レプソル・ホンダチームのトニ・ボウが残り2ラウンドを残すのみとなったトライアル世界選手権でリードを31ポイントに延ばした。藤波貴久は両日ともに5位、ハイメ・ブストは土曜日は7位、日曜日は6位だった。
トニ・ボウはこの週末に行われたイギリスGPで2ラウンドともに優勝し、20連続タイトルに向かって次へのステップに進んだ。この結果、9月3日4日に行われるイタリアGPの2ラウンドを残すのみで、31ポイントのリードをしている。
チームメイトの藤波貴久とハイメ・ブストは土曜日は良い日にならなかったが、それぞれ5位と7位でフィニッシュした。しかし、日曜日は両者ともに回復し、5位と6位でフィニッシュした。
トニ・ボウ
この週末は良い感触で終われた。タイトル争いに関して重要なグランプリだった。確実に年初に掲げたタイトルを獲得するという目標を達成するのに重要なステップを踏んだ。でもいつも言っているように、最後まで戦わなければならない。今は休みをとって、イタリアにはまた強くなって戻ってくるよ。
藤波貴久
昨日の結果、表彰台フィニッシュを狙っていたけど、それにはかなり遠い位置で終わってしまった。1ラップ目、本当にうまくいったけど、2ラップ目は失敗から始まった。最終ラップでは全てのゾーンをゼロで進みたかったので、ナーバスになっていた。でもできなかった。前向きに考えたいのは、タイトル争いを見ると、カベスタニーとは14ポイント差があり、3位を守ることは可能であると言うことだ。イタリアでは全てを出し切るよ。
ハイメ・ブスト
今日(日曜日)はスタートがうまくいったけど、ゾーン2で足をぶつけてしまった。それから2ラップ目には5連続でミスをした。足を痛めたことは言い訳にはならない。他にも多く失敗したので。良いスタートをしたにもかかわらず、望む結果ではなく残念だった。