先日の6月15日16日の両日、長野県は浅間山にて
AsamaHillClimb2013が開催されました。
このイベントは昨年の10月に産声を上げたヒルクライムイベントの第2回で、DAY.1 、DAY.2共に 公道を使用したヒルクライムを中心に、メイン会場のAsama2000パーク内ではジムカーナ、スペシャルステージタイムアタックとあらゆる角度から車を楽しむことの出来る複合イベントです。
盛会であった第1回開催のうわさを聞きつけ、今年も多くのエントラント、出展者、スタッフが会場に集まったので、その様子をレポートしたいと思います。
スタッフの願いが通じたのか、金曜日の雨が嘘のように晴れ渡った浅間山の空は快晴!
トランポから下ろされたFORMULA ABARTH(フォーミュラー アバルト)はチンクエチェント博物館から持ち込まれた日本1号車です。
今回のゲストの1人、プロドライバーの寺西玲央選手もジムカーナ場の路面状況のチェックに余念がありません。
昨年から引き続きで参加されているエントラントの皆さん、初参加の方、一般のギャラリーと会場には早朝から多くの車両が到着し、会場係員も忙しく誘導を始めます。
同時に、エントラント用駐車場は華やかな雰囲気に包まれます。
通常では一堂に会する事などありえない車たちが集まります。
しかし、到着したエントラントにゆっくりしている暇などありません。
それぞれの出走に向けて会場のいたるところで準備が始まります。
ゼッケン貼りや最終チェックに余念がありません。
そう、皆さん本気なのです。
こうしたイベントに出場されるエントラントの皆さんの多くは既に交友関係があり、旧交を深める様子はあちらこちらで見られます。
和気あいあいとした雰囲気はこうしたイベントならではの物です。
なんと、
フェラーリ288GTOも出走!と思いきや、エントラント様の会場までの足車でした。。。
エントリーされたのは別の車両でトランポにて登場でしたが、なんと贅沢なことでしょう!
素晴らしいコンディションの288GTOでした。
騒がしくなってきた会場内は珍しい車両が往来し、車に詳しくなくともワクワクしてしまいます!
なんと、テスラモーターズのモデルSも!
出展ブースの準備も進み、来場者にアピールを開始します。
多くのギャラリーも会場のいたる所で写真撮影に夢中です。
さあ、9時を回ると各競技も開始です!
ジムカーナ会場に、昨年も出場のDINOが今年も登場!
鮮やかなカラーリングが施されたDINOの全開走行に会場も盛り上がります!
ポルシェケイマンはその性能の高さをジムカーナで如何なく発揮しました。
その運動性能、パワーの高次元でのバランスはさすがで、ギャラリーの目は釘付けです。
FIAT ジャンニーニNPラリーも熱い走り!
ケータハム スーパーセブンはケータハムジャパンのジャスティン社長が自らハンドルを握ります!
浅間ヒルクライムのジムカーナでは、こんな車たちも・・・
DALLALA F3 MUGEN や バンディーニ サロンチーノといった、普通ではお目にかかる事の出来ないような車たちまで出走です!
ABARTH 131ラリーはこうしたステージでは最高にかっこ良く見えます!
この存在感たっぷりのボディがタマリマセンね!
こちらも存在感では負けていません。
イルモストロ(モンスター)と呼ばれた アルファロメオSZも泣き出した空の下、水しぶきを盛大に上げながら果敢にアタックします。
MINI マーコスGT や ロータス エランも水を得た魚のようにジムカーナ会場でダンス×ダンス×ダンス!
レクサス LF-A ニュルブルクリンク・パッケージがジムカーナ会場に登場!
世界限定50台のうちの1台がここに!
調律されたというエグゾーストノートを会場で存分に奏でながら素晴らしいパフォーマンスを見せてくれました!
ジムカーナへの参加待ちの車列も小生をワクワクさせる車両ばかり!
ランチア デルタインテグラーレ、アルファロメオ TZ
ジムカーナ会場から、Asama2000パーク内に設けられたスペシャルステージへの順路は宝箱をひっくり返したような感覚にとらわれます。
こんな雰囲気の林道、心躍らずにはいられません。
特別に設けられた800メートルのスペシャルステージでは、多くのエントラント車両がコースを駆け抜けます。
計測のゴール地点や最終コーナーには多くのギャラリーが集まりました。
名古屋からエントリーのフェラーリ 196S
1959年製の美しいフェラーリもスペシャルステージを駆け抜けます!
こちらはスポンサー枠です。
名古屋のコーンズ様から素晴らしくキレイなビアンコのカリフォルニアが出走しました!
オールドフェラーリと最新のフェラーリとの競演はギャラリーの心を躍らせるのに十分です。
ABARTH 131ラリーはジムカーナだけでなく、スペシャルステージでもオーラを発しています!
メディアタイアップ枠ではROSSO 西山編集長がハンドルを握り、東京の Potential様のラリー仕様 フィアット X1/9スペシャルを走らせました。
車両も素晴らしい上に確実な腕を持ったドライバーが合わさって、好タイムを連発!
ジムカーナだけでなく、スペシャルステージでも素晴らしいパフォーマンスを見せたケイマン!
アストンマーティンV8もスキール音、大きな咆哮と共に駆け上げあってきました。
大迫力です!
DAY.1 のヒルクライムは午後に2本のアタック。
途中から雨も強くなり、ウェット路面での難しい展開となりました。
公道封鎖をしてのアタックではないために、動くパイロンとなった一般車両との距離をとりながらコースを登ってくる車両達の姿はゴール地点にいた小生の心をつかんで離しません。
きっと、沿道のギャラリーの皆さんも同じだった事でしょう。
無事にDAY.1のレーススケジュールを終え、夜はPARTYです。
ゲストのプロドライバー福山英朗選手と、ライターの武田公実氏のトークがパーティ会場でも炸裂して盛り上がりは最高潮!
ケータハム・ジャパンのジャスティン・ガードナー社長もスピーチを頂きました。
エントラント同士、スタッフもエントラントもそれぞれに交流し、明日に向かっての情報交換等々、社交場としてドリンクも進み、明日に向けての英気を養っていました。
Asama Hill Climb 2013 レポート! DAY.2に続く
Asama Hill Climb 公式HPはこちら