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2014年6月19日
浅間ヒルクライム2014 Report-Day2
witten by いーさん
6
去る6月14日15日の両日に長野県は浅間山 高峰高原にて浅間ヒルクライム2014が開催されました
すでにご紹介している
DAY.1
に引き続き、DAY.2の様子を カーくる編集部がレポートしたいと思います
今年は二日間共に天候に恵まれた浅間ヒルクライム
やはりこうしたイベントは天候によって成否が決まりますね
そういった意味では今年は100点満点です
浅間ヒルクライムに参戦した車両の中で唯一のフォルクスワーゲン
Scirocco もローダーで一夜を過ごして朝を迎えています
出走に向けて車両のメンテナンスは欠かせません
1956年製 JAGUAR XK140 OTS はホイールごと換装していました
浅間ヒルクライムの会場で見ると、なぜかサーキットで見るよりもバイク自身がリラックスして生き生きとして見えるのは気のせいでしょうか
HONDA RC213Vも日の光を浴びてきらめき、出走前にのんびりと日向ぼっこをしているかのようです
見るだけで惚れ惚れとしてしまうようなキャビンのこの車両
皆さんは車種がなんだか分かりますか?
そう、1965年製 JAGUAR E-Type Sr1 です
大変美しいボディフォルムを持つこのジャガーは、内装もピカピカに磨き上げられていました
ただ、残念ながら二日目の走行を前に出走取り止めととなってしまいました
こうした旧車達は無理をして出走することはありません
そうする事でこれらの車両たちの命が伸びるのです
浅間ヒルクライムの会場となっているASAMA2000のメインストリートは観客と出走前の車両でごった返しています
昨日のDay-1の様子を聞きつけた人達が多く集まり、大変な賑わいとなりました
9時を過ぎ、エントラントはドライバーズミーティングを終えてヒルクライムのスタート地点に向けて出発です
フォーミュラーカーもスタート地点に向かって動き出し、会場のギャラリーのテンションも上がります
レーシングサイドカーのLCR-F2-KUMANO も勇ましいエグゾーストを響かせながら走り出しました
ユニークなボディを持つSNAKE MOTORS 196RS は、シボレー コルベットC6をベースに製作されたワンオフのスポーツカー
しかも、この車両は映画監督・俳優として有名な北野武さんがオーダーした車両なのです
こんな貴重な車両も浅間ヒルクライムにはエントリーし、コースへ出るのを待っています
いざ出陣! 間もなくヒルクライムがスタートします!
カーくる編集部メンバーはヒルクライムデモ走行の最終地点、ASAMA2000の入口で車両の帰りを待つことにしました
そして30分後、最後のストレートを駆け下りてくる参加車両たち
PORSCHE 356B 1600 Super
著名な自動車評論家 吉田巧氏がドライビングし、最終カーブからの立ち上がりを見せてくれました
CHEVROLET
CORVETTE STINGRAY CONVERTIBLE
昨日のNEWコルベット コンバーチブルの発表の際にも活躍した車両です
RENAULT Alpine A110 1600SX
やはりこうした走行シーンがアルピーヌには最高に似合いますね
ABARTH
Rally 500 R3T
国内屈指のターマック使いとして知られるラリードライバー 眞貝選手がハンドルを握り
沿道のギャラリーを沸かせてくれました
LAMBORGHINI
COUNTACH ANNIVERSARY
言わずと知れたスーパーカーの代名詞であるカウンタックは、こうして走る姿を見るだけで感激してしまいます
Mclaren 650S
日本国内では4月に販売を開始したばかりのスーパーカーが浅間を走り抜けました
NISSAN
FAIRLADY Z S30Z
往年の名車が惚れ惚れするような咆哮を上げながら走る姿はギャラリーの心をつかみます
NOBLE P4がアルファロメオ Spider を従えて帰ってきました
こんな2台のランデブーを見られる機会は早々ありません
LCR-F2-KUMANO のライダーとパッセンジャーも3本のヒルクライムを走りきり、沿道のギャラリーに挨拶をしてくれました
拍手に包まれながらのこうしたパフォーマンスは、見る側にとっても嬉しいものです
HONDA S800 と ABARTH
750GT Zagato が並んで走って来ました
1950年代から1960年代にタイムスリップしたかのような感覚にさせてくれます
JAGUAR
D-Type Replica
低く構えた抑揚のあるボディ この時代のグランプリカーのデザインは本当に美しいですね
2日間 3回にわたって行われたヒルクライムデモ走行、大変な盛り上がりを見せて終了しました
一般公道であるチェリーパークラインを7kmにわたって封鎖し、20世紀を代表するスポーツカー、レーシングカーが走りぬけたこのイベントは、日本の公道封鎖イベントを牽引して今後も更に大きくなっていくと思われます
来年も開催されるのであれば、是非ギャラリーとして、そして出来る事であれば参加者として皆さんにも参加して欲しいと思います
そしてヒルクライムの後、会場ではギャラリーの同乗走行がジムカーナ場で開催されました
参加車両の熱い走りを見て興奮したギャラリーも、こうして同乗してみることでさらに車の楽しさを感じる事が出来ます
その頃、ASAMA2000の会場メインストリートは今年も多くの出展ブースで賑わっています
その中でもENDLESSブースはやはり一番人気です
ENDLESS LADYの會田ミナさん(左)と舞崎ひろえさん(右)は素敵な笑顔を会場に振りまいてくれました
やっぱりこうした華やかなブースがあるとイベントは盛り上がります!
ASAMA2000の会場奥では、来場者の胃袋を満たしてくれる出展者も軒を連ねます
肉やソーセージの焼ける煙やにおいが立ち昇り、ヒルクライム観戦を楽しんギャラリーは吸い込まれるようにその列に並んでいきます
富士宮やきそばや米沢牛の串焼きが大人気
水ingのブースでは、なんとGulf カラーの水ボトルが販売され、これが思いもよらず大人気となりました
そして今年は
15日に1Day イベントとして「PIAGGIO MEETING in Asama」も開催され、多くのライダーが集まって盛り上がりました
アプリリア、モト・グッツィ、ピアッジオ、ベスパなど、イタリアンバイクやスクーターを中心に数百台のバイクとライダーが集まり、二輪駐車場も満車御礼
素晴らしい天候に恵まれ、浅間山に集まったバイクたちも光り輝きます
バイクのイベントブースには銀座 Motorimoda も出展されており
6WheelsLifeを彩るアイテムを多く並べて会場でも人気のブースになっていました
全てのスケジュールを終え、二日間にわたった浅間ヒルクライムも終わりに近づいてきました
フェアウェルランチの後は表彰式です
二日間にわたって計測されたヒルクライムデモ走行のタイム差で順位が決まりました
表彰された皆さん、本当におめでとうございました
そして素晴らしいパフォーマンスをありがとうございました
表彰式が終わると会場のASAMA2000パークからの撤収が始まります
エントラントはそれぞれに参戦車両をローダーに載せて会場を後にしていきます
エントラントがそれぞれに帰路につく頃には会場の撤収も始まり、祭りの終わりを告げます
会場から退出する際にローダーや車から手を振り、会釈してスタッフとエントラントがにこやかに別れていきます
「ありがとうございました。また来年も」 そんな声が聞こえます
これまでの浅間ヒルクライムは天候に恵まれなかった事もあり、不完全燃焼だったエントラントも多かったのですが今年はそのような事もなく最高のヒルクライムイベントになりました
2日間にわたって開催された浅間ヒルクライム2014
公道封鎖元年となった今年は今後も長く語り継がれるでしょう
多くのエントラントの皆さん、ギャラリーの皆さん、スタッフの皆さんが協力したことによってとても素晴らしイベントとなりました
このように地元に根付き、多くのギャラリーが集まるイベントに育ちつつある浅間ヒルクライム
また来年、浅間山へカーくる編集部も何らかの形で参加させて頂くことをお約束させて頂き、会場で皆さんに会えることを楽しみにしています
浅間ヒルクライム 2014 - Report FIN
June 19,2014 Thu |
イベント取材
6
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