残り2周でのミスにより、マルク・マルケスはイギリスGPでの表彰台を逃した。ダニ・ペドロサは前向きなレースで5位。
イギリスGPはスリリングでスペクタクルなモトGPになった。マルク・マルケスは残り2周まで表彰台を争った。マルケスとチームメイトのダニ・ペドロサは、トップ5の下の方で、表彰台を逃した。カル・クラッチロー、バレンティーノ・ロッシ、アンドレア・イアンノーネ、マルク・マルケスとダニ・ペドロサからなるグループは、レース初勝利となったマーベリック・ビニャーレスの後ろに形成された。残り2周で2位のクラッチローをパスしようとして、マルケスは大きく膨らみ、ロッシとペドロサに順位を奪われた。ファイナル・ラップでマルケスはチームメイトのペドロサをオーバーテイクしたが、マルケスとペドロサは表彰台までほんの1秒足りなかった。
シーズンの2/3を消化して、マルケスが210ポイント、2位とは50ポイント差で依然リード。ペドロサは120ポイントで5位。
マルク・マルケス
4th at 5.992 sec.
今日は難しい日曜日の一つになった。前後のタイヤとも多くの選択肢があって、それは、レースの進め方がいっぱいあったから。多分フロントタイヤの選択を間違えたと分かった。でも、レースの前にはベストなものだと思った。レース中に一度ミスをして気づき、それからはその状況で最大限のことをしようと決めた。2位を争っている時にブレーキング時に膨らんでしまったのは残念だったけど、最後には状況を良い方向に修正した。4位でフィニッシュし、総合順位での差を3ポイントだけ失った。このことが僕らにとっては重要だ。
ダニ・ペドロサ
5th at 6.381 sec.
トラック・コンディションによって、全体的にチャレンジングな週末になった。いつも冷たく、時々雨が降り、まったく陽射しはなかった。アスファルトにラバーがまったく乗っていなくて、タイヤの良い感触を掴むのが難しかった。前後ともソフトというコンビネーションを選び、ファイナルラップまでに問題が出ることは分かっていたけど、ベストな選択だった。良かった点は、結果として少し前進したし、特にコーナーの進入での自信を少し取り戻せた。まだ改善する必要があるいくつかのことがあるけど、きちんとしたレースをして、それなりのタイムを記録した。ここから前向きに次戦に向けて残りの仕事に取り組みたい。