レプソル・ホンダチームの二人は、マルケスがリードを広げ、ペドロサとともに最近の8レースで6表彰台を獲得し、第11戦オーストリアGPに挑む。
マルク・マルケスは、後半戦をトップでスタート、今シーズン最大のアドバンテージ(154ポイント、2位と14ポイント差)をもってオーストリアに到着。レプソル・ホンダチームの二人は、最近の8レース中6レースで表彰台を獲得。マルケスが3勝(アメリカズ、ドイツ、チェコ)、ペドロサが1勝(スペイン)している。今のコースでオーストリアGPが行われるのは4回目(1996, 1997, 2016, 2017)。レプソル・ホンダチームのライダーが初めの2回では優勝している(アレックス・クリビーレ、ミック・ドゥーハン)。
マルク・マルケス
レッドブル・リンクは少し苦しめられているけど、今年は違ったものになることを期待している。ブルーノもまたチャレンジングなコースだったけど、素晴らしい結果が出た。それでオーストリアに前向きな感覚で行ける。レース前のテストでバイクのセットアップを調整した。次戦の見方も観察した。それで加速が良くなり、ホイールスピンが減少した。もちろんいつものことだけど、ブレーキの良いレベルでの安定性が必要なのでチェックして、良い折衷案を見つけた。良い結果を出して、重要なポイントを獲得できるようにベストを尽くすよ。
ダニ・ペドロサ
レッドブル・リンクは新しいサーキットで、1回しかレースをしていなくて経験がない。去年は良いセットアップを見つけるのに苦労した。でも今年は良い結果が出せることを楽しみにしている。ブルーノでレース後の月曜日に良いテストをして、その時のセットアップでオーストリアGPが金曜日から始まる。セッション毎の明確な計画をもって、それを実行できるようにする。また天気を考慮しなくてはならないかもしれないので、どんな状況に対しても準備しなければならないし、この良い勢いを維持して集中したい。