• プロフィール2に写真を追加してください。



witten by たかやん
世界中
うんうんする
8


第1レース終了の後、プレスカンファレンスが始まります。
_DSC6167.jpg

CIMG0310.jpg_DSC6218.jpg
まず登場したのは、フェラーリ・ジャパンCEOのハーバート・アプルロス氏。
このイベントの趣旨についてや昨年のフェラーリの業績、そしてこれからのフェラーリ・ジャパンの展開についてなどのお話がありました。

まず驚いたのが、昨年度フェラーリは日本市場において過去最高益を記録したという事。
しかも、その内の多くが新規にフェラーリオーナーになった方だという事で、これまでよりもフェラーリというクルマが取っ付きやすいものになったという事なのでしょうか。
確かに、過去のものに比べるとドライブし易くなったという話も聞きますし、高級スポーツカーとしての立場をより強くできたのかも知れません。

もう一つ興味深かったのは、2011年に設立した「フェラーリ・ファイナンシャルサービス・ジャパン」という会社の事業強化を行って行くとの話の中で、通常のローンやリースに加え、「セレクトプログラム」というコレクター向けのサービスを行うという話でした。
これは、オークションなどでビンテージフェラーリを購入しようとするコレクターに対し購入資金の融資を行うという物。
もちろん、審査は相当に厳しいのでしょうけれど、とてもフェラーリらしいサービスだと感じました。

あとメカニズム面では、今後の日本向け車両には標準でフル電動シートと「HELE」という環境対策技術を搭載するとの事でした。
HELEというのは「High Emotion/Low Emissions」の略で、高性能を維持しつつ環境性能を向上させるというものです。
システムとしてはスタート&ストップシステムとエンジン制御やエアコン制御、ギアシフトフログラムなどの組み合わせにより低エミッション化と燃費の向上を図るものとの事で、遂にフェラーリもこういう事を行う時代になったんだなぁと感じましたね。

ただ、スタート&ストップは、フェラーリのようなエンジンサウンドの目立つクルマだと、信号待ちの度に始動時の爆音が響き渡ることになり、注目を浴びそうですね。

一通りのお話が終わったところで、スペシャルゲストの登場です。

CIMG0330.jpg
レースを終えた小林選手の登場です。
アジア人として初めてのスクーデリア・フェラーリのワークスドライバーとなりフェラーリファミリーの一員となった感想や、様々なトークが笑いを交えて繰り広げられました。
フェラーリの印象としては「ロジスティック(物流部門)の建物がすごくカッコいい」とか「とってもオープン」とか、「エンジニアの机の広さは、ザウバーの方が広かった」などなど。
自身、幼い頃にイタリアに居た事もあって、スムーズに馴染んでいけそうな雰囲気でした。

F1についての質問もあったのですが、今年はまずスクーデリア・フェラーリのドライバーとしての結果を出すのが重要であり、F1についてはまだ考える時では無いとの考えでした。
確かにその通りで、まずはWECでしっかりと結果を出してフェラーリドライバーとしての足場を固めるのが重要だと思います。もちろん、その上で最終的にはアジア人初のフェラーリF1ドライバーとなってくれたら、と願ってしまいますが。
資金的な面でも準備は必要になってくるので、昨年行ったような募金を今後もよりスムーズに行えるよう準備も進めているそうです。
我々も、しっかり応援していきたいですね。

_DSC6323.jpgCIMG0332.jpg
こうしてプレスカンファレンスは終了。

続いて、小林選手は次のトークショーに向かいます。

_DSC5650.jpg
「Ferrari California 30 Giappone」ステージでのトークショーです。

この「Ferrari California 30 Giappone」は今回発表された日本向け特別仕様車です。
1987年の日本GPにてゲルハルト・ベルガー選手が優勝。フェラーリにとって日本GP初勝利となったこの勝利から25週年を記念して企画されたのがこのGiapponeです。
日の丸をモチーフとしたマットホワイトのボディとレッドの内装を纏い、専用のカーボンパーツや限定エムブレム、専用グリルなどを装備した特別な一台に仕立てられています。
台数は10台限定。

CIMG0337.jpg_DSC6399.jpg_DSC6407.jpg_DSC6417.jpg
そんなスペシャルな1台を前に、小林選手と伊達男ジローラモ氏によるトークショーが行われました。
イタリア人の時間感覚の話やフェラーリの話など、ここでも笑いを交えた楽しいトークが繰り広げられました。

他にも会場では様々なイベントが。

_DSC6336.jpg
コース上には、F40、F50、エンツォなどのスーパーカーがずらりと勢揃い。
国内にこんなにF40があるとは思いませんでした。

CIMG0475.jpg
ピット内にも、こうして展示が行われています。
_DSC6566.jpg_DSC6571.jpg_DSC6576.jpg
美しいクルマには美女が良く似合います。

IMG_5503.jpg
世界にただ1台のワンオフフェラーリ「フェラーリSP1」が特別展示されていました。
2008年に50年ぶりに誕生したワンオフフェラーリで、F430のフレーム&シャーシをベースに制作されたスペシャルなフェラーリです。

次に、会場内に集まっているフェラーリ達を見てみましょう。

_DSC6342.jpg_DSC6482.jpg_DSC6498.jpg
各地から集まった色とりどりのフェラーリ達。うっとりしてしまう程の数です。

_DSC6439.jpg
ブルーの550マラネロ。この色は初めて見ました。

_DSC6440.jpg
こちらはカリフォルニア。同じブルー系でも、印象が違いますね。

_DSC6442.jpg
更にブルーのF430がいたので加えてみました。
3者3様。

CIMG0345.jpgCIMG0346.jpg
これは…250GTEでしょうか?すみません、よくわからなかったです。
ただ、すごく程度が良くて、大事に乗られているのは良くわかりました。

CIMG0348.jpgCIMG0351.jpg
328GTSの、ケーニッヒ版とノーマル版。

_DSC6474.jpg
イエローというかゴールドのような色合いの458。

_DSC6488.jpgCIMG0358.jpg
512BBとディーノ。スーパーカー世代には堪らない2ショットですね。

CIMG0362.jpgCIMG0363.jpgCIMG0364.jpg
そして個人的に大好きなF40。
買って維持できるだけの資金力があるのなら、ホントに欲しい1台です。

そうこうしているうちにフェラーリ・チャレンジ・トロフェオの第2レースのスタートが近づいてきました。

CIMG0376.jpg_DSC6528.jpg_DSC6531.jpg
第1レースの時にはタイミングが合わなくて見られなかったスタート前の状態です。

CIMG0370.jpg_DSC6535.jpg
第1レースの時にもいたのでしょうか?
レースクイーンのお姉さん方が華を添えます。

CIMG0380.jpg
小林選手もスタンバイ。今回もまた、最後尾スタートからの追い上げを見せてくれます。

CIMG0381.jpg
そしてローリングスタートでのレース開始!
最後尾27位からのスタートとなった小林選手、30分のレースでどこまで順位を上げる事ができるでしょうか?
ちなみにこのスタートで5〜6台は抜いていました(笑
その後も周回を重ねる毎に順位を上げて行く小林選手。
しかし、今回は途中で抜き難いクルマがいた為、第1レースよりはペースが上がりませんでした。

CIMG0439.jpgCIMG0449.jpg
そしてチェッカー。小林選手は第2レースは4位フィニッシュです。
それでも、30分で23台抜きですから凄いです。


このチェッカーの直後、事故が発生。レース参加の458車輌の1台がホームストレートにてスピンし、ガードレールに衝突しました。その後のフェラーリの公式発表では、ドライバーも破片で巻き添えを受けたマーシャルも回復には向かっているようです。今後の為にも原因究明を行い、事故の無いレースイベント運営が望まれます。

CIMG0470.jpg
この事故を受けて、表彰式は中止に。
イベントプログラムもここで終了となりました。

最後がこのような終わり方になってしまいましたが、全体を通してみればとても素晴らしいイベントだったと思います。
フェラーリと言うブランドが、老若男女を問わず「クルマ好きにとっての憧れ」として成すべき事をやっている。
そんな風にも感じました。

また来年、この鈴鹿でフェラーリ達に逢いたいですね。
_DSC6713.jpg

May 3,2013 Fri    FerrariRacingDays  



witten by たかやん
世界中
うんうんする
4


小林選手によるFXXドライブの後は、オーナーさん達によるエンジョイ・ドライブです。

CIMG0087.jpg
次々とコースインしていきます。

_DSC5896.jpg_DSC5900.jpg
_DSC5914.jpgCIMG0150.jpg
_DSC5921.jpg_DSC5924.jpg
エンジョイ・ドライブですのでガチのアタックではないですが、それでも気持ち良さそうなエキゾーストノートを奏でながら駆け抜けて行くフェラーリ達。
V8からV12まで、様々なフェラーリサウンドが鳴り響きます。

CIMG0146.jpg
その中でも、個人的にはこの白のF355が一番綺麗な音を出していたと感じました。
ストレートを一段低いギアで引っ張っていたのかな?

エンジョイ・ドライブの後は、再びレーシングマシンの登場です。

IMG_5470.jpg
走るのはこのマシン。
チャンピオン ミヒャエル・シューマッハのドライブで2003年シーズンを戦った「フェラーリF2003」。
前シーズンの圧勝を受けて開発された新マシン。このマシンでシューマッハはシーズン5勝を挙げ見事に王座防衛を果たしますが、マシンそのものは細かい欠点のある、ドライバーにとってもエンジニアにとっても扱い難いマシンだったそうです。

CIMG0162.jpg
まぁ、そんな事は関係無くカッコいいんですけどね(笑
特に昨シーズンからのマシンは、前後ウイング幅のバランスやらノーズの処理やらがどうにも…なだけに(泣

_DSC5992.jpgCIMG0159.jpg
フォーミュラーマシンの特徴の一つとも言える、複雑なディフューザー形状。
個人的には、フォーミュラーマシンのフェチいポイントの一つです(笑

IMG_5475.jpgIMG_5477.jpgIMG_5478.jpg
エンジンチェックの後、カウルが被されます。
カウルが被さる前だと、特徴的な排気管のレイアウトが良く見えますね。
そしてこのエンジンチェックの時のサウンドがもう圧巻!
ほぼ真後ろの位置に居たのですが、フェラーリV10のサウンドが全身に突き刺さる様な感覚でもう堪りませんでした。
耳栓付けていなかったので相当キましたが、でも気持ち良いから良いのです(笑

IMG_5480.jpg
特徴的なサイドポンツーンのエラ。サメのエラのような意匠で、ここもフェチいポイントと言えましょう(笑

CIMG0163.jpg
フェラーリといえばBBSのホイール。
そうえいば以前はゴールドだったと思ったのですが、何時頃からシルバーになったんでしょうね?

IMG_5483.jpgCIMG0171.jpg
タイヤを装着し、戦闘準備完了です。

_DSC6060.jpg_DSC6063.jpg_DSC6073.jpgCIMG0173.jpg
そしてコースイン!
いやもうホントに絵になりますねぇ。

CIMG0184.jpg
甲高いフェラーリV10サウンドを轟かせながらストレートを駆け抜けて行くF2003。
あくまで個人的な意見としてはフェラーリF1はV12サウンドの方が好きなのですが、パッケージとしてV10の方が適していたというのは結果が証明しているのですよね。
とは言え、V10になっても今のV8になっても、やはりフェラーリのサウンドは他とは何か違うものを感じます。

さて、 F2003の走行の後は、フェラーリ・チャレンジ・トロフェオの第1レースの開始です。
このレース、正式名称は「フェラーリ・チャレンジ・トロフェオ・ピレリ アジア・パシフィック2013」と言います。
フェラーリワンメイクレースである「フェラーリ・チャレンジ・トロフェオ・ピレリ」の、「アジア・パシフィック・シリーズ」という事ですね。
マシンは、2011年シーズンから5代目となる「458チャレンジ」が使用されています。
その中でクラスは2つ。レース経験が豊富なドライバー向けの「トロフェオ・ピレリ」と、レース経験の浅いドライバー向けの「コッパ・シェル」に分けられています。

…などといった情報を得たのは後になってからでして、申し訳ありませんが当日はこのような知識は全く無く、どんな人が走るのかも全く知りませんでした(汗
よって、どうしても注目ポイントは小林選手に偏ってしまうのでした。

_DSC6135.jpgCIMG0207.jpg
その小林選手。
ゲストという事で最下位からのスタートとなりましたが、みるみるうちに順位を上げて行きます。
この辺りはやはり元F1レーサーで今もWECで走るトップクラスのレーサーですから、イコールコンディションのマシンであれば尚の事腕の差は歴然と言ったところでしょうか。
周回を重ねる毎に順位を上げ、最終的には3位でのフィニッシュとなりました。
さすがの実に見事な走りでしたね。
_DSC6176.jpg_DSC6189.jpg

Report.8へ続きます。



April 30,2013 Feb    FerrariRacingDays  



witten by いーさん
世界中
うんうんする
5


 DSC_6651.JPG

GW前半三連休の最終日、カーくる編集部は名古屋市内の らくだ書店さんに伺ってきました!

こちらは名古屋でも有数の人気の大型書店さんですが、

このGWの27日から本日(29日)まで渡辺自動車さん(シトロエン名古屋中央)の

Meet the Citroen in BOOK RAKUDA が開催されていました。


DSC_6652.JPG

今回はC3、DS3、DS5の三台を会場に持ち込まれ、Citoren(シトロエン)を身近に感じられるイベントとなっていました。

こうしたイベントをショールーム外で行われることは、シトロエンだけでなく、フランス車を広く知って頂くためにも素晴らしい企画だと思います。


DSC_6663.JPG

お天気も最高に良く、ブランバンキーズ(C3・DS3)、ブランナクレ(DS5)という名のホワイトのボディカラーで3台全て揃えられた車両たちは日差しの下で光り輝いていました。


DSC_6664.JPG

らくだ書店さんにいらっしゃったお客様達も思いがけない展示車両に興味津々で会場にいらっしゃいます。

やはり一番人気は日頃あまり見かけることの無いDS5でしょうか?

それとも日本の道路事情にジャストフィットサイズのC3・DS3でしょうか?


DSC_6666.JPG

新車を買われる場合にフランス車、特にシトロエンをお選びになられる方は、そのデザイン、上質感、ブランド気に入られて購入されることが多いと思います。

しかし編集部がお伝えしたいのは、シトロエンは是非、乗って感じて選んで頂きたい。

こうしたイベントで実物を見て頂き、シトロエンに触れ、テストドライブに出かけ、五感全てでシトロエンを感じて購入して頂きたいと思います。

記者自身、シトロエンオーナー(C4Picasso)ですので、上記のようにお伝えしたいと思います。

今後も、渡辺自動車さん(シトロエン名古屋中央)のこうした屋外イベントをまた楽しみにしたいと思います。


シトロエン名古屋中央HPはこちら

渡辺自動車HPはこちら

らくだ書店HPはこちら


April 29,2013 Mon    イベント取材  



メンバー
バナー1
PIAA

RG レーシングギア









新着記事
記事検索
検索語句
その他機能
RSS 2.0 Feed
ゲストブック
ブラウザのお気に入りに追加

 
ブログ購読
このブログが更新されたらメールが届きます。
メールアドレスを入力してください。
カテゴリ
facebook
アーカイブ
2024年11月 (8)
2024年09月 (1)
2024年08月 (3)
2024年05月 (3)
2024年04月 (1)
2024年03月 (4)
2024年02月 (4)
2023年11月 (12)
2023年09月 (2)
2023年07月 (2)
2023年05月 (1)
2023年04月 (2)
2023年02月 (2)
2023年01月 (2)
2022年12月 (2)
2022年11月 (1)
2022年10月 (1)
2022年07月 (2)
2022年04月 (1)
2022年02月 (1)
2022年01月 (4)
2021年12月 (1)
2021年11月 (2)
2021年10月 (1)
2021年09月 (1)
2021年06月 (1)
2021年05月 (1)
2021年04月 (2)
2021年03月 (1)
2021年02月 (1)
2020年12月 (1)
2020年11月 (2)
2020年07月 (1)
2020年03月 (2)
2020年02月 (4)
2020年01月 (2)
2019年12月 (1)
2019年11月 (2)
2019年10月 (1)
2019年09月 (1)
2019年08月 (2)
2019年07月 (2)
2019年03月 (3)
2019年02月 (1)
2019年01月 (3)
2018年11月 (4)
2018年10月 (1)
2018年09月 (1)
2018年07月 (2)
2018年06月 (2)
2018年05月 (1)
2018年04月 (5)
2018年03月 (6)
2018年02月 (6)
2017年12月 (1)
2017年11月 (2)
2017年10月 (5)
2017年09月 (5)
2017年08月 (7)
2017年07月 (1)
2017年06月 (5)
2017年05月 (6)
2017年04月 (4)
2017年03月 (6)
2017年02月 (11)
2017年01月 (1)
2016年12月 (1)
2016年11月 (5)
2016年10月 (5)
2016年09月 (3)
2016年08月 (5)
2016年07月 (2)
2016年06月 (5)
2016年05月 (3)
2016年04月 (4)
2016年03月 (9)
2016年02月 (17)
2016年01月 (3)
2015年12月 (1)
2015年11月 (3)
2015年10月 (6)
2015年09月 (5)
2015年08月 (3)
2015年07月 (7)
2015年06月 (6)
2015年05月 (8)
2015年04月 (5)
2015年03月 (4)
2015年02月 (10)
2015年01月 (3)
2014年12月 (6)
2014年11月 (6)
2014年10月 (6)
2014年09月 (6)
2014年08月 (6)
2014年07月 (2)
2014年06月 (8)
2014年05月 (8)
2014年04月 (3)
2014年03月 (1)
2014年02月 (8)
2014年01月 (2)
2013年12月 (5)
2013年11月 (19)
2013年10月 (6)
2013年09月 (4)
2013年08月 (3)
2013年07月 (8)
2013年06月 (5)
2013年05月 (12)
2013年04月 (18)
2013年03月 (7)
2013年02月 (18)
2013年01月 (2)
2012年12月 (3)
2012年11月 (7)
2012年10月 (9)
2012年09月 (4)
2012年08月 (2)
2012年07月 (1)
2012年06月 (2)
2012年05月 (7)
2012年04月 (4)
2012年03月 (2)
2012年02月 (13)
2012年01月 (2)
2011年12月 (14)
2011年11月 (8)
2011年10月 (8)
2011年09月 (5)
カウンター
Counter
バナー2

6wheels

沖縄旅行の旅予約ドットコム



TUKTUK

DMCshampoo