シトロエンから別ブランドとして独立した「DS」の正規ディーラー「DS STORE」が4月29日(土)に名古屋市瑞穂区にグランドオープンします。
それに先立って4月20日(木)に開催されたプレス・関係者向けのプレオープンイベントが開催されましたので取材に伺いました。
桜通線の瑞穂運動場西駅から徒歩約1分と、非常に交通の便が良く、交差点の角という目の付く場所に建っています。
遠目からも濃いグレーにDSのモチーフをあしらった看板が目を引くのですぐ分かります。
本国の重役によるテープカットで国内2番目となるDS STORE NAGOYAがオープン!なお、1店舗目は滋賀県とのことで、東名阪の大都市圏では名古屋が1番目となる重要な役割を担っています。
店舗の内外装のラグジュアリー雰囲気そのままに、レセプションパーティーが執り行われました。
ワインと春らしいフィンガーフードは見た目も味も一流で、DSの豪奢なイメージと重なります。
そして目に飛び込んできたのは初期のDS!
こちらは1958年のモデルで、初代が1955年生まれなのでほぼ初代モデルです。
保存状態がびっくりするくらい良いです。
しかもナンバーもあり公道も走れてしまうのだとか!
座ると体全体が包み込まれるようなシートで、まるでクッションのような気持ち良い座り心地です。これにハイドロニューマチック・システムと呼ばれるシトロエン独自のサスペンションが加わると、どんな走り味なんだろうと、DSに乗ったことの無い筆者は想像が膨らみます。
オレンジのシート色と外装の黒色のコントラストがとびきり華やかなこの1台、じっくりと見れば見るほど様々なところにデザインの神経が行き届いており、現代にある実用性ばかりを重視する車達に対するアンチテーゼのようなメッセージを感じました。
ハンドルを支える1本スポークが斬新で、今見てもモダンなデザイン。
夢中で写真を撮っていたらこちらの車両の手配をされた某K岡さんが「荷物たくさんあって大変でしょ」と、トランクで荷物を預かって頂けることになりました。
DSのトランクに荷物を入れるという大変貴重な写真まで撮らせていただだき、荷室の広さも確認することができました。
DSは1955年にフランス最大のモーターショーのパリ・サロンでデビュー以来約20年間、合計約145万台以上生産された名車中の名車。そのヘリテージを大切にしつつ、ブランドを再構築する「新DS」の今後が非常に楽しみです。
さて、今回この名古屋という地にDS STOREが誕生したのはDSブランドに適している都市200選に名古屋市が選ばれたからなのだそうです。
DSブランドは2015年にシトロエンから独立し、エレガントでラグジュアリーなブランドとして誕生しました。
フランスの高級車復活と言われる大注目のブランドです。
DSシリーズの最新作であるDS7はリノベーションとアバンギャルドの融合という野心的な1台なのだそうです。
さらに今後も1年に1つずつ新しいモデルを投入していく計画とのこと。毎年どんなモデルが出るか、今から楽しみです。
本国の重役による挨拶のあとは乾杯。
会場の奥には最新モデルのDS5が鎮座しています。こちらも初代DSに負けず劣らずのラグジュアリーな佇まいで、オーラを纏っている1台です。
インテリア、エクステリア共にプレミアムラインに相応しい仕立てとなっています。
メーター周りなどはまるで飛行機のコックピットのようなアヴァンギャルドなデザイン。
DS専用免許が必要ではないかとさえ思えますが、そんなところがファンのハートをくすぐるのでしょうね。
今回の展示は初代DSとDS5ですが、DS7のVRを特別に体験させてもらいました。
ゴーグルを装着するとそこはパリ…
そしてパリに佇むDS7。
運転席に座ってDS7のエクステリアをじっくり見たり、外に降りて外観をぐるぐる周って見たり、ワンタッチで色を変えてみたり。
一足先にDS7を満喫させて頂きました!
バーチャルで見たパリの街並みにぴったりの素敵な1台でした。これが近い将来、日本の、名古屋の街を走ることになると思うと、今からワクワクが止まりません。
お店の中にはDSをモチーフにしたアイテムの販売もあります。
こちらは納車記念やプレゼントに最適ですね。
最後まで楽しませて頂きありがとうございました。
グランドオープンは4月29日(土)です。
初代DSは期間限定の展示ですのでこの機会にぜひ足を運んで下さいませ。
こちらのスタッフさん達がお出迎えしてくださいます。
INFORMATION
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DS STORE NAGOYA
愛知県名古屋市瑞穂区瑞穂通6-34
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