カタルニアGPでマルク・マルケスが2位、ダニ・ペドロサが3位で表彰台フィニッシュ。
カタルニアGPのレースはルイス・サロンの追悼で感動的な瞬間の静けさから始まり、マルク・マルケスとダニ・ペドロサがそれぞれ2位、3位で終えた興奮のレースで最高潮に達した。二人のレプソル・ホンダチームのライダーは、表彰台の上でレースの勝者バレンティーノ・ロッシと並んで、金曜日の練習走行中の事故で亡くなったサロンへの賛辞を送った。
レースのスタートでのオーバーテイクがあり、ロッシとマルケスが先頭に立ち、ペドロサがそのすぐ後ろに位置した。残り3周、マルケスが勝利を目指しプッシュしたが、ロッシと何度か順位を入れ替えたが、残り2周でミスをして2位となった。この結果、マルケスは125ポイントでタイトル争いのトップに立った。他のライダーとの衝突でレースを終えた2位のホルヘ・ロレンソとは10ポイント差。ペドロサは82ポイントで4位。
難しい週末のモトGPのパドックでの前向きな結末は、レース終了後のマルケスとロッシの握手だった。
マルク・マルケス
2nd + 2.652 sec.
全てのライダーにとって厳しい週末になったけど、最後には一緒にルイス・サロンに対して彼が受けるべき賛辞を送れたと思う。バレンティーノとの良いレースだった。気温が上がって少し苦しかった。決して調子は良くなかったので、適切なタイミングでオーバーテイクを試みようとできなかった。何度か危ないことがあり、ロレンソがレースを終えたことを知って、頭で順位を計算し始めた。最後には表彰台フィニッシュがタイトル争いに取ってポジティブな結果だと思った。二輪レースで重要なもう一つのことは、バレンティーノと握手をしたこと。たぶん週末だったし、そうすることが正しい状況だった。
ダニ・ペドロサ
3rd + 6.313 sec.
ポジティブなレースになった。より快適に感じたので、リアタイヤにインターメディエイトを選んだ。初めの何周かはタイヤをあまりすり減らさないようにしたので、レースの最後の追い込みまで良い状態を保つことができた。マーベリックとの最後の争いで前のグループと離れてしまったけど、良いレースで少しプッシュすることができた。最終ラップでは、リアタイヤはまったく使い物にならなかった。前線に戻って表彰台を獲得できたことがうれしい。ホームGPでそれができたけど、それとは別に難しい週末になった。ルイスの家族は僕らにレースを続けて欲しがっていたので、僕らは彼と彼の家族に全てを捧げた。ライダーとモトGPファミリー全体で静かな瞬間を迎えたときは、本当に感動的だった。