レプソル・ホンダチームのトニ・ボウは、今回のチェコGPで2位に入賞し、新たにさらなるアウトドア・タイトルを獲得した。トニ・ボウはこの分野の絶対的リーダーとして、11回のアウトドア選手権タイトル、11回のインドア選手権タイトルを持っている。
今回のラウンドでボウは複雑なレースを2位で終えた。この選手権の間、ボウはこれまでに今回の2位、7勝と1回の3位でポイントを集めた。
チームメイトのハイメ・ブストが3位で表彰台を獲得。総合順位も3位にした。藤波貴久は5位。チェコの冷たく湿った朝にスタートする最初のライダーの一人であるにもかかわらず、良いパフォーマンスで満たされた。
トライアル選手権第8戦最終戦は、来週末イタリアのアルコ・ディ・トレントで行われる。
トニ・ボウ 2位
今日は初めから複雑だった。レースに勝つために戦っているけど、それができなかった。それでも目標はタイトルを獲得することで、それができてうれしい。今日のような濡れた岩面は、バイクがうまく動いてくれなくて好きではないけれど、表彰台に向けて全てを出し切った。今シーズンはとても良かった。スペインGPで初勝利、アダム・ラガがポイントを失った日本で2勝、これが大きかった。アメリカでも2勝した。
藤波貴久 5位
トニの11回目のタイトル獲得をお祝いしたい。今日は簡単ではなく、良い結果を目指して戦いたかったけど、岩面がとても難しかった。ハイメも僕も最後にはとても接近して終わったけど、二人とも満足を感じていなかった。5位でフィニッシュしたけど、良くできたと思う。3位の可能性もあったけど、二つのミスをして逃してしまった。来週は総合4位に向けてもっと頑張るよ。
ハイメ・ブスト 3位
スタートがうまくいった。ポイントを稼げた。でもゾーンであまり快適さを感じていなかった。少しずつ減点を重ね、2ラップ目でいくつか順位を落とした。でも3位に入賞できた。これは選手権にとってとても重要なことだよ。