レプソル・ホンダチームのトニ・ボウはイタリアでの今期最終戦で総合得点に新たな勝利を加えた。ハイメ・ブストは総合3位、藤波貴久は総合5位でシーズンを終えた。
トニ・ボウは18ポイントのペナルティ、27ポイントのペナルティを受けた2位のアダム・ラガを上回り優勝した。ボウは今シーズン10ラウンドで8勝。キャリア97勝目をあげた。
ハイメ・ブストは3位で終え、今シーズン6回目の表彰台、総合3位を獲得した。
藤波貴久は、10位でレースを終え、総合5位。アウトドア選手権20シーズンの間トップ5で今シーズンを終えた。
トニ・ボウ 優勝
とてもモチベーションが高く、良い感覚でスタートした。タイトルを獲得した後だけど、もう一度勝ちたかった。チェコでの結果が良かったけど、完全に満足はしていなかった。僕らはいろいろと変えて、それがとてもポジティブなものになった。それが良い感覚での素晴らしい勝利になった。今年すばらしい仕事をしてくれたチームに感謝している。イタリアでレースができることが好きだよ。観衆に感謝しているし、僕もその価値を以て良いレースができるようにしたい。
藤波貴久 10位
今日は良くなかった。20年連続トップ5で終えられたことは、とても良いし、とても重要なことだよ。誰もかつて成し得ていないことだから。でも今日はうまくいかなかった。最後の4レースがとても悪い状態で終わってしまった。ここでは最も悪い結果で終わってしまった。20年間トップ5になったことを祝福できない。でもそれが何がうまくいかなかったのか、来年何を変える必要があるか考えるのに役立つよ。
ハイメ・ブスト 3位
総合3位を獲得できたことはとてもうれしい。今日はスタートが良くなかったけど、前の方にいられると思った。トニの後ろで一日の進め方にも満足しているのでよく頑張ったと思う。3位になったことは分かったけど、良いレースでフィニッシュしたかった。来年はもっと良い成績になるように頑張るよ。