ダニ・ペドロサがバレンシアで今シーズン2勝目。マルク・マルケスは表彰台から6回目のタイトルを獲得しタイトルを保持。
レプソル・ホンダチームはダニ・ペドロサが優勝しチームタイトルを獲得。チャンピオンになったマルク・マルケスは表彰台を獲得した。
今回の優勝でペドロサはミック・ドゥーハンのGP54勝に並び、エディ・ローソンの最高峰クラス31勝に並んだ。
マルケスはヨハン・ザルコを抜いた後ターン1でクラッシュを避け、5位でコースに戻った。最終的には3位まで順位を上げた。
マルク・マルケス
「夢のようだ。『6回目のタイトル』は大きな言葉。今シーズンはとても良く働いたのでこの結果はとてもうれしいし、今日のレースはとても緊張したし興奮した。ミスをしたけど、今年一番のセーブをした。それから良いポジションでレースを終えるように頑張った。レースをフィニッシュできなかったドビツィオーソには今年とても頑張ってきたので残念に思う。彼はとてもすばらしいシーズンを送ったし、今日彼にも一緒に表彰台に上がって欲しかった。今年のキーは精神力だった。僕らの世界では、違った環境の中、前向きさとやる気を維持することがとても重要。シーズン序盤にいろんなことが起こったけど、それらのことを解決する方法を見つけてすべてがより良く進んだ。3つのタイトルを獲得したホンダとチーム全体をお祝いしたい。これは素晴らしいことだよ。シーズンファンの前で最終戦でタイトルを獲得したことはベストなことだし、本当に特別なこと。今はチームと家族でこのことを楽しみたい。それから来年に向けて動き始めようと思う。」
ダニ・ペドロサ
「勝利は勝利なのでとてもうれしい。これはとても厳しく戦った結果だよ。今日は良いスタートができたし、セットアップがとても良かったのでチャンスがあったので優勝できた。コースはフロントグリップが完璧ではなくて簡単ではなかった。実際レースで多くのクラッシュを見た。マルクがクラッシュを脱した時、すぐ後ろにいた。信じられなかった。スモーク、ノイズ、スピード…印象的だった。コースは限界があると気がついた。たぶんリアがフロントを押すグリップが多くあったからだろう。とにかく、フロントグリップに気を付けたけど、残り3周ではヨハンをパスするために何でもしてみようとした。ヨハンはコーナーでとても速かったけど、最終ラップでついにパスした。地元ファンの前で勝てたことはとてもうれしいし、この優勝を家族、友達、ファン、チームに捧げたかった。マルクがライダータイトルを獲得し、コンストラクター・タイトルとチーム・タイトルを獲得できたので、僕らにとってとても素晴らしい日になった。一つの場所でできたこともさらにすばらしい。」