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MotoGP - Indianapolis Grand Prix. Race

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レプソルライダーはシーズン7勝目を挙げ、チャンピオンシップ争いでもロレンソとの差を44ポイントと広げた。ダニ・ペドロサが2位に入賞してレプソル・ホンダの1-2を達成、ドビツィオーソは5位。
ケーシー・ストーナーは、6周目にダニ・ペドロサを抜き去った後レースを支配し、アメリカで3戦連続のシーズン7勝目を達成した。ペドロサも同時に表彰台に立ち、フランス・イギリスそしてチェコに続く今季4度目の1-2となった。レースを通して調子を上げ続けたアンドレア・ドビツィオーソは、4位に0.5秒遅れの5位でフィニッシュラインを通過した。

ケーシー・ストーナーは過去にインディアナポリスで好成績を残したことがなかったが、今シーズンは高い競争力を見せつけ、このアメリカでのレース後2位に44ポイント差をつけてチャンピオンシップをリードしている。レプソルライダーは、ペドロサの素晴らしいスタートをみると同時に、ロレンソにも追い抜かれた。
彼は3周目に2位を回復したが、その1周後、テレビカメラには映らなかったもののほとんど転倒しかけた。彼のRC212Vのフロントタイヤがコーナーでスライドしてステアリングがブロックされたが、アスファルトに接触していた左肘のおかげで転倒を免れた。その後彼は6周目にペドロサを捕まえることができ、レースをリードした。

その瞬間からストーナーは、ライバルたちにいかなるチャンスをも残さなかった。レプソルライダーはレコードペースでコンマ1秒ずつ差を広げていき、レース中のファステストラップを刻んだ20週目にはコースレコードを記録した。彼の背後でダニ・ペドロサもまた、最終的にはレプソル・ホンダチームのライダーに10秒以上も遅れて3位に入賞したベン・スピースに大きく差をつけ、2位のポジションを固めていた。

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アンドレア・ドビツィオーソにとっては苦しい展開のレースだった。彼は1周目6位でラインを通過し、その後5周目までニッキー・ヘイデンと争った。周回が進み、ヘイデンは少しアドバンテージを広げたが、コンスタントなペースをキープしたレプソルライダーは差を縮め、10周目に彼を抜き去った。しかし同じ周、ベン・スピースに抜かれて再度6位へと後退。1分40秒台のペースで安定して走り続けたドビツィオーソは、マルコ・シモンセリを捕まえることができ、彼を13周目にパス、さらにラップごとにホルヘ・ロレンソとの差を詰めていった。ヤマハのロレンソよりも速いペースで最終的に間近まで迫ったものの、ドビツィオーソは彼を抜くことはできなかった。

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ほんの少しの休息をはさんで、モトGPワールドチャンピオンシップは来週末にヨーロッパへ戻り、サンマリノグ・ランプリが行われる。


ダニ・ペドロサ 2位

いろんな意味で、今日の2位にとても満足している。昨日の予選後、ケーシーとの1秒の差を埋めるためにハードワークしなければならなかった。彼にそんなに離されるなんて、普通じゃないからね。

ブルノでクラッシュした後に2位でフィニッシュ出来たことは素晴らしいことだ。レースでのペースがケーシーほど速くなかったことは分かっていたけど、チームはとても良い仕事をしてくれた。フロントのフィーリングが良くなって、ケーシーとほんのコンマ3~4秒しか変わらない、良いリズムを見つけることができた。単独でタフなレースだったけど、自分のラップタイムに集中して最後にはベストラップを出せたので、自分とマシンのパフォーマンスに満足だ。


ブルノでクラッシュした後に20ポイント獲得できたのは悪くない。次のミサノではさらに先へ行きたい。


アンドレア・ドビツィオーソ 5位

ボクらの目標は表彰台獲得と、ロレンソとのポイント差を縮めることだったから今日の結果には満足できないけど、同時にポジティブにならないと。レースのファイナルラップでベストタイムの1分40秒1を出せたことはうれしい。

コースの難しさと気温が高かったことを考えると、このタイムは、終盤充分速かったことを示している。スタートが悪くヘイデンにブロックされ、それからベンと第4コーナーで接触して、タイムとポジションをロストしてしまった。その時から集中力を切らさないようにして、ラップが進むごとにポジションを回復できるペースが出せると気付いた。

レースはタフだろうと思ったけど、本当にそうだった。奇妙なことに最初からリアタイヤのグリップがなくて、特に序盤はフロントがひどく滑るようなフィーリングだった。でも、タイヤをベストな方法でマネージするために気持ちを切り替えて、コンディションに合わせてライディングスタイルを変え、コンスタントな走りをした。

ボクらはコンペティティブだ。ホームGPのミサノに、自信をもって臨むよ。


ケーシー・ストーナー 優勝

まあまあのスタートだったけど、第1コーナーではもう少しアグレッシブに行くべきだった。2コーナーに入ってダニがかなりハードにブレーキングしたときはまだブレーキが温まっていなかったので止まることが難しく、どうすることもできなかった。無事に1周目を終えることができてラッキーだった。

レースはタフだった。コンディションはとても暑く、コースは練習走行や予選の時よりも滑りやすかったので、どれくらいプッシュすべきかを知るのが難しかった。1度フロントが滑ってマシンが膝の上に落ちた時、ほとんど倒れそうになったけど何とか持ちこたえた。それからダニをパスし、何周かいいタイムを出してアドバンテージを広げた。

チャレンジングなコースコンディションでこの週末はすべてが本当にうまく運んだ。クルーは最高の仕事をして素晴らしいマシンを与えてくれた。彼らすべてにとても感謝している。


1. Casey Stoner (Repsol Honda Team) 46:52.786
2. Dani Pedrosa (Repsol Honda Team) +4.828
3. Ben Spies (Yamaha) +10.603
4. Jorge Lorenzo (Yamaha) +16.576
5. Andrea Dovizioso (Repsol Honda Team) +17.202


1. Casey Stoner (Repsol Honda Team) 243 points
2. Jorge Lorenzo (Yamaha) 199 points
3. Andrea Dovizioso (Repsol Honda Team) 174 points
4. Dani Pedrosa (Repsol Honda Team) 130 points
5. Ben Spies (Yamaha) 125 points






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