モトGPポイントリーダーのマルク・マルケスは、混沌としたフラッグ・トゥ・フラッグ(※)のレースで優勝し、タイトル争いでのリードを広げた。ダニ・ペドロサは6位でレースを終えた。
マルク・マルケスがドイツGPでの驚くべき走りで6年連続でのザクセンリンクでの優勝(125ccで1回、モト2で2回、モトGPで3回)をフラッグ・トゥ・フラッグのレースで連続優勝を7に延ばした。マルケスは序盤のウェットコンディションでのレース中、バイクの感触が良くなかったので、コースを膨らんで走行し、11位に順位を落とすミスをした直後にバイクを交換した。残り12周、トラックが乾き、マルケスはライバルたちより早く、18周目からすぐに立ち上がった。この結果シーズンの中間点で2位と48ポイント差になった。
チームメイトのダニ・ペドロサは6位に徐々に上がり、4周後にバイクを交換した後も順位をキープした。この結果、96ポイントで総合4位。
マルク・マルケス
今日は確実に、このサーキットでの自分のレースは終わったと思った。でも特にバレンティーノとホルヘがどのようにレースを終えたかを考慮に入れると、最後にはうまくいって、とても良い結果を出せた。今日はチームの働き方がとても良かった。彼らが僕がウオームアップでクラッシュした後に素晴らしい仕事をしてくれて、レースでは戦略が完璧だった。フラッグ・トゥ・フラッグでトラックコンディションがとてもデリケートな難しいレースだった。
レース序盤ではウェットコンディションで少し苦しかった。自分のライディングスタイルに対して間違ったフロントタイヤを選択してしまったけど、スリックに変えることができた。バイクを交換した後のラップは、乾いているコースがとても狭かったし、路面にかなり水があり、とても危なかった。バイクを交換するのを決めるのはいつもとても難しいし、多分僕らの交換はとても早かった。僕が2番目に交換したと思う。でも僕はチャンスを掴もうと決めて、それがうまくいった。しなければならない課題をもって、良い結果で最後のレースを終了して、シーズンの前半戦を終えたけど、後半に向けて良い準備をすることを忘れないようにしなければならない。
ダニ・ペドロサ
今日のウェットコンディションの中では、今朝のウオームアップのような、とても強い感覚はなかった。フロントにスーパーソフトタイヤを選んだけど、こんなに早く路面が乾くことを期待していなかった。安定したペースを保ち、ミスをしないように心がけた。残念ながら交換したバイクはドライでの感触はタイヤが暖まるまでベストではなかった。でも少なくても何人か抜いて6位でフィニッシュすることができた。もっと良い結果を出したかったけど、集中して来たるレースへの準備をしなければならない。