もうはるか昔になりますが、免許を取得して最初に乗った車は親父のお下がりでした。残念ながらラテン車でも欧州車でもありません。
でも親父が最初に乗った車はオースチンだったそうです。既に他界しており車種は聞きそびれてしまいましたが・・・
さて、その最初の車のスペックを並べてみると
エンジン:水冷3発3連キャブ2ストローク360cc 37ps
レイアウト:RR
サスペンション:フロントダブルウイシュボーンコイル
リアトレーリングアームコイルの四輪独立懸架
車高:120cm
トランスミッション:フロア4速マニュアル
定員:2+2で一応4名
デザインにはジウジアーロがかかわったそうです。直接デザインしたものではないようですが・・
計器類は、速度計、水温計、燃料計、タコメータ、アンメータ、時計の六連でタコメータは10,000rpmまで刻まれていました。
車高から想像できると思いますが、着座位置も低くゴーカートのようで時速60キロでもかなりの速度感を味わうことができました。ステアリングは滅茶苦茶クイックです。
それからバイクほどではありませんが2ストで高回転タイプですからある程度回さないと非力感は拭えませんね。
あと、RRですからボンネットの下がトランクということになりますが、スペアタイヤが鎮座して工具が入る程度のスペースだったと記憶します。
実質2名用で後部座席に荷物を載せることになりますので、道具としての実用性はほとんどありませんね。
車種はもうおわかりでしょうか?
このころはまだ特にラテンの車というわけでなく、欧州車全般に興味があり、BMWが一番ほしかったのですが・・