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こんにちはカーくる編集部です。

カーくるでプロモーションのお手伝いをさせて頂いている『ポリッシュガレージ』さんへお伺いしました。

ポリッシュガレージさんは「愛車をキレイに」を極めるボディコーティング屋さんです。

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ボディの磨き、プロテクションフィルムの施工、洗車サービス、シートコーティングなどなど、愛車をキレイに保ち続けるサービスのありとあらゆるものが揃っている総合プロショップです。

拘りのガラスコーティング剤

カーくる編集部が店舗に遊びに行くと本日発売開始となったガラスコーティング剤『CTS=COAT RAIN』 をご紹介頂きました。

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発売日にお伺いできるとはなんてベストタイミングでしょう!

せっかく遊びに来てくれたから…と國本社長自らカーくる編集部の車に施工して頂けるとのお話になりました。

ということで、新商品のガラスコーティング剤の使い方や効果をご紹介します。

※最後まで読んで下さった方、先着2名様に素敵なプレゼントがあります!
(プレゼントは好評につき、終了致しました。ご応募ありがとうございました。)

施工スタート!

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①コンパウンドを含ませたバフでガラスを研磨
これにより、ガラスに付着した汚れを綺麗に落とします。

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②コンパウンドをシャンプーで洗浄
ここでも不純物の少ない純水で洗い流すという拘りです。

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③脱脂剤で油脂類の汚れを除去

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④風でガラスに残った水分を吹き飛ばす

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⑤さらにヒートガンでガラスに残った水分を蒸発させる

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ここまでが下処理です。
國本社長曰く、施工より下処理の作業のほうが手間もかかり、コーティングの仕上がりにも影響が大きいそうです。

下処理だけでフロントガラスが見違えるようにピカピカになりました。

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⑥新商品のCTS=COAT RAIN登場!

セットには施工証明書と製造ロットが記載されたシールが付属されています。

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セットに付属のスポンジに液を含ませ横拭き→縦拭きと力を入れてコーティング剤を塗りこみます。
液剤はたっぷり付けるのがポイントだそうです。
ガラスの大きさにもよりますが、3回~4回の施工で使い切るくらいが適量だそうです。

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⑦仕上げにヒートガン&クロスで拭き取り
液剤をしっかり塗り込んだら、最後はヒートガンをあて、クロスで拭き上げです。

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施工後に水をかけてみると…今まで見たことのない速さで水滴が流れていきます。
水滴もべちゃっとならずプリッと丸々としています。

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丁寧な下処理の効果もあり、抜群の撥水効果です。

そして施工の翌日、こちらもベストなタイミングで雨天。

早速CTS=COAT RAINの効果を実感します。

ワイパーいらずで視界もクリア、雨の日なのに気持ち良く運転ができるなんて素敵ですね。

今回施工して頂いたCTS=COAT RAINは商品化キャンペーン実施中です。

是非この機会に愛車のガラスに磨きをかけてはいかがでしょうか。


【キャンペーン内容】

キャンペーン期間 H30年3月9日~4月30日まで

CTS=COAT RAIN 本液セット

定価7560円 → 4280円(3000円OFF)
(セット内容)
・CTS=COAT RAIN 本液30ml 1本
・シリアルナンバーステッカー2枚(1枚は箱に使用)
・施工証明書 1枚
・塗り込みスポンジ 1個
・塗り込みよう 不織布 2枚

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CTS=COAT RAIN 施工工賃

下記価格より 30%OFF
・フロントのみ(SS~M)4320円(L~XL)5400円
・フロント3面(SS~M)7560円(L~XL)8640円
・サンルーフ1面 小3240円 中4320円 大5400円
・サンルーフ以外全面(SS~M)10800円(L~XL)16200円

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ご予約はお電話かHPのお問い合わせからどうぞ!
・TEL:0800-111-7155(フリーダイヤル)
・HP:http://polishgarage.com/contact/

ポリッシュガレージさんからこちらの記事を見て頂いた方2名様にCTS=COAT RAIN 本液セットをプレゼントて頂けることになりました。
(プレゼントは好評につき、終了致しました。ご応募ありがとうございました。)

商品は店頭で手渡しとなりますので名古屋市西区にあるポリッシュガレージさんの店舗へ商品を取りに行ける方限定となります。

今回は本液セットのプレゼントですので、施工もお願いしたい場合、施工費は別途になります。

プレゼントは先着2名様となります。こちらまでご連絡下さい。
Mail:info@caucle.jp


SHOP INFORMATION
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POLISH GARAGE
〒451-0015
愛知県名古屋市西区香呑町2-81 コーポ中村第10-1F
TEL:052-523-7155  FAX:052-529-3013
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March 7,2018 Wed    ショップ紹介  



witten by はるぱ
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最後のやんちゃなボルボかも・・

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筆者にとって、ボルボは普段余りなじみが無いブランドである。

一般的にボルボからイメージするものは、安全性能の高さ、主張しないがお洒落なスカンジナビアデザイン、高いユーティリティ性能、最近では電動化に熱心なメーカーである といったところであると思うが、私がボルボの名前から真っ先に思い浮かべるのは、かつて1990年代にDTMBTCCでセダンやクーペに交じって戦っていた850エステートであり、その市販バージョンであった850T5-R850Rエステートである。  

というわけで、今回ボルボレーシング直系であるV60 Polestarに乗れるのを非常に楽しみに試乗に臨んだ。

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先ずは外観。 バースティングブルーメタリックのボディカラーがとても美しい。 また20インチの大径タイヤと低く構えた車高、大径のブレンボのブレーキ、所々に使われているカーボンのパーツが見るからに普通のボルボとは違うぞという特別の雰囲気を醸し出している。

また、各部にPolestarの専用エンブレム(場所によってはシリアルナンバー入り)が貼られているのも、オーナーにとっては所有欲をくすぐられるポイントであろう。

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車内に乗り込むと、いかにもボルボらしい控えめだが上質な雰囲気の内装が迎えてくれる。 もっとも、最近のS90/V90, XC90, XC60といった新世代モデルのより洗練されたインテリアと比べるとややクラシカルな感じであり、埋め込み型ナビゲーションの画面がやや小さいこと等も含め、このあたりはデビューからの年月が経っている印象を受けた。

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元々ユーティリティに優れているV60であるので、後部席は非常に広く、荷室も広く、かつスクエアで使い勝手は非常に良さそうである。 シートのブルーのステッチも非常に良いアクセントになっている。

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カッチリとした、すわり心地の良いシートに座りエンジンに火を入れると、当初想像したよりはジェントルなエンジン音が響いた。 

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エンジンは2L367馬力ものパワーを絞り出しているが、ノーマルモードではとてもとてもそんなハイチューンモデルとは思えないジェントルさである。 かつて日本でランエボやインプレッサが2L280馬力を達成!との事で騒いでいた時代が有ったが、普段おとなしい印象があるボルボのエンジンがリッター当たり180馬力オーバー!というのに驚く。 尤も、AMGA45381馬力で更にハイパワーであるが。

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2年前のJAIAで乗った前述のAMG A45のエンジンが非常に刺激的かつ好印象であった為、同じ2Lターボとの事でどうしてもA45との比較となってしまうが、V60 Polestarの場合パワー感はもちろん非常にパワフルであるが、スポーツモードにしてもエンジン音が正直今一つの印象を受けた。 また、これは個体差かもしれないが、中速で走っている時にヒューンという、やや耳障りな音が耳に断続的に入ってきたのも気になった。

但し、これは後から知ったことであるが、取扱説明書に書かれてないスポーツ+という更に過激な隠しモードもあるとの事で、スポーツ+だとまた印象が変わったのかもしれない。

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あと、ボディの大きさも起因しているのかもしれないが、全体的なクルマの動きにもやや重さを感じた。

トランスミッションはトルコンの8ATであるが、ひょっとするとこれもややダルと感じた原因の一つかもしれない。 AMGのようなツインクラッチのトランスミッションのほうがよりダイレクトにこのエンジンを楽しめるのかもしれないと感じた。 尤も、ボルボの性格からいうと、これで良いのかもしれないが。

ステアリングも、スポーツモデルにしては、特に中立付近がややダルな印象で、ドイツ車のような緻密な精度を期待するとやや物足りない印象である。  但し、こちらもボルボという車の性格上、これで良いのかもしれない。 どちらかと云えば、山道を飛ばすというよりも、ボルボらしく長距離のグランドツーリングに向いているセッティングであると感じた。

乗り心地は20インチを履いているスポーツモデルとしては十分良いと感じた。


勿論やや硬いが、路面の段差を乗り越えた時のショックもビシッと収束する等、家族用車として使っても、ユーティリティ含め実使用できるレベルであると感じた。 サスペンションは、Polestarとオーリンズが共同で開発したとの事である。

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言うまでもなく、ボルボ得意の快適性能、安全性能は、スポーツモデルであっても満載であり、200km/hまで設定可能なアダプティブクルーズコントロールや、歩行者・自転車を検知するフルオートブレーキシステム、死角を検知するブラインドスポットインフォメーション等、またパッシブセーフティ性能を含め、一切抜かりない。 

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総じて、乗る前の期待が大きかったのもあると思うが、正直なところスポーツモデルとしては、エンジン音やステアリングのフィーリング等、想定していたイメージと違った部分があり、また内装等もいまとなっては一世代前のボルボという印象を受けた。 ただし、繰り返すがボルボというブランドの立ち位置、性格を考えるとこれで良いのかもしれない。 そもそもドイツ車や日本車とは目指している方向性も違う訳だし、ボルボのオーナーが求めているのも、恐らくこういう方向性であろう。 ハイチューンのスポーツモデルであっても、どことなく優しい印象をうけるのもボルボの特徴の一つなのかもしれないと思った。

今後、Polestarという名前は、EV専用のブランドとして使われるようである。

これも時代の流れであるが、最近積極的に電動化を進めているボルボとしては、これが最後のガソリンエンジンのスポーツモデル、即ちかつての850の流れを受け継いだ最後のスポーツボルボになりそうな感じである。 このファイナルモデルは世界で1,500台の限定モデルでもあり、日本に導入されるのはエステートのV6030台、セダンのS6020台のみとの事。 もちろん気にいれば即買いのモデルであろう。

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ボルボ V60 Polestar

<主要諸元>

全長X全幅X全高: 4,670mm x 1,865mm x 1,480mm

ホイールベース: 2,775mm

車両重量: 1,790kg

エンジン種類: 直列4気筒DOHCインタークーラー付ターボチャージャー&スーパーチャージャー

排気量: 1,968cc

最高出力: 270kW(367ps/6,000rpm

最大トルク: 470Nm(47.9kgm)/3,100-5,100rpm

トランスミッション: 8AT 

駆動方式: AWD

燃料消費率(JC08モード走行) 11.2L 

メーカー

希望小売価格: 8,790,000

試乗車は8,873,000円 (メタリックペイント)

公式サイト: www.volvocars.com


March 4,2018 Sun    JAIA輸入車試乗会2018  



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JAIA(日本自動車輸入組合)試乗会2018の試乗記を随時アップしているが、今回取り上げるクルマは、アメリカの高級車の代名詞といっても過言ではない「キャデラック」の最上級モデル「CT6」だ。

この「CT6」はヨーロッパの自動車メーカーで言えば、メルセデス「Sクラス」、BMW「7シリーズ」、アウディ「A8」といった、まさにそのメーカーの旗艦車種ともなるクルマである。そういったことからも、GMとしてもかなり力の入ったモデルであろうということは乗る前から予想ができる。特に、ここ最近登場している「CTS」や「ATS」の出来を見ていれば、その最上モデルに対する期待というものは膨らむものだ。

しかし、結論から言ってしまえば、筆者の感想はどうしてこういう方向性になってしまっているんだろう…ということだ。
同日にメルセデスの「Sクラス」に試乗する機会を得たが、明らかに出来はSクラスのほうがまとまりがいい。

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エンジンはV6の3.0L自然吸気エンジンで、今の時代に珍しい。最近はダウンサイジング+過給機という組み合わせが多いし、キャデラックでもCTSやATSに関してはそう言う方針を持ったクルマとなっているが、このCT6は旧来のような大きめの排気量+自然吸気である。

しかし、テクノロジーには新しさがあり、気筒休止エンジンが採用されている。メーター内に4気筒で走っている際には「V4」、6気筒で走っている際には「V6」という表示が出ていた。街中を走っている際に、意外とV4という表示が多かった印象である。

それにしても、やっぱり6気筒エンジンは捨てがたい。エンジンは静かで、滑らか。気持ちよく回る。4気筒もよくできてはいるが、6気筒に久しぶりに乗るとやっぱりこれはこれで魅力だ。

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アイドリングストップは滑らかに作動。ATも滑らかに変速して、気持ちよく加速をしていく。こういった点は、プレミアムカーらしく魅力的な部分だ。
しかし、セレクターレバーの形状があまりにも旧式すぎる。今となれば、電気式のものなどを採用したほうがよかっただろう。
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前車に追従するACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)を使用して走行してみたが、以前のCTSやATSのころに比べれば、作動が滑らかで、フィーリングは向上している。完全停止機能ももちろん備わっている。しかし、停止した際にはアイドリングストップは作動しない。
また、レーンキープも結構しっかり作動している印象を感じた。

試乗車特有の現象かもしれないが、ブレーキの鳴きが少々気になった。

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乗り味はマグネティックライドコントロールというものが採用されており、ATSやCTSではこれがあるのとないグレードが存在しており、それらは乗り味が全然異なり、ないものには不満を抱いていたものだが、このCT6には標準で備わっている。

しかし、これがCT6に乗ってみると思ったよりは路面の凹凸を吸収しきれていない。当たりはやわらかいのだが、揺れを感じることが多い印象。大きな段差ではぶるつきを感じる。このあたりはプレミアムカーとして?マークを付けたくなった部分である。

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それでは、かなり強い加速をしてみることにしよう。回せばかなりスポーティな音を聞かせる。さらに、スポーツモードにすれば、かなり勇ましい音が聞こえてくる。キャデラックはATSもCTSもやはりスポーティ性にかなり振っており、運転の楽しい1台であったが、CT6も同じベクトルを向いているようだ。しかし、はたしてCT6はそちらにベクトルを向けるだけでいいのだろうか?運転が楽しい印象を出すのはもちろん、いいことだと思うが、快適性との両立をしてこそ、真のプレミアムカーではなかろうか。そういった点で、CT6は特にドイツのプレミアムカーに追いついていない印象なのである。
ツーリングモードにしても、スポーツモードにしても乗り味はあまり変わっていない印象。

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他に、細かい部分で気になったところは方向指示器とワイパーの位置が高い位置にありすぎて操作しにくい。また、クラクションもパッドが小さく、とっさに作動させたい時にしにくい印象。反射でフロントガラスにインパネの映り込みができてしまうのが気になる。

インテリアの雰囲気はとてもいい印象だ。この雰囲気はまさにキャデラックの高級車に乗っている印象。ステアリングのところにまで木目が施され、新しさを感じる。また、マッサージ機能は気持ちがいい。最近はいろんなクルマにマッサージ機能が付くようになった。
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後席もやっぱり広々。気持ちのいい空間で、大きなディスプレイをもって、とても贅沢な印象だ。しかし、先から挙げているような乗り味だと…。
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もうひとつ、大きなトピックは4輪操舵が採用されているところだろう。後輪にも小さい舵角を与えている。低速では写真にあるように逆位相にすることで小回り性能を向上させている。
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しかし、それが悪さをしているのかどうかはわからないが、直進性が欠ける印象。補舵をしなければならない印象が多く、長距離ドライブでは少し神経質にならなければならないのでは?、もっと単刀直入に言えば「疲れやすいのでは?」と思えるフシがある。
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全体的に見て、キャデラックが走りのスポーティ性をアピールしていきたいという考えはとりあえず感じた。しかし、この大型セダンにその必要性はあるのか?快適性が高いうえで、そのスポーティ性があればなおいいのだが、快適性よりもずっとスポーティ性のほうが高い印象があり、個人的にはその点がよく理解しにくい部分であった。

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そして、何よりも一番の大きな問題は相変わらず「左ハンドル」しか用意されていないこと。日本のマーケットへ本気で売り込みたいのならば、絶対に右ハンドルが必要である。

キャデラック CT6 プラチナム
<主要諸元>
全長×全幅×全高:5,190×1,885×1,495mm
ホイールベース:3,110mm
車両重量:1,920kg
エンジン種類:V型6気筒DOHC
排気量:3,649cc
最高出力:250kW(340ps)/6,900rpm
最大トルク:386Nm(39.4kgm)/5,300rpm
トランスミッション:8速AT
駆動方式:全輪駆動
メーカー希望小売価格:999万円(消費税込)
※試乗車は(オプションカラー:別途129,600円装着車)
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March 3,2018 Sat    JAIA輸入車試乗会2018  



witten by い~さん
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今年のJAIA(日本自動車輸入組合)の試乗会は、カーくる編集部としては過去最高にハードな試乗会となってしまいました。

試乗記のライターが実質4名で、なんと1人あたり4台~6台のレポートを担当する事になったんです。
いや~、これって結構辛い事なんです。

JAIAの試乗会と聞いて「色々なインポートカーが乗れていい機会じゃないですか!」と言って頂ける方はたくさんいらっしゃるんですが、そりゃぁ「遊びだったら」楽しいわけですよ。

そりゃ僕らはこうしてカーくるで作業してるわけですからもちろん車は好きです。その中でも輸入車が特に。って言っても日本車が嫌いなわけではありませんので弁明しておきますが。。。

と、前置きはそれぐらいで、今年も大磯ロングビーチにやってきたわけです。はい。

そして今回、編集部「I /アイ」がレポートさせて頂く1台目はなんとポルシェです。

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そう。ドイツのアレですよアレ。僕ら車好きにとっては夢の車のポルシェです。

しかも今回レポートさせて頂く事になったのは・・・なんと憧れのポルシェ911 タルガ4 GTS!

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ポルシェの中でもデザイン、性能、パッケージングが全て自分の夢の形になった一台がタルガです!

ボタン1つでルーフを格納すればオープンドライブまで楽しめて、屋根がある分荷物もちゃんと積めちゃって、しかも911の速さはまったくスポイルされていないというモデルがタルガなんです!

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あぅぁぁ、憧れのポルシェに試乗となると心の準備が!緊張が!・・・という間もなくやってきましたポルシェ 911 タルガ4 GTSの試乗の時間が。

しかもカーくるメンバーによる試乗車両ローテーションの関係でいきなり西湘バイパスのパーキングエリアからスタート。色々な意味で泣ける~。

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今まで色々な車達を試乗して来ましたが、ポルシェのステアリングを握るのはかなり久しぶりだったりしました。

実は初代ボクスター(986型)以来なのです・・・カーくる編集部にいてどんだけポルシェに縁が無いんだ?っていう感じですが、かえってポルシェを初体験みたいな感覚でレポートできるかもしれないから結果オーライ?

この10年で如何にポルシェが進化したのか?をさっそく堪能させて頂きましたのでここからはちゃんとインプレッションを!

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まずはガッチリとホールド具合の良いシートに腰を下ろすと・・・ちょっと圧迫感を感じる。

ポルシェという車の持つ雰囲気に飲まれているのか?それともただの緊張か?はたまた15年前と比べると色々と増えた操作系のスイッチに気圧されたのか?

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近年、ポルシェのアイコンになっているコンソールセンターの時計。
この時計すら、デザインと機能が融合していて大変視認性が良い。

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そしてなんと言ってもこのドアノブ!
デザインにも質感にも、ちょっとした作りこみにも拘らずポルシェの拘りが感じられるのが嬉しい。

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オルガンタイプで重めのアクセルを踏み込めば低回転から迫力のある音と振動が背中側から響いてくる。
どれほどのパワーがかかるか想像もつかず、慎重に右足に力を込めて西湘バイパス本車線に合流、そして加速!

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すると「これが最新のポルシェの加速か!」と一瞬で理解させてくれるようなGが体にかかってくる。
みるみるうちに左右の流れる背景に視力が追いついてこなくなり、前走の車輌との車間が狭くなる。

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あっ!前の車きっとビックリしてるな。ゴメンね。とちょっと反省しながら右足に込める力を抜いて周りの流れに合わせた速度に戻す。

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一般道なんかでタルガ4 GTSの本領を発揮させるようなスピードまで踏みこめるはずもないけれど、少し走り出したところでパワー・ボディ合成・操縦性・足回りのセッティングが全て高次元でバランスされている事を直感的に理解できる。

しかも特筆すべきはサスペンションの滑らかな動きで、西湘バイパスと一般道で快適な走りを満喫する事ができた。

試乗途中でわざと荒れた路面部分を走ってみたが、ロードインフォメーションの伝え方も必要にして十分。

タルガということで、カブリオレよりは合成が増している事もこの乗り心地に寄与していることは間違いないが、これほどまで快適とは。

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なるほどね。乗ってみればどうしてこのような価格帯のポルシェが日本国内で、そして世界でバンバン売れているのかもよく理解できた。

他のメーカーだってスポーツカーはたくさん作っている。でも、このポルシェの最新の911は格別だ。

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最新のポルシェはそりゃ価格だって他のメーカーの車に対して一枚も二枚も上手だけど、それを納得させるだけのアドバンスを頭と体と・・・そしてハートで感じられた。

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ほんの短い時間の試乗だったけれど、もうこれ以上無いというぐらいポルシェの出来の良さを知ってしまった。

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イタリアの跳ね馬や猛牛のような官能的な高揚感には包まれることはないかもしれない。

いや、決してそんな同質の高揚感は味わえない。

でも、最新にして最高の工業製品・・・工業製品というと色気を感じられないけれど、ポルシェは色気じゃない!

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ドイツのエンジニアやマイスターの物造りに支えられ、完成度がこの領域にまで踏み込んだ最新のポルシェ。
まずは車好きの皆さんには試乗する機会をぜひ作って欲しい。

えっ?ポルシェを持っている友人がいない?だから試乗出来ない?
ディーラーも敷居が高くて近寄りがたい?

いや、もちろんそんな事分かってる。
でも、何とかして最新のポルシェを是非体験して欲しい。

あなたにとって、それだけの価値はあるはずだから

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ポルシェ 911 タルガ4 GTS
<主要諸元>
全長×全幅×全高:4,528×1,852×1,291mm
ホイールベース:2,450mm
車両重量:1,605kg
エンジン種類:3リッター水平対向6 DOHC 24バルブ ターボ
排気量:2,981cc
最高出力:450ps(331kW)/6500rpm
最大トルク:550Nm(56.1kgm)/2150-5000rpm
トランスミッション:7段AT 
駆動方式:4輪駆動
燃料消費率(JC08モード走行):8.7 L/100 km
メーカー希望小売価格:2,154万円(消費税込)

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February 14,2018 Wed    JAIA輸入車試乗会2018  



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JAIA(日本自動車輸入組合)試乗会2018のトップバッターを飾るのは、話題のフォルクスワーゲンのフラッグシップモデルとなる「アルテオン」である。

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デザインをご覧いただければ、「こんなクルマを実用車で得意なフォルクスワーゲンがつくったのか?」という疑問がわくが、思い出してみれば、以前パサートをベースにした「パサートCC」、後に「フォルクスワーゲンCC」と呼ばれたクルマがあったのを思い出す。

いかにも、まじめなセダンという印象のパサートとは大違いで、メルセデスが先鞭をつけた「CLS」、その後BMWも「6シリーズグランクーペ」など、いわゆる「4ドアクーペ」を用意している。今回のアルテオンは大きなハッチゲートが用意されているから、厳密に言えば5ドアだが、流麗なデザインを持った、4枚ドア車であることは間違いない。
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まず、走り始めで驚くのは実にステアリングがクイックなこと。ステアリングのロックtoロックは2回転。走りの楽しさという面もそうだが、駐車する際なども容易にできるのが魅力的だろう。これはプログレッシブステアリングと呼ばれ、低速と高速ではステアリングのギア比が変わるようになっている。わかりやすくいえば、小さな舵角ではタイヤは大きく切れるような仕掛けになっている。

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そして、次に感じるのが乗り味のしなやかさ。245/35R20なんという、偏平率が極めて低い、そしてホイールインチも20インチという驚くべきタイヤが採用されているが、そんなことを感じさえないしなやかさを提供させるのだから、驚かされる。モード切り替えスイッチがあったが、スポーツモードもコンフォートモードも乗り味の違いはあまり感じられなかった。分かりやすく言えば、スポーツモードにしても「いかにもスポーツにしました」といった硬さを感じさせないのが個人的には気に入った部分である。

次に驚かされたのは騒音が静かなこと。発進時、クルージング時などはまるでエンジン音は聞かせず、気持ちよく、高級車らしい走りを提供する。
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しかし、モードスイッチで「スポーツ」をチョイスすると、途端排気音が変わり、野太い重低音が聞こえて、かなりスポーツする感の演出が加わる。結構、ドライバーをやる気にさせる音だ。

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最高出力280馬力、最大トルク350Nmを発生するということで、必要十分以上のパワー・トルクを持ち合わせているが、さらにいいのはそれを無駄なく路面へ伝えられる4輪駆動を採用している点である。
スポーツモードで、一旦停止から、アクセルを一気に踏む加速をしてみたが、しっかりとトラクションがかかりつつ、太い排気音が聞こえてくる様は良くできたGTカーに乗っているようだ。

インテリアはメーター部がフル液晶になっていたり、中央部に綺麗なディスプレイがあるなど、新しさはあるように一瞬感じるが、今ではゴルフでさえ同じレイアウトを持つ。となると、このアルテオンならではの違いを感じたかったのも事実だ。

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さらに、ヘッドアップディスプレイもあるものの、透明の板に映し出すタイプで、高級車ならば、ガラスに反射させる方式のほうがよりいいと感じる。

驚かされたのは後席だ。こんな流麗なスタイリングのクルマだと、頭上空間が狭かったり、狭隘感があったりと不満が絶対出てくると予想していたが、まず、膝周り空間が大変広い。
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そして、頭上空間も確保されており、座高の高い筆者でもルーフに頭が触れるという不都合はなかった。

見た目だけのクルマかな…と高をくくって乗ると、そのまとまりの良さに驚かされた1台であった。コンフォート性能と、スポーツ性能が極めて高い次元で両立させているのはさすがフォルクスワーゲンといった印象である。

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そして、だれもがきっと「カッコイイ」と思わせるデザインでありながら、荷室空間も広く、実用性が高いのもなかなかである。
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多方面からみても、なかなかうまくまとめられているクルマ、それがアルテオンであった。
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フォルクスワーゲン アルテオン Rライン 4モーション アドバンス
<主要諸元>
全長×全幅×全高:4,865×1,875×1,435mm
ホイールベース:2,835mm
車両重量:1,720kg
エンジン種類:直列4気筒DOHCインタークーラー付ターボ(4バルブ)
排気量:1,984cc
最高出力:206kW(280ps)/5,600~6,500rpm
最大トルク:350Nm(35.7kgm)/1,700~5,600rpm
トランスミッション:7速DSG
駆動方式:4輪駆動
燃料消費率(JC08モード走行):13.3km/L
メーカー希望小売価格:599万円(消費税込)
※試乗車は(電動パノラマスライディングルーフ、有償オプションカラー、フロアマット装着車)
公式サイト:http://www.volkswagen.co.jp

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February 12,2018 Mon    JAIA輸入車試乗会2018  



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