「アルファマジックってお店知ってる?」
今から半年前ほどのこと。車好きの仲間で話題になったことがありました。
なんでもアルファロメオ用のパーツを展開しているショップさんだという。しかも、かなり多くの車種・パーツ数の取扱いがあるらしい。
確かに最近FaceBookで繋がっている人たちがやたらアルファマジックのページに「いいね!」をしているのを知っていたので、興味を持って調べてみると、、、なんとカーくる編集部と同じ名古屋の会社ではないですか!しかもFacebbokのタイムラインを見ると、ミラフィオーリに遊びに来ていたとのこと。
これは一度取材を申し込まねば!と連絡を取ってみると、すぐに快諾のお返事をいただき、早速お話を伺ってきました。
アルファマジックに関して
【経緯】
アルファマジックはドイツのAlfa-Service社のパーツストックを日本で供給することを目的に2012年6月に設立。
ドルトムント郊外 Alfa-Service社
Alfa-Service社のオフイス外観
以前より個人レベルでの商品の取引はAlfa-Service社とは行っていたそうで、Alfa-Service社の日本市場拡大の意図とアルファマジックの、日本におけるパーツビジネス展開の意図が一致し、正式に契約を締結。
パーツのストックヤード1
Alfa-Service社とはほぼ独占的契約であり、使用しているコンテンツ(主にはウェブコンテンツ)をそのまま譲り受け日本向けにアレンジすることで、よりスピーディーに日本での商品提供を可能にしています。
パーツノストックヤード2
日本における顧客サービス
日本国内でのパーツ調達が高額であることは欧州車に乗る方ならどなたでも共通の認識です。
ヨーロッパやアメリカから個人的にパーツを輸入してる人も一部にはいらっしゃっると思います。ただ、アルファロメオなどのイタリア車にかかわらずやはり自動車のパーツは適合判断が難しい場合が多いのが個人輸入のネックです。当然ながら言葉の壁によるトラブルもあります。
パーツのストックヤード3(主に純正・OEMパーツ)
また旧車に関しては年代とパーツ形状・色などのマッチングが非常に困難であり、欠品があった場合、1つの海外の会社だけでなく今まで取引の無かった多くの会社に問い合わせなければならないというリスクもあります。さらには輸送時の様々なトラブルも同様にリスクとして存在しています。
それらの問題をワンストップで解決するため、アルファサービスは誕生しました。
パーツに関してウェブから指定できる場合はオーダー・決済いただければ欠品がない限り5~6日でお渡しできるシステムが確立されています。
パーツのストックヤード4(リビルトのエンジンブロック群)
自分の車との適合性などの不安がある場合はあらかじめ問合せをしていただければ、日本国内のエキスパートが的確にアドバイスをさせていただき、目当ての部品に辿りつくことが可能です。
しかもAlfa-Service社は自社製品だけではなくヨーロッパの複数の会社と契約しているため、取れないパーツはごく限られているということ。またウェブ掲載のパーツは90%以上を在庫しているとのこと。
Alfa-Service社のオフィス内風景
各商品の金額に関しても国内で調達した場合よりかなり安価に購入できる価格帯を設定しているのが嬉しいところですね。
また、商品はアルファロメオに関するものが中心ですが、フィアット、ランチアなどの新旧車種に関してもリクエストにより対応してくれるそうです。
旧車はもちろんのこと、比較的最近のアルファロメオのパーツなども正規のパーツリストから落ちてきているものがありますので、正にアルファマジックさんはオーナーさんにとっての救世主と言えるでしょう。
INFORMATION
アルファマジック
WEB
http://alfa-magic.jp/
Facebookは
こちらから
取扱車種
ジュリアスーパー/ジュリエッタ/アルファ145/ジュリアスプリント/GTジュニア/アルファ33
アルファGTV/スパイダー/アルファ75/アルファ156/アルファスッド
アルファ164/アルファ166/アルフェッタ/アルファRZ・SZ/アルファ147
アルファGTV/アルファ155/アルファ156/アルファGT/アルファ159/ブレラ 他
WEBでは図面とともに詳細な情報とパーツNo.が表示されていて、自分である程度マッチングができるようになっています。
カーくる編集部のGTVもディーラーではASSY交換と言われたドライブシャフトブーツがパーツ単位で入手可能でした。これは嬉しいですね。