レプソル・ホンダチームの二人は、ミサノでの激しいバトルの末、それぞれ2位と3位だった。
サンマリノGPはレプソル・ホンダチームの両雄が2位と3位になり、表彰台に立つという結末だった。マルク・マルケスとダニ・ペドロサはホルヘ・ロレンソが勝利した中、2位争いで激しいバトルを展開し、レースで注目の中心だった。レプソル・ホンダの両雄に関して、より良い順位を獲得し、ペドロサの前を行き、総合順位でリードしたのはマルケスだった。マルケスは253ポイント、34ポイント差の219ポイントでペドロサとロレンソが並んでいる。
ダニ・ペドロサはミサノでロケットスタートを決め、グリッドポジションから2つ順位を上げて2位になった。彼はロレンソの後につき、序盤マルケスの前だったが、後半はうまくいかなかった。マルケスは5周目にブレーキが遅れ、ふくらんだところをロッシに抜かれた。
モトGPルーキーはそれから根気強く走り、11周目にファステストラップをたたき出し、それから2周後にはロッシを抜いた。彼はその後3周ぐらいでペドロサを捕らえ、素早くチームメイトを抜いた。しかし、ペドロサはあきらめず、残り7周で彼をパスするために、マルケスに食らいついていた。マルケスは何周か後に優勢になることができた。2位で20ポイントを獲得するだけの差を広げた。
マルケスは総合順位のリードを維持、253ポイントでアラゴンに向かう。彼は2位で並ぶペドロサとロレンソとは34ポイント差。
ダニ・ペドロサ
3rd at 7.368 sec.
今日は全力を出した。できる限り走り、どのラップでも全てを出し切り、どのコーナーも完璧にこなそうとした。全体的に今回は僕らの週末ではなかった。なぜならGPの間中、リアタイヤにいろいろとグリップの問題があった。今日のレースではさらに目立つようになったので、もっと良い結果を出せなかった。
マルク・マルケス
2nd at 3.379 sec.
今日は20ポイントを取れて、レースの内容を考慮すると、すごい価値があると思う。レースのスタートでは気をつけなくてはならないと思っていたけど、二つのミスをして、その二つ目のミスでは多くの時間をロスした。恐らく、僕には少し経験が足りなかった。ルーキーシーズンだし、いくつかミスをするのが普通でしょう。タンクに燃料が満タン状態ではまったく快適ではなかった。中盤からだいぶよくなってきたと感じた。ロレンソが僕より5ポイント多く獲得しても、2位になれたことは良い結果だよ。僕らはダニより4ポイント多く取れたし。うれしいし、アラゴンへ強い気持ちをもってモチベーションを保てるよ。