交通事故ゼロを目指してつながる史上最大の社会実験・・・東京スマートドライバープレゼンツ TOKYO MIRAI JUNCTION はゴールデンウィークの5月5日に開催されました。
「交通事故ゼロ」なんていう大風呂敷を広げて大丈夫?という気持ちと裏腹になぜかワクワク感が大きかったりします。
まずはここ、早朝の首都高速・大橋ジャンクションから始まります。
ドーナツ型の大橋ジャンクションの穴の部分で、三代目ホメパト(褒めるパトカー)のお披露目です。
このホメパトのデザインは、BSフジの番組「東京会議」で公募したもの。そして見事採用されたのが、相川崇史さんのデザインです。
この日は審査員の松任谷正隆さんも駆けつけ、審査の経緯やポイントなどを説明してくれました。
「今回のホメパトのデザインは、シンプル・イズ・ザ・ベスト。本物のパトカーの黒の部分をピンクにしただけだけど、それがかえってインパクトがある。」
そして、何故かいつもより凛々しく見える東京スマートドライバー事務局から諸々のご説明。
「ホメパトの文字が ”HOMÉPATO” となっているのは、ホメを ”HOME” と書くとホームになっちゃうから」だそうな。でもフランス語っぽくて逆にいい感じ。
裏フォトセッションです。
このお二人は、トヨタとメルセデスの関係者です。このメーカーとインポーターの協力があったからこそ誕生した三代目ホメパトです。
さあ、出陣です!
こちらの秘密基地では、ホメパトを大量生産中。
このホメパトはこの後大活躍をします。
東京スマートドライバーのリーダーの鶴の一声で、みんな自己紹介。
この秘密基地に集まった方々は、東京スマートドライバーに賛同し、この日のために手弁当で全国から駆け付けてくれました。
チームでの参加もいます。こちらは早めのライト点灯で事故を減らそうという運動「おもいやりライト」
こちらは、女性ライダーチーム。スマートライダーですね。
いよいよ出陣です。
はい、ここは西銀座通り、銀座柳まつりの会場です。
騎馬隊もいますね。これからパレードです。
この日は、FM放送J-WAVEでもゴールデンウィークスペシャル番組として TOKYO MIRAI JUNCTION を一日生放送します。なんて大胆不敵!でも史上最大の社会実験ですからね。
そんな番組のレポーターとして、鈴木あきえさんが生中継にやってきました。携帯電話は中継のための放送機材です。
はっぴが似合う鈴木あきえさんと、「スマート・・・」
「ゴーーーーー!!!!」
なんと、ピーポくんが先導してくれます?ついに警視庁公認か?
拍子木で音頭を取り、みんなで掛け声「事故用心!」
ホメパトの着ぐるみ ぐるまを着て、横断幕とノボリを持ちながら、銀座の街を練り歩きました。
沿道からも一緒に「事故用心」の掛け声もかかりました。嬉しいですね。
さぁ、いよいよゴールです。
パレードが終わって、秘密基地へ戻る図。
一仕事終えて腹ごしらえ。
さて午後の部の大きなイベントは、首都高ドライブツアー。
普段何気に走っている首都高、東京へは来たことはあるけど首都高は走ったことがない、って人のための特別企画です。
箱崎JCTで裏ルートUターンをして首都高速にある信号機を見学したり、首都高のマニアックな説明を聞きながらドライブ。
そんな中、J-WAVEからは、首都高速お勧めベスト10が流れてきました。
これを選んだのは、大乗フェラーリ教でお馴染み清水草一さん。この日は首都高研究家という肩書でした。
ちなみに1位レインボーブリッジ、2位は中央環状品川線山手トンネル、3位は新富町ランプ先の幻の首都高用地でした。
そんなこんなで大黒PAへ向かうと、偶然ホメパトに遭遇。
このトヨタ86ホメパトは、このあと日産グローバル本社へ乱入したとか。
首都高ドライブツアーを終えて、満足げなみなさん。
「はとバスより面白い」「お金払ってもいいです」
これいい商売になるかも?
さて西銀座通りの、東京スマートドライバー・ブースでは、
「あなたのホメたい人・モノ・コト」ということでメッセージを書いていただきました。
みんな心の中には感謝の気持ちをもっているんですね。そうそう、その気持ちを文字で表したり言葉に出してみることで、もっともっと素敵な世の中になるはずです。
高知県の室戸出身のギターデュオIGOSSOの路上ライブも敢行。
集まった人々の心に、土佐弁の己の信念を貫くといった精神「いごっそう」がしみ渡ったひと時でした。
そして今度は、ギターをジョッキに持ち替え・・・
かんぱーい!
いやぁ、いい仕事をした後のビールは格別!
途中で、J-WAVEで放送をしていた東京スマートドライバー発起人の小山薫堂さんからビデオレターが。
なんと、こんなアニメを制作中とか。
心地よい疲労感とともに、一本〆でお開きとなりました。
大風呂敷を広げた史上最大の社会実験中、首都高速の事故発生は8件でした。
なんだゼロなんて無理だよな、というご指摘も聞こえてきそうですが、首都高の1日の平均事故件数は30件ですので、この活動の効果はきっとあったはず。根拠はないけど参加した人はみんなそう思ったはずです。
ジャンクション・・・車が合流したり分岐したり、ややもすると事故が発生し易いところですが、人のこころとこころが触れ合う場所になれば、未来はそんな悪くないはず。
それではジャンクションでお会いしましょう!