156が納車されてから13年10ヶ月ぶりにデルタに乗り換えました。
156に乗り換えたときもマニュアルエアコンからオートエアコン、2スピーカーから6スピーカーやリモコンロック、左右の電動ドアミラーなど一世代前の装備から快適装備が加わり、当時としては、特に不満もなく、今後追加でほしい装備というものもありませんでしたし、その後ほしくなるものも無いだろうと考えていました。
今現在強いてあれば良いと思う装備は電動で開閉するトランク、またはリアゲートでしょうか。
豪華装備は、例えば電動シートとメモリー機能もあれば「おお!いいねぇ」なんて感じたこともありますが、自分しか乗らないし、一度ポジションを決めれば普段動かすこともないシートポジション、特に電動である必要はないですし、トランスミッションはMT、ナビ不要、必要以上の電気仕掛けや、デザインをスポイルするような装備、バックソナーとか、ヘッドランプウォッシャーも無い方がバンパーは美しいと思いますし、アクティブサスペンションなど、故障の恐怖と交換には純正の高価な部品しか選択できない、壊れて困る装備は私にとっては不要です。
164の電動シートは、一番下まで下げてしまうとギアが硬く噛んで上がらなくなって困ったことが結構あります。
75ではヘッドランプウォッシャー用ポンプから水漏れが発生。ヘッドランプウォッシャーのノズルはデザイン的にも無い方がすっきりしますし、そもそもこのウォッシャー一度も使用することなくポンプが故障しました。その後水漏れにいたり、この機能を殺すことにしました。ヘッドランプウォッシャー用のボッシュ製ポンプは高価ですし、このポンプをつけないために、ウインドウとヘッドランプウォッシャー兼用タンクをウインドウウォッシャー専用のものに変更しました。
(写真があればわかりやすいのですが、デジカメが普及する前なので...)
当時日本に輸入された正規もの75にはヘッドランプウォッシャーが装備されていたので、ウインドウウォッシャー専用のタンクは在庫する必要のない部品なのですが、何故か当時のアルファロメオジャパン(確か)が在庫していました。しかも正確な値段は忘れましたが非常に安かったと記憶しております。
まあ古い人間だからでしょうか、あまりごちゃごちゃいらないですし、未だイタ車の電装品や樹脂製品などまだまだ信頼性が低いと思われるものは極力排除したいと考えてしまいます。
そんな中、デルタが納車される前にマニュアルを読みながら、ヒルホルダーシステムなる機能を発見、でもその時は、「へぇー」くらいで特に気に留めることはありませんでした。ところが、乗り始めてしばらくしてから比較的きつい上り坂の信号で停止した際、ブレーキを離してもそのままホールドされるではありませんか。何か変?その後しばらくして、マニュアルの記載事項を思い出し、「ああ、これがヒルホルダーシステムか」と、でも昔から坂道発進に不安や苦痛を感じたことがありませんので逆に半クラ維持のタイミングを間違えるとエンストしそうで戸惑います。私にとってはこの機能も不要です。
逆にマニュアルを読みながらああそんな機能があるのかと思ったのがレーンチェンジ用ウインカー機能、0.5秒以内でウインカーレバーを倒すを5回ウインカーが点滅しますとのこと。
これ使用すると結構便利です。一旦倒して戻す必要がありませんし、倒しきらなくても点滅の間ホールドする必要もありません。
今では、お気に入りの機能で、こちらの方がヒルホルダーシステムよりはるかに安価で単純でしょうが、有効な機能だと実感いたしております。