともつかない会話の中にあったのが小口スポンサーの話でした。

以前アメリカのレース参戦車両に協力者ひとり一人の名前が記載された車両があった話が出て「んじゃ、カッティングシートで個人名を記載してそれカラーリングに使うのどう?」といった笑い話がありましたが、古川氏は冗談ではなく大マジメ。

古川氏はそうした新しいものを次々と試していくことこそこのプロジェクトの意味なんじゃないかと考えている部分もあるようです。

もちろんスポンサーを見つけて仕上げていくのは必要ですし、見つかるのであれば大口のスポンサーでもいいのかもしれません。

それでもこのチャレンジにはみなさんの協力が頂けたらと思うのは、多くの方にこのチャレンジを応援して欲しいと思っているから。

一人の大口スポンサーより多くの小口サポートの力が欲しい。

その思いから相談を持ちかけたところファンド側もGOサインをくれたそうです。

もちろん資金難から募集したというのは確かにあるのですが。

PURI4.JPG

クラウドファンディングってなに?

ほとんどの方から見ればこのクラウドファンディングってなんですか?と思われるかもしれません。

これはプロジェクトに対して一般の公募でスポンサーを募り予定額に達すると初めてお金を引き落とされるというシステム。

金額未達成の場合は引き落とされません。振込された場合は払い戻されます。実際にボクも今回初めてひと口スポンサーを申し込みました。

正直、手続き完了まで少し時間はかかります。それでも案内は出ますので、それに従って入力をすればいいので難しい操作はありません。

カード決算(振込もありますが)も、このプロジェクトが目標額を達成した時点での決算になりますから、未達成では引き落としはありません。

購入手続きのところで金額を押しますが、それをしてもまだ完了しませんのでご安心を。

途中で充分引き返せます。もちろん今の時代情報漏えいやトラブルも考えられないとは言えませんがその辺はネットで決済を行うこととリスクは同じと思われます。ですから最後の判断はご自身に任せるしかありません。

え?ちなみにきもだはどのくらいのスポンサードしたかですか、それはもう「ひと口」ですよ。

それでいいんです。それが何人も集まれば大きな力になるというシステムですから。

あらゆる面で斬新なドリフトプリウスの計画もあと20日後にクラウドファンディングの目標達成期限が迫っています。

200万円の目標額が達成できなければ、このクラウドファンディングは未達成となります。

もしこの記事をご覧の読者の皆さんで、興味を持っていただけた方がいれば、是非、一口スポンサーとして名乗りをあげて頂ければと思います。

30系プリウス.jpg

クラウドファンディング
「レース参戦できる排気ガスを出さないエコカーを開発します!」

https://readyfor.jp/projects/DRIFTPRIUS 


株式会社オズコーポレーション
  http://www.o-z.co.jp/

カーメイクT&E 株式会社ティーアンドイー  http://www.t-and-e.co.jp/index.shtml  

取材記事:イラストレーター きもだこよし  https://carcle.jp/UserBlog.aspx?UserID=4504

PURI6.JPG

カーくる編集部より

株式会社オズコーポレーションさんは「自然環境と向き合う新しい車社会を拓く」を理念に、「コンバージョンEV」事業、「ECO事業」、「技術支援事業」に取り組んでいらっしゃいます。

その一環として、今回のドリフトプリウス製作に取り組まれています。

車の新しい可能性と、地球環境、そして何よりも「楽しい車を作る」という点で、カーくる編集部も共感し、このドリフトプリウスの応援をさせて頂く事にしました。

もし、このドリフトプリウスの挑戦に共感いただけるのであれば、一口・・・いや、もっとたくさんでも正直嬉しいのですが、クラウドファンディングにご協力頂けたら嬉しく思います。

若年層の車離れが叫ばれる日本ですが、車好きの方はまだまだ多く、こんなに面白い事を考えて挑戦する会社、そして人がいる。

そんな人の力にカーくる編集部はなりたいと考えています。

PURI8.JPG


July 8,2015 Wed    ニュース  



witten by カーくる編集部
世界中
うんうんする
1


ミラフィオーリに来られた方は「B.R.M」というフラッグを掲げて出店していたので、見た人も多いと思いますが、あれは名古屋市港区に実店舗があるハタ貴金属さんが時計ブランドの「B.R.M」さんと一緒に出店いただいたものでした。

IMG_4813.jpg
IMG_4796.jpg IMG_4809.jpg
筆者は腕時計は好きですが、詳しく知識があるわけではないので、時計と言ったらオメガとか、ロレックス、タグホイヤー、ブライトリング、イタリアならパネライ、ロックマン、、といった感じの浅く薄いモノしか持ち合わせていません。そんな私ですが、先日のミラフィオーリで始めて見た「B.R.M」は非常にカッコよく、アバルトとのコラボモデルがあったりと大変興味を惹かれました。さらにハタ貴金属さんのホームページを拝見すると、1つビビッと来るブランドを発見しました。それが「CONTATEMPO SCUDERIA 」です。

hata2.jpg

初めて見るブランドながら、スクーデリアと付くあたり、イタリアと分かるブランド名から始まって、「コルサ」「レッドゾーン」「カフェレーサー」「ダッシュボード」など、それぞれの時計の呼び名がまたレースや車やバイクをイメージしたようなモデルばかり。

「B.R.M」「CONTATEMPO SCUDERIA」、、車好きにとって非常にそそられるブランドを扱うハタ貴金属さんを一度訪問したいと取材を申込み、伺うこととしました。
P4650675.jpg P4650677.jpg P4650679.jpg
お店は名古屋港からほど近い立地にありました。「B.R.M」の看板が目に飛び込んできます。

P4650075.jpg

シックで高級感のある店内はそれ程広くはありませんが、初めて見るブランドの時計が幾つもあり凝縮した空間となっていました。オーナーで店長の林さんにご挨拶しお話を伺ったところ、先代から続く老舗の店で、かつては時計の他にジュエリーの取り扱いもあったそうですが、今は時計専門でやっているとのことでした。

なるほど店内を見渡しても時計しか見当たりません。そしてその時計たちが初めて見るものが多かったので、幾つかご紹介していただきました。

P4650079.jpg

インド発の時計ブランド「HMT」 
インドにも時計メーカーがあったのですね。クオリティに関しては日本のシチズンと提携を結んでいるらしく、しっかりしているとのことです。なるほど言われてみればどことなく日本の時計のテイストがするデザインですよね。

P4650681.jpg P4650682.jpg P4650066.jpg
チェコのブランド「PRIM」
チェコ共和国を代表する時計メーカーであるマニュファクチュールPRIM(プリム:端正の意)は、1946年に共産主義政権下のチェコスロバキアに創設された時計製造を行う国営企業クロノテクナの腕時計に特化した一部門として、1949年に創業しました。この国の初めての腕時計メーカーであり、今日もチェコ唯一の時計メーカーとして存続しています。(ハタ貴金属HPより引用)
これも初めて見ましたがまさにブランド名のとおり端正で華美な装飾の無いデザインはすっきりしていて大人の佇まいです。

P4650709.jpg
P4650686.jpg

他にも「BALL」「WEST END」など、初めて見るブランドが多く、林さんに曰く、差別化のためにも他には無いラインアップを心がけているとのこと。名古屋エリアではここにしかないブランドも多いのだそうです。

P4650716.jpg

こちらは「Sinn」(ジン)ドイツのブランド。これはご存じの方も多いのでは。

P4650721.jpg

上の写真の左側のモデルはなんとハタ貴金属オリジナルモデルだそうです。右の写真のものと比べると文字盤の中に数字が無かったりして、よりシンプルな1本に仕上がっていることが分かります。
詳しい説明はこちら。

P4650701.jpg

Sinnの社長ローターシュミット氏の直筆サインが入ったHATAオリジナルモデルのBOX付きです。これはファンにはうれしいサービスですね。

P4650063.jpg

そして今回の取材目的の1つである「B.R.M」。
B.R.M(ビーアールエム)はピュアレーシングスプリットをテーマ2002年にベルナール・リシャール氏によって設立されたフランスの時計ブランドです。
車のホイールやチェッカーフラッグなど、随所に個性的なピュアレーシングスピリットによる意匠が施されています。ケースとムーブメントの間にサスペンションを入れ衝撃を吸収するモデルがあったり、ケース、文字盤、針などのカラーを選べるセミオーダーも1本からできる、モータースポーツの魅力を満載したブランドです。(ハタ貴金属HPより引用。詳しいブランド説明はこちら。
 
P4650687.jpg

他のブランドとは一線を画す独特のデザインはひと目で「B.R.M」と分かるオリジナリティがあります。

P4650702.jpg

つい、(自分がセミオーダーで作るなら、文字盤は白で、針はトリコローレで、、、)なんてことを妄想してしまいます。
そういったカスタマイズの自由度の高いのも、いかにも車好きのためにある時計といった印象を受けました。

P4650762.jpg

どのモデルを見てもどこか車を連想させるデザイン。色気が漂ってきます。

P4650756.jpg

極め付けはこれ。アバルト595とのコラボモデル。白い文字盤に赤いライン、その中に「ABARTH595」と入っています。そして白いベルトでお洒落上級者をアピールします。
イベントなんかでアバルトオーナーがこれでキメて颯爽と現れたらさぞ括弧良いでしょうね!マフラーやホイールだけじゃない、車のアフターパーツとしての時計、という位置付けになりえます。

取材した2015年5月24日現在、ハタ貴金属さんにはこの写真のもの、ラスト1本だけあるとのことです。
世界限定本数での製造なので、早い者勝ちですよ。

最後は「CONTATEMPO SCUDERIA」です。
スクーデリアという言葉は跳ね馬さんでも使っているので馴染みがありますね。
兎に角デザインがいかにもイタリアプロダクトで、ストップウオッチのようなデザインが特徴的なモデルなど、イタリアの車が好きな人はこの時計のデザインは非常に魅力的に映ると思います。

P4650084.jpg

P4650695.jpg

ラインナップには自動巻きとクオーツのモデルが存在しており、最近高騰気味の腕時計ブランド競争の中にあって、クオーツなら手の届きそうな価格設定なのが嬉しいですね。

P4650724.jpg

元々拘った腕時計が欲しいと思っていたので、すっかり欲しくなってしまって、取材はさておき、真剣に時計選びが始まりました。そして散々迷って絞ったのがこの3本。白い文字盤か、黒い文字盤か、はたまたシルバーのリューズか、ブラックのリューズか、迷い出すとキリがありません。

林さんの様々な角度からのアドバイスを元に、選んだのがこの1本です。最後の決め手は白い文字盤、緑と赤のタイマーボタン。そうイタリア国旗の配色です。

P4650750.jpg

ものすごく立派なケースが付いていました。それだけでかなり高級感が出ます。

イタリア時計とイタリア車。カーくる号とコラボレーションさせてみました。

P4650739.jpg

想像通り、車との相性もバッチリです。

P4650742.jpg
hata1.jpg

時計専門店ならではの知識の深さと林さんの柔らかい人柄のおかげで会話が楽しく、すっかり居心地が良くなり長居してしまいました。

最後に、これからの季節、革のバンドは汗で傷んでしまうというお話を聞いて、ナイロン素材でできたNATOタイプのバンドもオーダーしました。

P4650727.jpg

これは夏も大活躍の予感です。バンドだけでもかなりの種類が置いてありました。
P4650680.jpg
P4650733.jpg

自分だけの時計、拘った時計が選びたい方、ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。


INFORMATION
ハタ貴金属
名古屋市港区港陽 3-20-11フォーリーブス前田 1F 
TEL : (052) 661-7462  FAX : (052) 661-7476
http://www.jw-hata.jp/

June 12,2015 Fri    未分類  



witten by 美あんこ
世界中
うんうんする
14


先週、パシフィコ横浜にて開催された『人とくるまのテクノロジー展2015』を見学してきました。
IMG_9225.jpg
基本的に完成された自動車よりも、車を取り巻く最新技術や部品を展示する場とあって関連企業の営業や技術者の方々が多く来場しており、モーターショーのような華やかな雰囲気とは異なるビジネス色の強い展示会でした。
IMG_9408.jpg
IMG_9374.jpg
会場には様々な先端技術が展示されていましたが、今回はトヨタが満を持して送り出した燃料電池車「MIRAI」が話題ということで、燃料電池を含むクリーンエネルギー技術が多く出展されておりました。
IMG_9421.jpg
IMG_9383.jpgIMG_9385.jpg
IMG_9386.jpgIMG_9397.jpg
また今では一般的になりつつあるコンピュータをつかったバーチャルシミュレーターも数多く出展されておりました。動力性能はもちろんのこと車の”乗り味”といった部分でもシミュレーター上で開発出来るようになるとか。
IMG_9430.jpg
IMG_9433.jpgIMG_9437.jpg
展示ブースには開発に携わった技術者が説明員を務めていることも多く、より深い意見交換や質疑応答ができるのも、この展示会の特徴ですね。
IMG_9448.jpg
IMG_9368.jpg

会場裏では、実際に最新の自動車に触れるべく試乗会が開催されており、自動車好きには密かな人気となっておりました。
IMG_9238.jpg
IMG_9239.jpg
編集部でも、トヨタの燃料電池車『MIRAI』を始め、奇しくも同時期の登場となったオープン2シーター3台、マツダ『ロードスター』、ホンダ『S660』、ダイハツ『コペン』、話題のダウンサイジングターボエンジンを搭載したホンダ『ステップワゴン』を試乗しました。

MIRAIは特徴的な外環とは裏腹に、内装や乗り味は一般的なハイブリッドカーや電気自動車と大差なく、運転も普通にできます。
最先端の車が普通に乗れてしまうのは、一見すると物足りないと感じるかもしれませんが、そこには今後の燃料電池車普及への試金石としての狙いとトヨタの技術力の高さが見え隠れしています。
IMG_9281.jpg
IMG_9278.jpg
IMG_9287.jpg

IMG_9280.jpgIMG_9276.jpg
IMG_9252.jpgIMG_9258.jpg
オープン2シーターの3台は駆動方式もFR、MR、FFと異なり、それぞれ似て非なる車に仕上がっておりました。

ロードスターはライトウェイトスポーツカーとしての基本性能をとことん磨き上げ、タウンスピードでも笑顔がこぼれるような楽しい車となっています。また美しいボディラインも魅力的です。
IMG_9291.jpg
IMG_9302.jpg

IMG_9303.jpgIMG_9295.jpg
IMG_9301.jpgIMG_9314.jpg

S660は「よくぞ軽規格でここまで実現した!」と驚くエクステリアデザインとミドシップならではの走りを両立した。開発責任者が非常に若手ということもあって、車自体も若々しくてはじけた楽しさを持ち合わせていました。久しぶりにホンダらしい元気のあるスポーツカーの登場ですね。
IMG_9360.jpg
IMG_9349.jpg

コペンは電動ハードトップなどを採用し普段使いでも肩肘張らずに楽しめる気軽さに、外装を交換できるなどの遊び心をプラスした、ダイハツならではのコンセプトで特徴的な車。しかしそれも車自体がしっかりと作られているからこその楽しさです。
IMG_9338.jpg

ステップワゴンは話題の1.5Lダウンサイジングターボエンジンを搭載して、従来の2LのNAと同等の動力性能と燃費を実現。1700kgという決して軽くない車重にこのエンジンはどうか?と思いましたが、必要十分な動力性能を確保したうえで、従来の小排気量ターボにありがちだった唐突なトルク変動も無く、非常に乗りやすくなっていました。”わくわくゲート”と名付けられたリアドアも様々なシーンで活躍しそうです。
IMG_9357.jpg
IMG_9330.jpg
IMG_9400.jpg

これからの自動車業界を占う最先端技術から、町工場のネジ一本に掛ける巧みの世界まで様々な技術に触れ、改めて自動車産業の裾野の広さを実感すると共に、日本のものづくりと自動車社会のこれからを想像できる展示会でした。
IMG_9454.jpg


May 27,2015 Wed    イベント取材  



witten by カーくる編集部
世界中
うんうんする
3


2015年5月9日・10日の2日間、アルファロメオデイが今年も開催されました。
カーくるも昨年に引き続き前夜祭からの参加させていただきましたのでレポートをお届けします。

P4650159.jpg

もう27回目にもなるんですね。歴史のあるイベントです。継続は力なり、ですね。

P4650169.jpg

前夜祭の参加は約50台ほど。前夜祭の会場はホテルリゾリックス車山高原。とっても素敵なホテルです。

P4650162.jpg

新カーくる号のヌヴォラSpiderの隣に並ぶのは左MTの綺麗な深い紺色の非常にレアな166です。

P4650175.jpg
ウェルカムドリンクの後、お楽しみの前夜祭が始まりました。

P4650176.jpg
P4650180.jpg
P4650181.jpgP4650183.jpgP4650184.jpgP4650185.jpgP4650187.jpg

料理長が思う存分腕を振るった料理の数々、飾りつけも大変素晴らしく、本当に美味しかったです。

P4650196.jpg

参加者全員の自己紹介や抽選会、そしてオリンパスさんの撮影サービスで記念撮影を楽しみました。

その後はホテルの人による解説付きの星空観賞会やビデオ上映会など、2次会にもおもてなしの趣向が凝らされていました。





翌日のアルファロメオデイイベント当日はこれ以上ないというくらいの快晴に恵まれました。

P4650243.jpg

イベントの朝、天気が良いと本当にワクワクしますね

P4650255.jpg

朝露に包まれる愛車を拭き上げ・・・

P4650272.jpg

準備完了!

P4650262.jpg

車に乗りこみ、会場までの小一時間のドライブを楽しみます

P4650287.jpg

もちろん新カーくる号はオープンにして 信州の清々しい空気の下でのオープンエアー。その気持ち良いことと言ったら語り尽くせません やっぱりオープンカーってイイですね 

会場に到着すると、もう既に当日参加車両を含めた200台以上のアルファロメオが集結していました

P4650454.jpg
P4650437.jpg
P4650438.jpg
P4650440.jpg
P4650364.jpg
壮観ですねー

P4650425.jpgP4650426.jpgP4650431.jpg

今回は916系の参加も多かったです。皆さん大切に乗られていますね。新カーくる号にも沢山お声掛けいただき嬉しかったです

P4650368.jpg

今年は4Cをフューチャーしたとあって、特別エリアには4Cが複数台展示されていました。
その中にはカーグラフィックの4Cも。特別ゲストとして加藤社長がいらしていました。

P4650339.jpg

4Cはまだまだ珍しいとあって会場内で大人気 

P4650323.jpg

最新のアルファロメオはもちろん、先輩アルファロメオも参加されています。
しかしこの一台は最近登録した新車だそうです。確かにピッカピカ オーナーさんの愛の深さを感じます。
色がまた良いですねー 


P4650343.jpg

会場内は出店も幾つかありました。こちらはazzu mijasさん。カーくる編集部もキーケースとドリンクホルダーをオーダーで制作中です

P4650348.jpg

石窯ピザの移動販売や、

P4650360.jpg

ガレイタさんの出店やパーツ屋さんなども出ていました。

P4650351.jpg

こちらはカーくるのイベントでもおなじみのELSE DESIGNさんのブース。
実は以前からカーくるパンダ号のオーダーイラストを頼んでいたところで、ようやくこの日、受け取ることが出来ました。
どうです!?めっちゃカワイイでしょう

そして忘れてはいけないのが我らがカフェジュリアさん。

P4650404.jpg

ランチはカーくるメンバーと一緒にカフェジュリア特製の豚ばら肉のトマト煮、シーフードマリネ、米粉パンがセットになったワンプレートランチ。煮込んでホロホロになった豚ばら肉にパンとマリネがベストマッチ。超絶美味しくって大満足でした

P4650381.jpg

こちらはオリンパスメモリーワークスさんによる撮影サービス。カーくるからご紹介したご縁で、昨年から実施しており、2年目の今年は認知度も上がってか、かなり撮影に引っ張りダコでした。カーくるも勿論撮影してもらいました。仕上がりが楽しみです。

P4650410.jpg

カーグラフィック加藤社長を囲み、4Cのオーナー達によるトークショー。皆さんそれぞれの4Cのインプレッション、入手経緯などを語り、楽しいひと時でした。

P4650416.jpg

そして抽選で加藤社長のドライブによる4Cの同乗走行も。

P4650418.jpg

当たった人、うらやましい-!そして走る4C、カッコいいーーー めちゃめちゃ良い音を奏でていましたよ

■集合写真2.jpg

最後は集合写真を撮って解散 今年も楽しく過ごせました 参加の皆様、事務局の皆様、ありがとうございました。
また来年お会いしましょうー


P4650580.jpg


そしてイベントの詳細の様子は、オリンパスメモリーワークスのプロカメラマンにより隈なく撮影されております。

OLYMPUS02.JPG

OLYMPUS03.png


その写真は、記念写真販売サイトで閲覧・販売を開始しましたので、まずは以下のURLにアクセスいただき、アクセスコードを入力して閲覧してみてはいかがでしょう。

https://www.satsuei.biz/information2/index.php

アウセスコードは、ALFAROMEO DAY 2015 にご参加いただいた皆さんに配布したチラシに記載してあります。

なお、万が一チラシを紛失してしまった方は、以下までお問い合わせください。

カーくる編集部も勿論買いましたよ!10枚以上買ってしまった 出来上がりが楽しみです♪

■お問合せ先
オリンパスメモリーワークス株式会社
[ib on the net] カスタマーセンター
   ibonthenet.support@ish.olympus.co.jp

まずは写真を閲覧して楽しかったあの日を想い出し、気に入った写真があればポチっとしちゃいましょう!
OLYMPUS04.png

AlfaDay15-14.JPG

販売期間は、2015年6月22日(月)までです。

楽しかった想い出を残すためにも、記念に購入することをお勧めいたします。




INFORMATION

アルファロメオデイ事務局
http://www.alfaday.com/

カフェジュリア
https://carcle.jp/blog/alfa33

オリンパスメモリーワークス
http://www.ibonthenet.com/ns/

エルスデザイン
http://else.shop-pro.jp/




May 21,2015 Thu    イベント取材  



witten by ハクナマタタ
世界中
うんうんする
4



交通事故ゼロを目指してつながる史上最大の社会実験・・・東京スマートドライバープレゼンツ TOKYO MIRAI JUNCTION はゴールデンウィークの55日に開催されました。

「交通事故ゼロ」なんていう大風呂敷を広げて大丈夫?という気持ちと裏腹になぜかワクワク感が大きかったりします。

bnr_tmj.gif


まずはここ、早朝の首都高速・大橋ジャンクションから始まります。

Mirai01.JPG

ドーナツ型の大橋ジャンクションの穴の部分で、三代目ホメパト(褒めるパトカー)のお披露目です。

このホメパトのデザインは、BSフジの番組「東京会議」で公募したもの。そして見事採用されたのが、相川崇史さんのデザインです。

この日は審査員の松任谷正隆さんも駆けつけ、審査の経緯やポイントなどを説明してくれました。

「今回のホメパトのデザインは、シンプル・イズ・ザ・ベスト。本物のパトカーの黒の部分をピンクにしただけだけど、それがかえってインパクトがある。」

Mirai02.JPG

そして、何故かいつもより凛々しく見える東京スマートドライバー事務局から諸々のご説明。

「ホメパトの文字が ”HOMÉPATO” となっているのは、ホメを ”HOME” と書くとホームになっちゃうから」だそうな。でもフランス語っぽくて逆にいい感じ。

Mirai03.JPG

裏フォトセッションです。

このお二人は、トヨタとメルセデスの関係者です。このメーカーとインポーターの協力があったからこそ誕生した三代目ホメパトです。

Mirai04.JPG

さあ、出陣です!

Mirai05.JPG


こちらの秘密基地では、ホメパトを大量生産中。

このホメパトはこの後大活躍をします。

MIrai06.JPG

東京スマートドライバーのリーダーの鶴の一声で、みんな自己紹介。

この秘密基地に集まった方々は、東京スマートドライバーに賛同し、この日のために手弁当で全国から駆け付けてくれました。

Mirai07.JPG

チームでの参加もいます。こちらは早めのライト点灯で事故を減らそうという運動「おもいやりライト」

Mirai08.JPG

こちらは、女性ライダーチーム。スマートライダーですね。

Mirai09.JPG

いよいよ出陣です。

Mirai10.JPG


はい、ここは西銀座通り、銀座柳まつりの会場です。

Mirai11.JPG

騎馬隊もいますね。これからパレードです。

Mirai12.JPG

この日は、FM放送J-WAVEでもゴールデンウィークスペシャル番組として TOKYO MIRAI JUNCTION を一日生放送します。なんて大胆不敵!でも史上最大の社会実験ですからね。

そんな番組のレポーターとして、鈴木あきえさんが生中継にやってきました。携帯電話は中継のための放送機材です。

Mirai13.JPG

はっぴが似合う鈴木あきえさんと、「スマート・・・」

Mirai14.JPG

「ゴーーーーー!!!!」

Mirai15.JPG


なんと、ピーポくんが先導してくれます?ついに警視庁公認か?

Mirai16.JPG

拍子木で音頭を取り、みんなで掛け声「事故用心!」

Mirai17.JPG

ホメパトの着ぐるみ ぐるまを着て、横断幕とノボリを持ちながら、銀座の街を練り歩きました。

Mirai18.JPG

沿道からも一緒に「事故用心」の掛け声もかかりました。嬉しいですね。

Mirai19.JPG

さぁ、いよいよゴールです。

Mirai20.JPG

パレードが終わって、秘密基地へ戻る図。

Mirai21.JPG


一仕事終えて腹ごしらえ。

Mirai22.JPG


さて午後の部の大きなイベントは、首都高ドライブツアー。

普段何気に走っている首都高、東京へは来たことはあるけど首都高は走ったことがない、って人のための特別企画です。

Mirai23.JPG

箱崎JCTで裏ルートUターンをして首都高速にある信号機を見学したり、首都高のマニアックな説明を聞きながらドライブ。

Mirai24.JPG

そんな中、J-WAVEからは、首都高速お勧めベスト10が流れてきました。

これを選んだのは、大乗フェラーリ教でお馴染み清水草一さん。この日は首都高研究家という肩書でした。

ちなみに1位レインボーブリッジ、2位は中央環状品川線山手トンネル、3位は新富町ランプ先の幻の首都高用地でした。

 Mirai25.JPG

そんなこんなで大黒PAへ向かうと、偶然ホメパトに遭遇。

このトヨタ86ホメパトは、このあと日産グローバル本社へ乱入したとか。

Mirai26.JPG

首都高ドライブツアーを終えて、満足げなみなさん。

「はとバスより面白い」「お金払ってもいいです」

これいい商売になるかも?

 Mirai27.JPG


さて西銀座通りの、東京スマートドライバー・ブースでは、

Mirai28.JPG

「あなたのホメたい人・モノ・コト」ということでメッセージを書いていただきました。

みんな心の中には感謝の気持ちをもっているんですね。そうそう、その気持ちを文字で表したり言葉に出してみることで、もっともっと素敵な世の中になるはずです。

Mirai29.JPG

高知県の室戸出身のギターデュオIGOSSOの路上ライブも敢行。

集まった人々の心に、土佐弁の己の信念を貫くといった精神「いごっそう」がしみ渡ったひと時でした。

Mirai30.JPG


そして今度は、ギターをジョッキに持ち替え・・・

Mirai31.JPG

かんぱーい!

いやぁ、いい仕事をした後のビールは格別!

Mirai32.JPG

途中で、J-WAVEで放送をしていた東京スマートドライバー発起人の小山薫堂さんからビデオレターが。

なんと、こんなアニメを制作中とか。


心地よい疲労感とともに、一本〆でお開きとなりました。

 Mirai34.JPG

 

大風呂敷を広げた史上最大の社会実験中、首都高速の事故発生は8件でした。

なんだゼロなんて無理だよな、というご指摘も聞こえてきそうですが、首都高の1日の平均事故件数は30件ですので、この活動の効果はきっとあったはず。根拠はないけど参加した人はみんなそう思ったはずです。

 

ジャンクション・・・車が合流したり分岐したり、ややもすると事故が発生し易いところですが、人のこころとこころが触れ合う場所になれば、未来はそんな悪くないはず。

 

それではジャンクションでお会いしましょう!

 logo.gif



May 9,2015 Sat    イベント取材  



メンバー
バナー1
PIAA

RG レーシングギア









新着記事
記事検索
検索語句
その他機能
RSS 2.0 Feed
ゲストブック
ブラウザのお気に入りに追加

 
ブログ購読
このブログが更新されたらメールが届きます。
メールアドレスを入力してください。
カテゴリ
facebook
アーカイブ
2025年06月 (1)
2025年05月 (1)
2025年04月 (1)
2025年03月 (2)
2025年02月 (1)
2025年01月 (1)
2024年12月 (2)
2024年11月 (11)
2024年09月 (1)
2024年08月 (3)
2024年05月 (3)
2024年04月 (1)
2024年03月 (4)
2024年02月 (4)
2023年11月 (12)
2023年09月 (2)
2023年07月 (2)
2023年05月 (1)
2023年04月 (2)
2023年02月 (2)
2023年01月 (2)
2022年12月 (2)
2022年11月 (1)
2022年10月 (1)
2022年07月 (2)
2022年04月 (1)
2022年02月 (1)
2022年01月 (4)
2021年12月 (1)
2021年11月 (2)
2021年10月 (1)
2021年09月 (1)
2021年06月 (1)
2021年05月 (2)
2021年04月 (1)
2021年03月 (1)
2021年02月 (1)
2020年12月 (1)
2020年11月 (2)
2020年07月 (1)
2020年04月 (1)
2020年03月 (2)
2020年02月 (4)
2020年01月 (1)
2019年12月 (2)
2019年11月 (2)
2019年10月 (1)
2019年09月 (1)
2019年08月 (2)
2019年07月 (1)
2019年03月 (3)
2019年02月 (3)
2019年01月 (1)
2018年11月 (4)
2018年10月 (1)
2018年09月 (1)
2018年07月 (2)
2018年06月 (2)
2018年05月 (1)
2018年04月 (5)
2018年03月 (6)
2018年02月 (6)
2017年12月 (1)
2017年11月 (2)
2017年10月 (7)
2017年09月 (4)
2017年08月 (6)
2017年07月 (1)
2017年06月 (5)
2017年05月 (6)
2017年04月 (4)
2017年03月 (6)
2017年02月 (11)
2017年01月 (1)
2016年12月 (1)
2016年11月 (5)
2016年10月 (5)
2016年09月 (3)
2016年08月 (5)
2016年07月 (2)
2016年06月 (5)
2016年05月 (3)
2016年04月 (4)
2016年03月 (9)
2016年02月 (17)
2016年01月 (3)
2015年12月 (1)
2015年11月 (3)
2015年10月 (6)
2015年09月 (5)
2015年08月 (3)
2015年07月 (7)
2015年06月 (6)
2015年05月 (8)
2015年04月 (5)
2015年03月 (4)
2015年02月 (10)
2015年01月 (3)
2014年12月 (6)
2014年11月 (6)
2014年10月 (6)
2014年09月 (6)
2014年08月 (6)
2014年07月 (2)
2014年06月 (8)
2014年05月 (8)
2014年04月 (3)
2014年03月 (1)
2014年02月 (8)
2014年01月 (2)
2013年12月 (6)
2013年11月 (18)
2013年10月 (6)
2013年09月 (4)
2013年08月 (3)
2013年07月 (8)
2013年06月 (5)
2013年05月 (12)
2013年04月 (18)
2013年03月 (7)
2013年02月 (18)
2013年01月 (2)
2012年12月 (3)
2012年11月 (7)
2012年10月 (9)
2012年09月 (5)
2012年08月 (1)
2012年07月 (1)
2012年06月 (4)
2012年05月 (5)
2012年04月 (4)
2012年03月 (2)
2012年02月 (13)
2012年01月 (2)
2011年12月 (14)
2011年11月 (8)
2011年10月 (8)
2011年09月 (5)
カウンター
Counter
バナー2

6wheels

沖縄旅行の旅予約ドットコム



TUKTUK

DMCshampoo