チャンピオン、マルケスがザクセンリンクで優勝。チームメイトのダニ・ペドロサが3位表彰台。
・マルク・マルケスとダニ・ペドロサは、お互い5回の表彰台でシーズンの折り返し点を迎えた。彼らは今年最も頻繁に表彰台を獲得している。
・マルク・マルケスは、最高峰クラスで31勝目をあげ、エディ・ローソンに並んだ。
・ポールポジションからスタートし、マルケスは6周目にフォルダーに抜かれ、5周リードをゆずっただけだった。
マルク・マルケス
1st 40:59.525
とてもとてもうれしい。
前からタイトル争いで重要な時で、ザクセンリンクは僕らにとって重要なサーキットだと分かっていた。必要であればリスクを冒してでも勝つようにする場所だった。それで25ポイントを獲得し、夏休み前に選手権をリードできたことはうれしい。この勝利をニッキーと彼の家族に捧げたい。彼とはすばらしい時を過ごした友達だから、事故の後、こうすることを自分で決めていた。
レースはとても厳しかった。スタート前からダニとバトルになるだろうと思っていたけれど、実際は他のとても速い相手もいた。ジョナス(フォルダー)を見て初めは驚いた。他のライダーとの間にいると思っていた。でも実際にそこにいたのは彼だった。選手権争いはとても接近していて、4人が10ポイント以内にいるし、ダニもそんなに離れていない。誰にもチャンスがある。同じ精神状態を保って、同じように積極的に頑張るよ。今は何日か休みがあるけど、次戦のブルーノの準備をしたいのでそんなに休めないよ。
ダニ・ペドロサ
3rd + 11.546 sec.
表彰台を獲得できて充分満足している。今週末はあらゆる状況でうまく扱えて、とてもよく頑張れた。レースでは序盤は本当に良い感触だったし、マルクにもついていけていた。その後、リアタイヤのグリップがなくなり始めたけど、レースは長いし、グリップがなくなるのはいつものことだから問題ないと考えた。でもジョナスに抜かれ、彼についていこうとしたけれど、できなかった。うまくコントロールしようとしたけれど、タイヤがかなりスピニングを起こしていると感じたので、表彰台を目標にした。もう少し強い走りを期待したけれど、選手権争いで良いポイントを獲得できて前向きな結果だった。ポジティブに感じているし、レース後半をより堅実にするテストを2日間行う。