・レプソル・ホンダチーム、モトGP通算100勝目。ペドロサが16シーズン連続で少なくても1勝をあげた初めてのライダーになった。
・ダニ・ペドロサが1949年からの選手権の歴史の中で、3000回目のGPでの優勝者になった。
・ペドロサの優勝に続き、マルケスが2位に入り、シリーズリーダーに4ポイント差、ペドロサは10ポイント差。
・ペドロサとマルケスは、スペインGPのトップを守り、17周目には同タイム1:40.879を記録した。
・ダニ・ペドロサは今週末を支配し、練習走行の3/4でトップタイムを記録し、ポールポジションを獲得、ファステストラップを記録、レースでも優勝した。
マルク・マルケス
2nd, +6.136
ヘレスで2位になったことはうれしい。好きなコースの一つではないけれど、競争力があったし、とてもポジティブにハイレベルで戦うことができた。今回はダニが週末を通してウェットでもドライでも本当に速かった。僕らはセッション毎に少しずつ近づいたけど、彼のペースに合わせていくのは困難だった。彼にプレッシャーをかけようとプッシュを試みたけど、レース前からダニがここでとても強いことは知っていた。彼は今日のようにコンディションが暖かい時にとても良い。それに対して、僕にはフロントタイヤがソフトすぎた。今日はオプションのもう少しハードなタイヤを選ぶべきだったけど、それでさえ、僕にはソフトだったかも。レース中うまく扱って、プッシュしようとした。最後には何度かヤバイ瞬間もあったので、バレンティーノと、ビニャーレスがどこにいるのかチェックして、自身に言い聞かせた。「OK、2位でいいんだ」と。結果には満足している。トップと4ポイント差になって、選手権争いに戻れた。順位がとても近くなって、とても興味深いものになった。今までしてきたように働き続けなければならない。今日は母の日なので、母さんにこの良い結果を捧げたい。
ダニ・ペドロサ
1st, 45:26.827
家族、友達、そしてすばらしいファンの前で、大好きなコースのヘレスで勝てて本当にうれしい!
何年か前以上に、より自覚してこの感情をとても楽しんだ。週末ずっととても良い感覚だったし、チームがとても良く頑張ってくれたので、勝利をつかめたし、僕もみんなもとてもうれしい。スタート前から少し緊張していたけど、集中力を残し、良いスタートができた。今日はトラックコンディションが昨日より少し悪く、フロントタイヤがけっこう滑った。僕のお気に入りはミディアムだけれど、高い気温だったので、ハードタイヤを選んだ。ペースは多分ミディアムの方が速かっただろうけど、タイヤ選択には満足している。マルクがプッシュを始めた時、昨日の予選の時のように少しバトルが始まった。彼はとても速いことは知っているけど、彼とのギャップを維持しようと決めた。フロントグリップを失うとかして、ミスするのが簡単な状況だった。それで限界を上回らずに維持することが重要だった。それがうまくいって、素晴らしい週末になったし、このレベルを続けなければならない。3000回目のGPに勝てたこともまた、ミック・ドゥーハン(2000回目優勝者)やアンヘル・ニエト(1000回目優勝者)と並んで載ることは特別な名誉だよ。