初日はスペイン人のトニ・ボウが、二日目は藤波貴久が優勝。
チームメイトのハイメ・ブストは8位と4位でフィニッシュ。
レプソル・ホンダチームはトニ・ボウと藤波貴久の優勝で、シーズンで最も難しいトライアルの一つであるフランスGPを終えた。藤波は初日2位、ボウは2日目は3位で、二日とも表彰台を獲得、しかもボウは2日目激しいクラッシュの影響で、表彰台獲得まで順位を回復しなければならなかった。2日目ハイメ・ブストはトニ・ボウと同点だったが、表彰台を逃した。
金曜日と土曜日に会場のルルドには雨が降り、シーズンで最も厳しいレースの一つになった。レプソル・ホンダチームのトニ・ボウと藤波貴久が2つの勝利と2つの表彰台を分け合うラウンドになった。初日はボウが圧倒的な勝利を達成し、2日目は藤波の番になり、ルルドの表彰台の最も高い位置を獲得した。ハイメ・ブストは初日8位で終了し、2日目はボウと同じポイントで終了したが4位だった。
フランスGPを終えて、ボウが依然リード。2位のアダム・ラガとは20ポイント差。チームメイトの藤波貴久は3位、ハイメ・ブストは4位。
トニ・ボウ
今日(2日目)は序盤に失敗してあまり良いスタートではなかった。ポイントが低いトライアルで、難しかった。特にクラッシュしてバイクをぶつけてしまい、それまでのようにバイクが動かなくなってしまった。この問題を抱えなければならなかったけど、リカバーして最後まで守り抜くことができた。昨日も言ったけど、このようなレースでは何が起こるか分からない。今日は軽く10ポイントを失う可能性があったので、ほんの2ポイントで済んで良かった。タイトル争いで20ポイントのリードはあるけど、しっかり頑張らなければならない。
藤波貴久
夢のようだ!どうしたらいいのか分からない。序盤にトニが失敗し、アダムと共にトップに立った。ゾーンは乾いていて、みんなが良いものだと思っていた。他のライダーのポイントは分からなかった。ゾーン4でトニと一緒に違うラインに挑戦し、わずか1ポイントづつだった。素晴らしいチームの努力のおかげだ。うまくいったけど、2位と15ポイント差もあるとは知らなかった。優勝を目指していたのではなく、期待もしていなかった。表彰台を目指して戦っていただけで、今日は集中し、2004年シーズンのようだった。この優勝はギフトで、とても良いモチベーションになった。チーム、スポンサー、モンテッサ・ホンダ、HRCの信頼とサポートに感謝しなければならない。とてもとてもうれしい!
ハイメ・ブスト
今日は昨日より少しうまくいった。特に初めの2ラップはとてもうまくいった。どのようにするのがいいのか分からなかった。後で一時的に表彰台圏内にいたことに気づいた。でも、すべてがうまく行くわけではなく、最終ラップでばかばかしいミスをしてしまった。ゾーンは滑りやすかったけど、それで多くの失敗をしてしまったとは思っていない。表彰台に近づいていないと思った。次のラウンドでは近づけるようになりたい。