FIA世界ラリー選手権フォーラムエイト・ラリージャパン2025 振り返りパート2。
今回はシェイクダウン、SS1後に行われたFORUM8 Rally Japan Welcome Showの模様をお届けします。
昨年まで豊田スタジアム内で行われていたオープニングセレモニーは「FORUM8 Rally Japan Welcome Show」として豊田市駅前のメインストリートを閉鎖しての実施となりました。そのため観覧用チケットは不要となり誰もが世界選手権を彩る華やかなステージを間近で体験できるようになりました。
ヒストリック部門に出場するクラシックカーのパレードを皮切りにセレモニーに先立って行われるSS1鞍ケ池公園スーパースペシャルステージのパブリックビューイングを実施。
そして、イルミネーションに彩られた会場にSS1を走り終えたばかりのラリーカーが続々と会場にやってきました。
メインイベント前に世界を舞台にWRC2を戦うトップクルーらのインタビューを実施。イベント開始前から大盛り上がりです。
定刻となり、メインイベントのスタート。
544 6th Ave(ファイブフォー・フォー・シックス・アベニュー)のダンスパフォーマンスがオープニングを告げます。
「544 6th Ave」は、伝統的な笠と袴を身にまとい、日本の文化と革新的なスタイルを融合させたパフォーマンスが特徴の和風ダンスパフォーマンスチーム。2018年にNYでショーに出演することをきっかけに結成。2019年に行われたAPOLLO AMATURE NIGHT JAPAN にて優勝を果たし、本場NYでのAPOLLO THEATERにて日本人初のゲスト出演を果たしているということです。
会場が大勢の観客による熱気に包まれていく中、待ちに待った最高峰クラスを戦う3メーカー10台の入場の時間となりました。
Rally1のマニュファクチャラーチームのスタッフがメインストリートを歩いてパレードして駅前ロータリーに設置された特設ステージに登壇し、入場するラリーカーを出迎えました。10台の車両がメーカーごとに豊田市駅前をパレードランを行った後、駅前ストリートに設置されたグリッドにロックオン。
地元の小学生からお手紙と花束の贈呈のあとはVIPプログラム参加者やサプライヤーとメディア向けのグリッドウォークと同時にメディア向けにクルー・チーム首脳陣へインタビューをする公式セッション「ミートザクルー」がショーの一部として盛り込まれ、日本国内だけでなく世界中のメディアの仕事を間近で見れる貴重な機会となりました。
豊田スタジアムでのセレモニーでは客席とコースに距離がありファンとの交流が叶いませんでしたが、沿道とゼロ距離のため詰めかけたファンへサインや写真撮影などの交流もできる時間となりました。
ラリー1、ラリー2のクルーセッションが終了すると今度はラリー3やナショナルクラスのセッションへと移っていきます。
こちらの時間も多くのファンが残って見守っていました。
全てのセッションが終了すると競技車は順番に豊田スタジアムに用意されたパルクフェルメで車両保管となり、翌日からの本格的なラリー開始に備えます。