レプソル・ホンダチームのトニ・ボウが今週末に行われたアンドラGPで2日とも優勝した。藤波貴久は表彰台を獲得、ハイメ・ブストは2日とも4位だった。
2ラウンドで今週末に行われたトライアル世界選手権アンドラGPで、トニ・ボウがまた主役になった。レプソル・ホンダチームのライダー、トニ・ボウは2つの優勝を勝ち取り、タイトル争いのリードを17ポイントに延ばした。
チームメイトはこの週末は運が入り交じっていた。土曜日は藤波貴久が表彰台を獲得、ハイメ・ブストは4位、日曜日はバスク出身のブストが同じ4位を獲得、藤波は6位だった。この結果、日本人ライダー藤波貴久は選手権3位を維持、ブストは4位のままである。
次戦は次週フランスでチャンピオンシップが2戦行われる。
トニ・ボウ
完璧な週末だったのでとてもうれしい。去年のレースの後からここで勝ちたかった。2日ともそれを達成できて、とてもポジティブな気分だ。昨日(土曜日)の方が、ゾーンが複雑だった。そして今日(日曜日)は、乾いた路面でほんの少ししかポイントがなかった。タイトル争いにとって、とても前向きな週末だった。アダムはとても強いし、ここアンドラでは、いつも勝つことを難しくしてくれる。しっかり頑張ってタイトル争いで前に進めてくれたチームに感謝しなければならない。集中してこの線で続けていけるようにする必要がある。体力的には良くなってきていると感じる。
藤波貴久
昨日(土曜日)達成した表彰台はとても重要だった。この何ヶ月間しっかり頑張っていたことがこの結果につながったと思う。バイクはとても良く動いてくれてたし、3人のレプソル・ホンダのライダーが表彰台に向けて戦った。今日(日曜日)は、本当に良いスタートでポイントを獲得したけど、1ラップ目の最後で少し時間がかかって、ナーバスになってきて、とても簡単だったのに最後のゾーンを失敗した。2ラップ目はうまくいったけど、路面が乾いていてライバルも失敗しなかった。全体的にバイクの動きに満足している。チームが素晴らしい仕事をしてくれたので、感謝しなければならない。シーズン中盤、3位であることはとてもうれしい。
ハイメ・ブスト
昨日(土曜日)は良いスタートができなかったけど、レースが進むにつれ改善していった。2ラップ目いくつかのゾーンではうまくいったけど、最終ゾーンで少し止まってしまい、5ポイントのペナルティーを受けた。それで2ポイント足らず表彰台を逃した。今日(日曜日)は、序盤からいくつかのミスをして最悪のスタートだった。その後いくつか連続してゼロポイントで進んで、かなり勇気づけられた。ミスもしたけど、より多くのゼロを獲得して、とても良い感触で終われた。目指している表彰台がもうすぐだという確信を得られた。