ダニ・ペドロサは勝利への能力を見せ、マルク・マルケスは攻撃的資質を見せ、世界選手権順位のトップ2に就いた。
日曜日にスペインGPが行われたヘレス・サーキットには111,259人の観客があふれた。彼らはレプソル・ホンダのダニ・ペドロサとマルク・マルケスが1-2を獲得したスリリングなレースの目撃者になった。2週間前のオースティンでの結果の逆で、若いチームメイトの前でペドロサが勝利者になった。マルケスは61ポイントで選手権争いのトップを守り、ペドロサは3ポイント差。
ダニ・ペドロサはスペインGPの序盤に激しく攻め、5周目にホルヘ・ロレンソを抜き、自身46勝目(125ccで8回、250ccで15回、MotoGPで23回)へ突き進んだ。彼はこれでGPレースの勝ち星は歴代7位になる。
最終ラップのマルケスを含む行為に議論が起こった。レース後半を通して勇気を持って奮闘した結果、残り半周でロレンソを捕らえた。よく考えずにマルケスはロレンソを抜こうとした。ターン6で失敗したチャンスは最終コーナーに絞られた。その最終コーナーでロレンソがはらんだ時に隙間を通って滑り込んだ。二人は接触したが、マルケスは2位をとり両者ともレースを終えた。
この結果、マルケスが61ポイントで世界選手権の順位でトップに立った。ペドロサが58ポイント、ロレンソが57で続く。
ライダーはテストのため、明日(6日)トラックに戻る。
ダニ・ペドロサ
1st - 45:17.632
すばらしいレースだった。タイヤが本当に限界で難しかったけど、うまくバイクに乗ることができた。そのためあまり激しくプッシュできなかったので、注意して乗らなければならなかった。レース中良いアドバンテージを維持できて、結果としてホームでのこの勝利につなげた。特にスタンドの全てのファンを見て、今年は多くの人がGPを見に来てくれてファンタスティックだ。また、母に母の日の感謝を送りたい。そしてチームのみんなに感謝したい。最高の日になった。
マルク・マルケス
2nd at 2.487 sec.
とても良いレースだった。最初から最後まで100%を出した。レース中いくつかの点で他のライダーよりもよく走れていると感じたけど、決してあきらめなかった。ロレンソにできるだけ近づいていこうとしたけど、とても難しかった。差をまったく縮めることができなかったけど、また彼を逃さないようにもした。とてもきついレースだった。もし1~2秒間があったら、少しはリラックスできただろう。リラックスはできなかったけど、とても良かった。
レース後半はファンにとっては本当に良かったと思う。レース中の事故だからホルヘには謝りたい。最終ラップに限界で走っている時に起こったこと。最も重要なことは両者ともレースを終えたということ。このことがこれで終わりになることを願っている。