マレーシアGPでダニ・ペドロサが今シーズン3勝目を挙げた。チームメイトのマルク・マルケスが2位で2013年タイトルに近づいた。
ダニ・ペドロサがセパン・サーキットで行われた第15戦で完璧な勝利をした。レプソル・ホンダチームのライダーはマレーシアGPで完璧なレースをした。序盤から逃げて、マルク・マルケスの前でゴールした。この結果、ペドロサはホルヘ・ロレンソとの差を11ポイント差まで縮め、2位に近づいた。マルク・マルケスは43ポイントにリードを広げ、次週行われるオーストラリアでタイトル決定の可能性がある。
2列目からすばらしいスタートをし、ペドロサは第1コーナーまでに4人のライダーを抜き、ロレンソのすぐ後ろについた。4周目に同僚のスペイン人マルケスを抜き差を広げ、マルケスとは2秒以上の差でフィニッシュラインを越えた。2位には結局マルケス、彼は9周目以降ロレンソを離すまで彼と順位を争った。総合順位では298ポイントでマルケスがリードし、255ポイントのロレンソとは43ポイント、24ポイントのペドロサとは54ポイント差。
ちょうど7日以内にオーストラリアGPで、マルク・マルケスはモトGPのタイトルを決めるチャンスがある。
ダニ・ペドロサ
1st - 40:45.191
この勝利はとてもうれしい。とてもすばらしい日になった。
僕の今日のライディングレベルはとても良く、先週とは違って勝利することができた。先週はベッドに横たわり、動くのがきつかった。ここまで来れて勝てたのはすばらしい。チームのみんなに感謝したい。アラゴンでの事は非常に残念だった。なぜなら今日ここで勝てたと同様にチャンスがあったからだ。でもふり返っていることもできない。僕らは続けて最後のレースまで自分たちの形で維持しようとする必要がある。
マルク・マルケス
2nd at 2.757 sec.
この20ポイントはとても重要で、今日のレースの仕方には本当に満足している。僕はロレンソとバトルを楽しんで良かったけど、同時にダニが差を広げているのが見えた。やっとホルヘを抜いて、ダニとの距離を縮めようとした。でもそれをするのはとてもリスキーだと分かった。それでもとてもうれしい。