レプソル・ホンダチームのトニ・ボウがドイツ・ゲフリースでのトライアル選手権で連日優勝。
チームメイトの藤波貴久とハイメ・ブストはミスで表彰台を逃したが総合順位で順位を上げた。
トニ・ボウがゲフリースで2日目とも優勝し、ドイツでのトライアル世界選手権を制した。ボウは土曜日も日曜日もライバルのアダム・ラガの前に出て、総合順位で11ポイントのアドバンテージを得ている。この週末の2勝で、ボウは今シーズン4勝目、3連勝になった。
チームメイトの藤波貴久とハイメ・ブストは交互に4位を獲得した。ミスをして表彰台を逃したが総合順位を上げた。藤波が74ポイントで3位、ブストが72ポイントで5位。
次戦は6月11日・12日にアンドラGPで行われる。
トニ・ボウ
1ラップ目でミスしたけど、2ラップには修正してとても良いラップになった。土曜日に全力を尽くしたので良い結果が得られたし、肩の痛みもなく快適に感じていた。このような展開が最後まで繰り返されるだろうから、今週の結果はタイトル争いで良い結果になった。今年はとても厳しくなりそうだ。
藤波貴久
今週末でもっとも良かったことは、選手権3位でドイツを去るということ。オープニングラップはひどい時間を過ごして、うまくいかなかった。クラッシュのせいか、バイクがひどく滑ったせいか分からない。後になって良くなってきた。そんなに悪かったのに5位になれたことを思うと、次戦ではもっと良いレースになることを期待するだけ。シーズンは長いけど、3位になったことは前向きにとらえたい。アンドラでも頑張るよ。
ハイメ・ブスト
今日はどのセクションでも落ち着いていた。このことはポジティブなことだけど、レース中多くのミスをした。2ラップ目の終わりに3位だと分かった時は驚いた。決してベストなライディングではなかったし、他のライダーたちもミスをしたので、時にはトップで周回しなくても良いこともあるんだと分かった。まだ学ぶことが多い。