HRCテストライダーのケーシー・ストーナーが現在のモトGPクラス、ホンダRC213Vと、"MotoGP Production racer"をホンダの開発テストの一貫として栃木県ツインリンクもてぎでテストした。
ケーシー・ストーナーは予定されていたテスト日1日目の10月2日、悪天候のため乗ることができなかったが、3日は曇り空の下、予定通りに始められた。
午前中、ケーシーはRC213Vワークスマシンをテストした。そして午後からRC213Vをベースに開発されたProduction Racerをテストした。
彼は初めてテストしたモデルであるにもかかわらず、RC213Vにふさわしい、高いアベレージスピードでサーキットを周回した。ホンダは手頃な予算で2014年のモトGPクラスでのチームとライダーを編成することができるように、コース専用のProduction Racerを開発している。
現地時間15:45、悪天候によりまたもや終了になった。
ケーシー・ストーナー
不運なことに、このテストに天候が重要な役割を果たした。それで二日にかけてのテストが共有できなかったので少し欲求不満だよ。今日は全てをテストしようとしたけど、小さなコースでまた雨の恐れもあった。今のモデルから始めて、ベースとなるセッティングを探して、それからそこから動こうとした。それをしてみて、二つのシャーシのバリエーションがあり、僕の意見でいくつかの大きな変更と改良があった。
プロダクション・バイクも乗ってみたけど、予想以上に印象的だった。今のバイクと同じ感覚を持ったけど、パワーが足りないのとエンジンブレーキとシャーシで違う感覚だった。小さな改良でこのバイクは戦闘的になると思うし、次のテストを楽しみにしてるよ。全体的に良かったけど、忙しい日になった。